中学校3年間は、長いようで短いです。
この間入学したと思ったら、部活や行事、定期テストの勉強が忙しいうちにあっという間に受験生になってしまいます。
中学校3年生になって、「いざ進路を決めよう!」と言ってもなかなか一筋縄ではいかないと思います。
「受験まであと3年あるから大丈夫!」は大間違い!
中3になってから進路を決めようとすると、受験勉強をしなくてはなりませんし、なかなか高校選びにゆっくり時間をかけることができなくなります。
最終的には自分の学力レベルだけで志望校を決めてしまうことにもなりかねません。
短い中学校生活で、少しでも早く家族で高校受験を意識して取り組んでおくことが、最大のアドバンテージになります。
いきなり高校見学というのも抵抗がありますし、「まだ目標校が決まっていないのにどこに行っていいか分からない。」と思いますので、まずは本や受験雑誌から情報を集めてみましょう!
どんな雑誌を購入すればいいのか?
北海道での高校受験や進学を希望しているのであれば、この2冊は必ず購入しておきましょう!
それは、『北海道高校ガイドブック』と『道新受験情報』の2冊です。
どちらも税込1650円、880円とかなりリーズナブルな受験情報誌です。
北海道高校ガイドブック
直近の2020年度版の『北海道高校ガイドブック』には、以下のような内容が載っています。
- 制服コレクション
- 在校生の声
- 受験最前線2020
- 本気で考える志望校選び
- 入試制度完全マニュアル
- 勝利をつかめ!入試徹底攻略
- 私学の学費について
- 海外で学ぶ
- 部活動&学校行事スライドショー
- 各種データ掲載
道新受験情報
また、『道新受験情報』には、以下のような内容が載っています。
- 入試難易度ランキング
- 大学合格者数
- 職業学科・総合学科の紹介
- 部活動紹介
その年の最新版を買えば、受験生が欲しいと思うような情報が盛りだくさん載っていること間違いなしです。
まずは家族で通学範囲にどんな学校があるのかを調べてみましょう!
先輩やいとこや親戚などが通っている学校などから調べてみても良いですよ!
高校選びはどうしたらいい?
受験情報誌を手に入れたら、まず高校を選ぶ際に自分がどんな点を重視しているか紙に書きだしてから調べて、メモをとり、比較してみると分かりやすいと思います。
もしくは、受験情報誌の気になったページにマーカーで印をつけたり、付箋を貼っていくのも良い方法です。
高校の選び方は人によってさまざまですが、以下のようなポイントで選んでください。
- 大学進学率や就職率(高校卒業後の進路)
- 私立か公立か
- 学校の設備や建物
- 高校の先生や生徒の様子や口コミ
- 文化祭、体育祭などの学校行事の様子
- 制服が学ランかブレザーか(女子ならば、セーラー服かブレザーか)
- 自分の実力とのレベル差
- 学費が高いか安いか
- 海外への留学や修学旅行があるか
おおよそ、ポイントとなりそうなものを挙げてみました。
公立を3校、私立を3校ぐらい絞って考えてみると良いでしょう。
受験雑誌で調べたその後は?
受験雑誌で調べたその後は、次はインターネットの高校のホームページなどでさらに詳しく調べてみましょう。
今はコロナ禍でオープンキャンパスや相談会などができない学校が多いので、動画などでオープンキャンパスができたり、学校や生徒の様子が分かるホームページもあります。
その学校のパンフレットをいくつか資料請求してみましょう。
受験雑誌には載っていなかった教育カリキュラムや教育方針なども、さらに詳しく載っているはずです。
コロナが落ち着いてから、休みの日に両親と一緒に外からでも良いので、学校見学をしてきましょう。
やはり実際に足を運んだ方が、雑誌やインターネットの情報よりその学校の雰囲気を味わえますし、もしこの高校に入学したらを想定し、入学後のことが想像しやすくなる利点もあると思います。
また、文化祭や体育祭で一般公開されているところもあるので、行事などに外部の人でも参加可能な場合はそれに参加してみるのも良いですね!
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まとめ
今年は特にコロナ禍で、高校入試も大学入試も色々変更点がありました。
また、高校選びや大学選びをする人にとっても、実際に足を運べる機会がほとんどなく、志望校選びも大変だったのではないでしょうか?
受験情報誌を早いちから買っておけば、全部ではないですが、どの高校が志望校になりうるのかという目星をつけることができます。
全く情報がなくて選ぶのと、ある程度情報があって選ぶのでは、情報がある方が他の高校とも比較しやすく、志望校を絞りやすくもなるのです。
中学入学仕立ての頃は、あまり中学校生活も忙しくないので、実はその時がチャンスなのです。
両親と一緒に家族で高校選びをすることで、コミュニケーションも深まり、受験期でも色々相談しやすくなると思いますよ!
『北海道高校ガイドブック』と『道新受験情報』の2冊を揃えるところから始めていきましょう!