子育てをしていると、自分の息子には賢くなってもらいたいというのがマジョリティでしょう。
そこで、子育てにおいて優秀な子になってもらえるためにできることをピックアップして紹介するので、ぜひ子育ての参考にしていただければと思います。
賢い子供、地頭がいい子供の特徴
地頭がいい、賢いというのは、成績がいい、知識が豊富ということではありません。
論理的思考力があり、情報を過不足なく整理することができたり、物事を多角的に見ることができる、コミュニケーション能力が高い、頭の回転が早い、表現力が豊かであるという特徴があります。
相手の言いたいことをきちんと理解することができるので正確な受け答えをすることができ、判断力、決断力があり、さまざまな状況に対して迅速に対応することができます。
賢い子の共通点「好奇心」
また、賢い子に共通しているのが「好奇心が強い」ということです。
好奇心が強い子供が一生懸命取り組んだ子どもは、好奇心を満たすうえで必要性が生じたら、自分から勉強するようになります。
そして、自分で自分の力を伸ばしていくことができるようになり自然と賢くなっていくとも言われています。
学業面においてのアドバンテージ
小学校4年生あたりから算数が嫌いになる子供が多いのですが、これは文章題が複雑になり何を聞かれているのか分からず躓いてしまうようです。
賢い子は問われていることが何か、きちんと文章から把握でき、考える力もあるため、算数だけでなく学業全体においても優秀になりやすいという利点があります。
親御さんは学力を高めることだけに意識を向けず、地頭を鍛えることにも目を向けると賢く、学力のある子供へと育てることができるでしょう。
賢い子になってもらうために親ができること
賢い子になって欲しいと思う親はどんなことができるでしょうか。
世界トップクラスに優秀な人材が集まるハーバード大学の学生を調査したところによると、親の地位や財産、学力も関係なく、子供と熱心に向き合っていたということがわかったようです。
つまり家庭環境が大事になります。
好奇心を育む
「賢い子」の特徴である好奇心。子供の好奇心を育むには、親も一緒に好奇心を持って楽しみながら学ぶことが大事です。
子供は親の背中を見て育つので、楽しそう学んでいる様子を見た子供は自然と好奇心が伸びていき、いろんなことをしたいと思うようになるでしょう。
そうした時に、親は芽をつまないでできる限り経験をさせてあげましょう。
考える力を養う
子供に勉強をさせることはいいことですが、賢くなるためには思考力を鍛える必要があります。
学校や塾で使われるようなさくさく手が進む暗記ものや計算の反復練習ばかりでなく、考えることが必要な機会を与えましょう。
子どもが興味を持ちそうなことに対して「あれはどうしてだと思う?」「なんでこうなったと思う?」と質問してみましょう。
自分から考える力の弱い子どもでも、このようにたくさん質問されることで自然と自分から考えるようになっていきます。
考えぐせをつけることで理解力、判断力などを鍛えることもできます。
子どもが質問をしてきても、ただ答えを教えてあげるだけでなく一緒に考えたり、ヒントを出してあげるだけに留めてあげると自分で考える機会を与えられます。
まとめ
賢い子供に育てるためには、家族と過ごす時間の内容、家庭環境がかなり関係しています。
そのため、日頃から子供と接する時には今回紹介したポイントを意識してみてはいかがでしょうか。