小学生って一体どの程度勉強をするべきなのか、塾に通わせるべきなのかなど保護者は教育、勉強の観点で非常に関心があると思います。
また、小学生のお子様がいる家庭で子供が勉強をしないと悩んでいる家庭もあるでしょう。
そこで、この記事では小学生がどれくらいの時間で勉強をするべきなのかを紹介していきたいと思います。
小学生の勉強時間ってどれくらい?
ベネッセ教育総合研究所が調査した「小学生の勉強時間」の平均は以下の通りです。
1年生 56分
2年生 56分
3年生 66分
4年生 71分
5年生 76分
6年生 76分
全学年としての平均は、宿題に費やす時間(30~40分程度)を含めて67分という結果になっており、一応学年が上がるごとに時間は増えているようです。
しかしながら、学年が上がれば上がるほど、勉強を習慣づけさせるのは困難とも言われています。
勉強しない子供の特徴
続いては勉強しない子供にはある共通点があります。
その共通点を克服することで自主的に勉強をするようになる可能性が高くなります。
勉強しない子供は勉強の必要性を感じていない
その共通点とは、勉強を必要だと思っていないからです。
勉強したくないという子供の心理には、「勉強ってなんのためにするの?」という考えがあり、どうして勉強をするべきなのか、なぜ勉強をしければいけないのかがわかっていません。
では子供に勉強の必要性を理解してもらうにはどうすれば良いか。
それは、「勉強のメリットを教える」ことでしょう。将来のこと、受験のことなど、保護者にとっても再認識する場として勉強してもらう意味を考えて理解してもらうと良いでしょう。
特に小学4年生以降に、将来や進路について話をするとある程度自分のやりたいことが浮かび上がっている年頃なので明確に勉強に取り組むようになる可能性が高まります。
勉強する子供になるためのおすすめの方法!
子供にとって勉強をする意味が理解できてもらえたらいざ勉強に取り組んでもらいたいと思いますが、なかなか自主的には動いてくれません。
そこで、保護者ができる子供に勉強をしてもらう、勉強する子供になってもらうための方法を紹介します。
勉強する環境づくり
まず、そもそも子供にとって勉強しやすい環境ができているかどうかが肝心です。
勉強できる環境が整っていないのであれば、保護者が用意してあげましょう。
目に入ったものに気が散るため集中力が切れないためにも勉強机の周りをスッキリさせて、勉強を快適に過ごせるかどうかです。
デスクマットに勉強とは関係ないものを挟まない、すぐ近くにゲーム機やおもちゃを置いておかないなど、好きなこともできるだけ避けれるような環境を作りましょう。
勉強する習慣を徐々につける
環境が整ったら勉強する習慣づくりです。勉強は1日にして成らずですので、勉強する習慣をつけてもらう必要があります。
いきなりできるものではないので、徐々にステップアップさせていくことが大事です。
第一に「机に向かう習慣」をつけることから始めましょう。小学生、特に低学年のうちはなかなか机でじっとすることも難しいので、机に向かって何かをするということがこんなんです。
なので、まずは机で勉強ではなく好きなことでも良いのでしてもらい、机に向かって何かをするということを続けて見ましょう。
机に向かうことに慣れたら、勉強をさせてみましょう。これもいきなり長時間させるのではなく、10分、20分など細かく少しずつ勉強時間を増やしていくと良いでしょう。
また、できるだけ親は勉強している様子を確認しておきましょう。集中力が切れている、この科目の勉強は長続きしないなど、特性などを抑えておくとことができ、学習時間の参考にすることができます。