小学生の時とは違って、中学では定期テストというものがあります。
小学校の時には単元別のテストが、教科書の単元が終了したごとに行われていましたが、中学校の定期テストは一味違います。
中学入学!初の定期テスト!
中学校の定期テストは、年に数回あります。北海道では一般的に5回のところも多いのですが、 札幌の公立中学校は3学期制で、学期末に定期テストを行うので、年に3回定期テストが実施されるというわけです。
ただし、学校によってテスト回数が異なる場合もあるので確認しておきましょう。
範囲も単元ごとではなく、何単元かまとめての範囲が事前に渡され、その範囲を自分で網羅するのです。
その場だけの勉強では追いつかない仕組みになっています。中間テスト、期末テストで慌てないために、しっかり事前準備を行っていきましょう!
それでは、北海道ではいつ中間テスト、期末テストが行われるのでしょうか?
北海道の公立中学校のテスト期間はいつ?
多少その公立中学校ごとに期間には誤差がありますが、大体同じ時期に定期テストが行われます。
通常定期テストは年5回学期ごとにあるのが普通ですが、少し北海道はテストの時期が異なっていますので、注意してくださいね!
1学期中間テストは6月頃、副教科のテストが8月頃、2学期中間テストは11月頃、2月頃には学年末テスト+副教科テストがあります。
北海道の場合は年3回になります。定期テストには主要5科目と副教科があります。
主要5科目というのは、国語、数学、理科、社会、英語のことです。
副教科というのは、主要5科目以外の美術、技術・家庭科、保健体育、音楽の実技4教科を指します。
中学校1年生の中間テストは範囲も狭く、前にゴールデンウィークなどの長期休みもあるので対策もしやすく、比較的点数が取りやすいと思います。
11月頃の期末テストや2月頃の学年末テストは、中間のように歯にが狭くないので、かなり範囲が広く、テスト対策も大変になることが予想されます。
日々の予習復習を怠らず、どのぐらい事前からテスト対策に取り組んだかが問題になるのです。
事前準備とはどのような勉強が必要なのでしょうか?
主要5科目の定期テストの勉強方法とは?
いざ定期テストの勉強をしようとしても勉強方法が分からないのではどうしようもできないですよね?
まずは5科目全てに言えることですが、勉強するものを揃えましょう。教科書、学校で配布されているワークや問題集、授業で取ったノート、先生から配布されたプリントなどです。
学校の授業で取り扱ったものは全てテストに出題されてもおかしくないと思っていて、間違いありません。
学校で配布されたワークや問題集は、テスト前に提出をする学校が多いですが、提出物としてやるだけでなく、2回~3回繰り返して解きましょう。
提出前にノートに1度全部やる、もしくはワークや問題集をコピーしておいてやるのもいいでしょう。
英単語、漢字、古文単語、理科・社会の用語などの暗記物は、毎日コツコツノートに書いたり、声に出して読んだりして覚えていきましょう!
暗記物は人間の五感を使って覚えるのが、1番記憶に残りやすいですよ!
中学の定期テストは高校入試につながっている?
中学校3年間の学年末評定と授業態度、提出物をきちんと出しているかなどの平常点と加えられ、高校の内申点につながります。
「高校入試は当日の学力検査と内申点で決まるのです。高校入試なんて、中学校3年生になってから勉強すればいいや!」
それでは遅いのです。
中学校1年生から習った内容を予習復習をしっかり行い、定期テストの点数を上げておくことが将来の高校選びにつながることなのです。
内申点には5科目以外にも、副教科の4科目の評定も当然入ってきます。
その都度、その都度の定期テストで点数を上げていけるようにしていきましょう!
内申点とは?内申点を上げる具体的な方法を伝授します!
中学校1年生後半から中学校3年生のテストは要注意!
当たり前の話かもしれませんが、中学校1年生の中間テストでは習った場所がかなり少ないので、テスト範囲も当然狭くなります。
中学校2年生、中学校3年生になると、各科目の学習の難易度もグッと上がり、以前習った内容の復習や、入試などで頻出である応用問題などが取り入れられてきます。
付け焼刃のテスト対策では到底太刀打ちできません。一人で学習が難しい場合は、学習塾や家庭教師などを検討するのも良いと思います。
特に中学校2年生の内容では、得意分野や苦手分野が明確になってくる時期です。苦手分野はなかなか一人では克服するのは難しいはずです。
なぜなら、今までの復習しなくてはならないところが膨大過ぎて、どこが苦手なのかを把握するのはプロの手を借りないと分からないことが多いからです。
塾の先生や家庭教師の先生に、自分はどこが苦手でそれを克服するにはどうすればいいのかのプランを作ってもらいましょう!
まずは自分のレベルチェックをして、苦手分野をしっかり割り出すことが大切です。自分の苦手分野が分かると、どこを勉強すればいいのかが自分で分かるようになります。