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【迷ったらこれ!】中学生の読書におすすめな本を紹介!

中学生の皆さんは読書をしているでしょうか?あまり活字を読むのが得意ではないという人も増えているかもしれませんが、読書にはたくさんのメリットがあります。

中学生では学校によっては朝に読書の時間が設けられていたり、読書感想文を提出しないといけないという時に本選びに悩んでしまうかもしれません。

そこで、この記事では中学生が読む本としておすすめの本を紹介していきます。

中学生におすすめの本

中学生で読書の習慣を身につけておくと、大人になった時にもスラスラと本を読むことができるので、本を読む楽しさを知って欲しいと思います。

それでは早速おすすめの本を紹介していきます。

宗田理『ぼくらの七日間戦争』

明日から夏休みという日、東京下町にある中学校の1年2組男子全員が姿を消した。事故?集団誘拐?じつは彼らは廃工場に立てこもり、ここを解放区として、大人たちへの“叛乱”を起こしたのだった!女子生徒たちとの奇想天外な大作戦に、本物の誘拐事件がからまり、大人たちは大混乱…息もつかせぬ大傑作エンタテインメント!「ぼくら」シリーズの大ベストセラー

こちらは1985年に刊行されており、今でも大人気の小説です。登場人物が多くて所々読み返す部分があるかもしれませんがストーリーがとても秀逸です。

大人と子供という対立という構図がストレートに中学生という自分自身にも重なり、夢中になる本と言えるでしょう。

朝井リョウ『時をかけるゆとり』

就活生の群像『何者』で戦後最年少の直木賞受賞者となった著者。この初エッセイ集では、天与の観察眼を駆使し、上京の日々、バイト、夏休み、就活そして社会人生活について綴る。「ゆとり世代」が「ゆとり世代」を見た、切なさとおかしみが炸裂する23編。『学生時代にやらなくてもいい20のこと』改題。”圧倒的に無意味な読書体験”があなたを待っている!? 

こちらは『桐島、部活やめるってよ』でデビュー、『何者』で直木賞を当時23歳dえ最年少受賞した作家・朝井リョウさんの学生生活を綴ったエッセイです。

等身大の学生の日常が描かれており、中学生にとって親しみやすい、共感できるエピソードで近い将来の期待も膨らますことができる内容を、彼の文才で面白く描かれているのでスラスラ読むことができます。

辻村深月『かがみの孤城』

学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。 輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。 そこにはちょうど“こころ”と似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。 すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。

こちらは「2018年本屋大賞第1位」「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR2017 第1位」など各界から高い評価を得た作品なので面白さは保証されています。

あらすじを見ると難しそう、SFみたいで苦手と思う方もいるかもしれませんが、ミステリーのようなハラハラドキドキする内容もあり、次が気になって夢中になること間違いなしの本です。

主人公は中学一年生なので、自分と重なる部分もあり感情移入しやすくてスラスラ読めるという点でもおすすめです

三島由紀夫『不道徳教育講座』

大いにウソをつくべし、弱い者をいじめるべし、痴漢を歓迎すべし等々、世の良識家たちの度肝を抜く不道徳のススメ。西鶴の『本朝二十不孝』に倣い、逆説的レトリックで展開するエッセイ集、現代倫理のパロディ。

表現の天才と言われている小説家の三島由紀夫が当時の道徳を皮肉を込めたエッセイ集です。三島由紀夫の小説は現代では使われていない言葉遣いで読みにくいかもしれませんが、こちらはスラスラ読むことができます。

真面目に生きること、道徳、正しさとは一体何かをこの本を読むことで考えさせてくれます。

短編のエッセイ集なので、朝の読書時間に一つのエッセイを読むことができるので手軽に読める点でもおすすめの一冊です。

池井戸潤『陸王』

埼玉県行田市にある老舗足袋業者「こはぜ屋」。日々、資金操りに頭を抱える四代目社長の宮沢紘一は、会社存続のためにある新規事業を思い立つ。これまで培った足袋製造の技術を生かして、「裸足感覚」を追求したランニングシューズの開発はできないだろうか? 世界的スポーツブランドとの熾烈な競争、資金難、素材探し、開発力不足――。従業員20名の地方零細企業が、一世一代の大勝負に打って出る! ドラマ化もされた熱き企業小説の傑作!

こちらの作者は『下町ロケット』や『半沢直樹』シリーズなどを書いている池井戸潤で、この作品もテレビドラマ化されています。

あらすじの通り、零細企業が大手企業に挑むという全体のストーリーはもちろん、登場人物の人間らしさが丁寧に描かれており、小説で人の気持ちを理解することができます。

また、池井戸潤の小説の特徴とも言える、熱い展開と読後の爽快感を味わうことができます。

読書をするメリットは?

どうしても本を読むのは気が進まない、という人もいるかもしれません。しかし、本を読むことにはたくさんのメリットがあります。

本を読むということで、読解力が身につくのはもちろん、文章力もアップすることができます。つまり、国語の成績をあげることに貢献してくれます。

また、本好きがきっかけで友人との話題が広がったり、お互いに好きな本を語り合う友達もできるようになりますよ。

最後に

中学生のうちに読書の習慣をつけて、今後たくさんの本を読んで知識を蓄えられます。

まずは本を好きになることが重要なので、今回紹介した本の中で気になるものがあれば図書室・図書館でも置いてあると思うのでぜひ手にとってみてください。

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