中学生になると、自分で好きな運動部や文化部に入り部活動をすることができます。学校や部活動にもよりますが、週に2~3回、数時間のみ活動がある部活や、ほぼ毎日土日関係なく活動がある部活もあり、忙しさはさまざまです。
そこで気になるのは、勉強と部活を両立できるのか?部活が忙しすぎると、勉強が疎かになってしまうのでは?ということではないでしょうか。
さらに、中学3年生になると本格的に高校受験に向けて勉強をするようになり、部活が忙しくて勉強が遅れてしまうと、行ける高校も限られてしまうので、勉強と部活の両立は非常に気になるところです。
そこで、この記事では部活と勉強を両立するためのポイントをお伝えします。
部活をしながら勉強は可能?
ベネッセ教育研究所の調査では、中学生の70%以上が部活に所属しているという結果になっています。
調査結果から、上位校を狙う人も、そうでない人も、部活と勉強を両立して、高校受験に臨んでいるということがわかります。
部活によって活動頻度や時間は様々ですが、どの部活に所属していても、部活後に帰宅すると夜になってしまい、十分な学習時間を確保できない場合もあります。
そのため、学校の授業時間や余暇時間を効率よく勉強することは必須であると言えます。
部活と勉強を両立させるポイント
それでは、部活と勉強を両立するためにはどのような方法があるのでしょうか。
勉強に費やせる限られた時間をいかに有効活用するかが大きなポイントとなります。
重要事項は授業中に暗記すること!
授業中は、勉強だけに集中できる最も有効活用しやすい時間と言えます。
学校の先生が強調して説明したことや、色を変えて板書した用語等は定期テスト勉強にとっても、受験勉強にとっても重要な知識事項と言えます。授業中に触れた重要事項は、必ず授業中に暗記するよう意識しましょう。
授業中に暗記することによって、効率よく学習することができます。
また、もし、授業中に理解できなかったことがあれば必ず印をつけておき、家庭学習時間に復習できるよう工夫しましょう。
スキマ時間を無駄にしない
登下校の時間、学校の休み時間等、部活をしていても、勉強に使える時間はたくさんあります。部活と勉強を両立できる人のほとんどは、スキマ時間を有効活用しています。
ちょっとしたスキマ時間に英単語や歴史の年号、理科の化学記号などを暗記したり、学校の授業の復習を必ずしましょう。
スキマ時間を効率よく使う方法を下の記事にまとめていますので、参考にしてくださいね。
塾に通って学習効率でカバー
自分で勉強をしていてもなかなか勉強・学習の効率というものはすぐには上がりません。また、自分なりの勉強方法に不安を感じることもあるかと思います。
そうした場合、塾や家庭教師などを利用してプロに勉強を教わって学習効率の高さでカバーしましょう。
部活の活動時間と、塾の開塾時間の兼ね合いもありますが、塾に通うことによって学習効率を上げるのも一つの手です。
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最後に
勉強と部活を両立して上位校を狙うことは、簡単なことではありません。
しかし、部活の時間は思いっきり部活に集中し、授業中やスキマ時間を活用して勉強の効率を上げる工夫をすれば、上位校合格は夢ではありません!
もし、自分一人で学習計画を立てて実行するのが不安なのであれば、周りの大人や、専門家である学習塾に相談してみてください。
あなたにぴったり合った学習スタイルを提案してくれるでしょう。