高校入試は受験結果が出るまで分かりません。
第一志望校のために一生懸命勉強をしても、実力があと一歩及ばず、不合格になって落ちてしまうこともあります。
受験はいつも成功とは限らない!
不合格を聞いた時のショックはかなり大きいと思いますが、長い人生の上で見れば、あまり大きなことではありません。
その場で立ち止まり、いつまでもくよくよ悩んでいてはいけないのです。気持ちの切替をして、前向きに高校生活に取り組むべきです。
それでは、入試に失敗してしまった場合、どのように気持ちを切り替えていけばいいのかを一緒に考えていきましょう!
高校受験は大学入試への通過点
「高校入試では第一志望校に合格できなかった。だから今度の大学入試こそ成功させてやろう!」
とそんな前向きなパワーに変えていきましょう!
高校入試の不合格をもらった時は、「今までやってきたことは無駄だったのではないか?」と疑心暗鬼に陥ることもあると思います。
でも、気持ちを切り替えることで、進学する予定の高校でも素敵な高校生活が待っています。
文化祭や体育祭などの学校行事、部活動、委員会活動、友人や先生との関係など、たくさんの出来事が高校生活には待ち受けています。沈んだ気持ちを奮い立たせることで、もっと明るい未来がやってきます。
何事もそうですが、失敗した時は失敗したことを悔やむのではなく、もう一度今まで自分がやってきたプロセスを振り返るべきです。
なぜダメだったのかを分析し、次のステップに活かすための原動力にしていくことこそが、次のステップへの成功の懸け橋となります。
気持ちの切替方法とは?
何事もそうですが、一度落ち込んでしまった気持ちを切り替えるのには少し時間がかかります。
高校入試が初めての受験の人は、高校受験で落ちたことにかなりショックを受けることでしょう。
落ち込んだ時には、両親や兄弟、姉妹、友人などに話を聞いてもらい、何か気持ちを切り替えられるようなアドバイスをもらうといいかもしれません。
また、好きなお菓子やケーキ、食べ物などを食べるのも受験ストレスを発散することになると思います。
一旦受験から離れて、ディズニーランドやユニバーサルスタジオなどテーマパークで、ジェットコースターに乗るなどして発散するのも1つの方法だと思います。
明るい話の映画やDVDなどを見るのもいいでしょうし、逆に感動のストーリーを見て涙で受験のストレスを洗い流してしまうのも1つの方法です。
長い受験生生活を頑張ってきたご褒美に自分を甘やかしてあげましょう!
子どもが第一志望校に落ちた時の親の接し方とは?
第一志望校に落ちた時には、頑張って来た本人が一番傷つき、ショックを受けています。それを応援して支えてきた、ご両親のショックも大きいことだと思います。
でも、親があからさまにガッカリするのは、さらに子どもを失望させることになりかねません。
子どもの様子をよく観察し、子どもが求めている対応や対処法をとるように心がけていきましょう!子どもが話を聞いてもらいたそうな時には、いろいろ話を聞いてあげるのもいいでしょう。
また、沈んでいる気持ちが見える時には、そっと優しく声をかけてあげましょう。初めは沈むことが多かった子どもも、正しい対処法をとって接していくことで、自分で立ち直ってきます。
受験で頑張った課程をしっかりほめてあげることも重要です。
「大学入試のために新しい学校で頑張ってね!」とか「受験期にはよく頑張ったから、次は成功するよ!」と励ましや労いの言葉を自然にかけてあげるのもいいですね!
言霊という言葉がある通り、いい言葉を浴びせてもらっていると、人はどんどんいい方向に物事が進んでいくそうですよ!
一校も高校に受からなかった場合は?
受験に失敗しても、私立の滑り止めの高校が決まっている時は進学先が決まっているので安心です。
しかし、全て落ちてしまって、どこも行く高校がないという場合もありえます。
その時には公立高校の2次募集や、定員割れしていてまだ募集を行っている学校、通信制の学校なども視野に入れなくてはなりません。
義務教育ではありませんが、今は高校までは卒業しなくてはならないので、色々探しましょう。
1次募集から2次募集まではあまり時間がありませんから、できるだけの情報をホームページや資料請求などで集め、定員数や通学距離なども視野に入れて考えていきましょう!
まとめ
高校入試で失敗しないためには、早くからの学習計画の実践と、しっかりとした併願作戦が必要になります。
高校受験に失敗する人の特徴をまとめてみると、大体高望みで志望校を上げている場合などの自分のレベルに見合っていない併願作戦を立てている場合が多いです。
事前に進路相談の時に、学校の先生や塾の先生などとよく話し合って決めることをおすすめします。
もし、高校受験に失敗してしまった場合には、自分の気持ちが明るく前向きになれるような対処法を自分なりに探してみてくださいね!