速読法とは、文章をできるだけ早く読む方法を指します。文章を読む速度を上げ、効率的に大量の本や資料などを読み切り、内容まで理解できます。もし速読法を習得できれば、短時間で効率よく大量の情報を頭に入れることができます。
近年、小中学校の教育課程が変わります。教科書内容は細分化され、内容も専門性を増しています。書かれている文章もかなり長いものになってきています。
そんな時代だからこそ、是非とも速読法を身に着けたいところですね!それでは、実際に速読法はどのように身に着けることができるのかを見ていきましょう!また、小学生のうちから速読法を身に着けることは、本当に勉強に有利になるのでしょうか?
小さい頃から速読法を取り入れるメリット、デメリットについても一緒に考えていきましょう!
速読トレーニングとは?
速読法を身に着けるためには、勉強と同じようにトレーニングをする必要があります。正しく練習して、毎日の学習に生かしていきましょう。
まず、速読を身に着けるためには視点トレーニングを行いましょう。視点トレーニングとは、読むもののできるだけ広い範囲を見て、目を鍛えましょう。
視点を素早く上下に動かすトレーニングも有効的です。文章をじっくり読まずに、要点やポイントだけを拾う練習をしてきましょう。
文章の漢字や接続詞などに注目してみてください。
速読が身につくツールとは?
インターネットには「たった2週間で速読術が身につく方法!」などの広告がよく載っていますが、ちょっとうさんくさいですよね?
ネットだと高額請求されたり、詐欺被害に遭う場合なども想定されますので、本やスマホの信頼できるサイトのアプリなどを使ってみるとよいですよ!
自分の使いやすいものから試してみてくださいね!
速読法が身につくおすすめの本は2冊あります。
・『頭の回転が3倍速くなる!速読トレーニング』
・『1日が27時間になる!速読ドリル徹底理解編』
初心者でも安心して速読トレーニングができます。また練習問題などもあるので、より実践的に速読を学べますよ!
速読法が身につくおすすめのアプリも2つあります。アプリですと電車移動などの隙間時間に、少しずつでも取り組んでいくことが可能です。
是非参考にしてみてくださいね!
・速読術―sokudoku
20個以上のエクササイズがあり、読む速度や記憶力の向上が期待できます。
・瞬間速読
名作小説を読みながら、速読法を身に着けられます。重要語句が画面にどんどん表示されますので、かなり使い勝手が良い仕様になっています。
小学生から速読を始めると良い?
最近、小中学生の集中力低下が問題として取り上げられることが多くなっています。テレビゲームやスマートフォンの使用などが当たり前に生活に入ってきている時代であるという影響は大変大きいと感じます。
集中力不足を補うためにも、幼少期からの速読は有効的です。速読はポイントや用語に注目しながら読むので、集中力もつきやすくなります。
小学生に速読トレーニングをやらせるメリットは、できるだけ早い段階で身に着けさせたほうが吸収力が速いからです。
これは、幼少期から英語に触れさせる機会を多く作っていくような教育の考え方と同じです。速読は文字に対する脳の認識速度を上げ、処理能力を速くできるようにするためのトレーニングです。
将来的な高校受験や大学受験などの受験勉強や定期テストなどで、本から得た知識を自分で考える習慣をつけるためのベースになります。
しかし、デメリットは正しい速読法を身に着けないとただの飛ばし読みになっうてしまったり、内容を理解していないまま読み進めてしまうことにもなりかねません。そういった意味で注意が必要になります。
また、速読法を身に着けるためには反復演習が必要になります。中学生は大丈夫だと思いますが、小学生だとゲームや遊び的な要素を取り入れたり、飽きさせない仕組みを考えないと途中で放り投げています可能性があります。
どのぐらい速読トレーニングをやればいいの?
小学生の速読は1日7分が適当とされています。小学生の集中できる時間は個人によっても異なりますが、約10分とされています。
長時間の速読をやらせると、早く終わらないかソワソワし出したり、ゲームや友達との遊びなど他のことが気になり出します。ですから、7分ぐらいがベストなのです。
それを毎日続けていくことが、速読法を身に着けることにつながってきます。
また、速読をやる時間を毎日しっかり決めましょう!学校に行く前、学校から帰宅してすぐ、勉強の合間の時間を利用して、寝る前になどその子のライフスタイルに合わせて決めるとよいです。
時間が決まっていれば、事前に心構えもできますので、集中して速読を学べますよね!速読は定着するまであきらめず、長期間続けることが大切ですよ!