マリカーとはマリオカートの略称です。マリオと言えば、任天堂の有名なキャラクターですよね?
マリオカートは、そのマリオが登場するレーシングゲームのことです。ゲーム好きな人は一度は友達と対戦したことがあるかもしれませんね!
最近、アメリカの10代の若者がマリオカートのゲーム内に出てくるスター状態(キャラクターが無敵な状態)の時のハイテンポなBGMを聴きながら、締め切りギリギリに宿題を終わらせた話が話題をよんでいます。
レースなどに使われるアップテンポな曲を聴くことで、「速く宿題を終わらせなくてはならない!」という急ぐ気持ちが芽生えてくるというのです。
普通、勉強に合いそうな曲と言えば、ローテンポのリラックスを促すような曲を聴きながら、集中できる勉強環境を作るだろうと誰もが考えるでしょう。
本当にイヤホンで音楽を聴きながらの勉強ははかどるのでしょうか?
もし勉強をする時に音楽を取り入れるとしたら、どんなジャンルの曲が良いのでしょうか?
音楽を聴きながら勉強するメリットとは?
①モチベーションを上げる効果
好きな音楽を聴くことで、高いモチベーションを保ちながら、勉強に取り組むことができます。医学的にも好きなことをすると、たしかにアドレナリンが出てかなり気持ちが上がると言われています。
アップテンポな曲や明るい感じの曲は、気持ちを盛り上げてくれるでしょう!自分の好きな曲を聴くことで勉強する時間が楽しみになりますね!
②リラックス効果
音楽を聴きながら勉強することにより、リラックス効果が生まれます。これは科学でも実証されている事実です。
ただし、曲によっては勉強中に眠くなってしまうことも考えられますので、ある程度の選曲が重要かもしれませんね!
アップテンポ過ぎず、ローテンポ過ぎない中間の曲を色々聴いて探すのも良いでしょう。
また、集中力が上がる、勉強の時に聴く曲というようなものも最近は販売されています。そのような曲を利用するのも良いと思います。
③集中力や記憶力を高める
リラックス効果やアルファー波を発生する曲は、集中力や記憶力を上げる効果があると言われています。
クラシック音楽やジャズなどの落ち着いた曲を聴けば、集中力や記憶力を上げることができ、スラスラと勉強が進むようになるかもしれません。
④外部の音を遮断し、勉強環境を作れる
生活音などの周りの音や人の話し声などを遮断することにより、集中力できる勉強環境を作ることができます。
この現象を音楽のマスキング効果と言います。音楽により、静かな環境を作り出すことで、勉強により力を入れることができるでしょう!
音楽を聴きながら勉強するデメリットとは?
①集中力を下げる
視覚と聴覚を同時に使うと、集中力が分散してしまう恐れがあります。
脳の処理能力が落ちれば、勉強効率は一気に落ちてしまいます
歌詞のある歌やアップテンポ過ぎる曲は勉強には合いません。
特に数学等の証明問題でじっくり問題に取り組みたい時や、大量の暗記をしなくてはならない時には音楽がないほうが良いでしょう。
だからといって、スローテンポ過ぎても眠くなってしまいますよね。
②音楽に体が慣れてしまう
いつも音楽を聴きながら勉強していると、体が慣れてしまい、モチベーションが上がりにくくなります。
慣らさないためには、いろいろジャンルの曲を取り入れるとよいかもしれません。テストや模試、入試には音楽が流れていません。
いつもその環境に慣れてしまっていると、いざ大事な時に集中できず、実力を発揮できないことも起こりえます。
小さく音楽をかける程度はいいかもしれませんが、あまりおすすめできません。
まとめ
音楽を聴きながら勉強するのは、賛否両論あると思います。ただ、やはりテストや模試、入試の当日の環境を考えると音楽がない方が勉強に集中できるのではないでしょうか。
テストや模試、入試にも対応できるように静かな環境に慣れることも重要になってきます。
デパートやレコード・CDを置いている販売店に行くと、勉強に集中できる曲のシリーズなど、勉強に良いとされる曲が収録されているものもあるので、そういったものを利用してみても良いと思います。
スマホなどで聴けるアプリや、インターネットで利用できるストリーミング再生などを使うのもありですね!もしかしたら、視聴もできるかもしれません。
初めは苦痛かもしれませんが、日々音楽を聴かない学習習慣を作り上げていけば、それが普通になるので、音楽のない状態でしっかりと勉強に取り組むのがベストです。勉強は毎日の習慣づけが大切です。
自分が一番集中できる環境を色々場所を変えたり、音楽を加えたりして、作っていきましょう。
音楽の有無に関わらず、自分に合った勉強方法や環境作りをしていくことの方がもっと重要なことです。