北海道では例年、中学3年生の9月、10月、11月にそれぞれ学力テストA、B、Cが実施され、これをまとめて「学力テストABC」と呼ばれています。
「学力テストABCは受験と関係ない」と思っている人も多いかもしれませんが、しっかり活用することで受験に良い影響をもたらしてくれます。
そこで、この記事では、学力テストABCとはどんなテストなのか、受験にあたってどう活用できるのか、どんな対策ができるのか紹介します。
2022年「学力テストABC」の範囲は?
2022年「学力テストABC」は、
- 学力テストA: 9月14日(水) 中学1年〜3年までの全範囲
- 学力テストB:10月13日(木) 中学1年〜3年までの全範囲
- 学力テストC:11月10日(木) 中学1年〜3年までの全範囲
以上の予定で実施されます。
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学力テストABCとは
学力テストABCとは、北海道教育文化協会が主催する学力テストで、全道の中学校で同日に実施される学力テストのことです。
通常、3年生の1学期(主に始業式)に出題範囲表が配布されるので、範囲表を紛失しないように注意しておきましょう。
範囲表にも記載されていますが、この学力テストABCではの全3回のテストで中学校3年間の学習内容をカバーするという試験内容となっています。
しかし、このテストは一体何のために実施されているのでしょうか?
学力テストABCの使用用途は志望校の判断材料?
学力テストABCの成績は、主に中学校の先生たちが進路指導をするための資料として使われます。
学力テストCが終わる11月になると、生徒・保護者・先生による三者面談が始まり、具体的に志望校を決めることになります。
この志望校を決めるときの判断材料となるのが、この学力テストABCの結果というわけです。
このテストの結果で、自分の学力はどのくらいなのか、志望校との差はどれくらいあるのかということを確かめることができるので、内申点には反映されなくても、志望校を選ぶ重要な判断材料の一つになるので、手を抜いたりせずしっかりと勉強をしてテストに臨みましょう。
ちなみに、学力テストABCの成績は評定・内申点には反映されません。あくまでも、中学校3年間の全体的な学習内容の理解度を確認するためのテストとして、全道で実施されているので低い成績でも落ち込まないでください。
また、採点基準が明確ではない部分もあり、学校によって平均点が異なるので他校と比較するのはあまり意味がないので注意です。
学力テストABCの日程(令和4年度)
第4回 | 全学年の総合A | 9月14日(水) |
第5回 | 全学年の総合B | 10月13日(木) |
第6回 | 全学年の総合C | 11月10日(木) |
令和4年度の学力テストABCの日程は上記表の通りです。
学力テストABCの対策
範囲表、日程をもとに、ABCの各テストに向けて、学習計画を立てましょう。学力テストが近くなってくると、学力テストの過去問を配られる学校もあると思います。
配られた場合は、実際に過去問を解いてみましょう。学力テストは問題傾向が毎年似ている部分多いので、本番でも同じ形式の問題が出題される可能性も高いです。
過去問を解いて、不正解だった問題や苦手だと感じた分野は改めて学習を見直して本番に臨みましょう。
学力テストABCが終わったら受験に向けて
本番をのテストを3つとも終えた時に、中学校3年間分の総復習がでているので基礎固めができているはずです。
ただし、学力テストABCの出題傾向は受験に出題される問題傾向とは異なるため、基本的な問題、一般的な問題を解けるようにすることが重要です。
学力テストABCが終わり、自分の勉強の得意科目・苦手科目、自分の現在の学力を参考にして志望校に向けて勉強をしましょう。
全科目自信を持てるように学習をすることができれば、志望校合格の可能性がグッと高くなります。
また、過去問を時始めるのも、Cのテスト終わりのタイミングで良いでしょう。
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まとめ
学力テストABCは、内申点に影響をするものではなく、あくまで志望校を決定する際の判断材料になるテストです。
しかし、手を抜いたりするのは勿体ありません。現時点での自分の学力が把握できたり、受験さながらの緊張感などを味わうことができます。そのため、受験本番だと思って当日は臨みましょう。
高校受験を成功させるためには、自分が今どのレベルの学力であるのか把握しながら学習を進めていくことがポイントです。
たとえ、テストの結果が悪かったとしても落ち込まず、結果をどのように活用して勉強・学習を進めていくかが肝心ですので、志望校に向けて勉強を続けましょう。