集中力というものは、大人でも人それぞれかなり個人差がある能力の一つです。
その集中力を鍛える、育てるためには「好きなことをやる事」が一つのポイントになっています。
集中力は好きなことをやる事で育つ
効率的に勉強をして結果につなげるには、集中力が不可欠です。では、集中力があるとはどういうことを指すのでしょうか?
長時間、勉強を続けられるというイメージを持っている人もいるかもしれませんね。でも、長時間にわたって勉強することは、別に集中していなくてもできることです。ダラダラと集中しないまま勉強をすることはできるからです。
人間が持っている集中力というものは、好きなことをやることでしか絶対に増やせません。その好きなことというのは、なんでも大丈夫です。
親とすれば、それがレゴブロックなどの知育玩具だったり、それこそ勉強だったりすればうれしいのが本心ですが、漫画やテレビ・ゲームなどの娯楽でも構いっません。
いまの子どもは集中力が低い?ゲーム・漫画禁止はNG?
いまの子どもたちの集中力は、昔と比べてどんどん下がってきているように感じます。それには、いまの子どもたちは膨大な情報や娯楽に囲まれているために、好きなことでも集中できなくなっていることが関わっています。
なので、子供が大好きな娯楽のゲームや漫画を禁止してしまうことは、ただでさえ低下気味である子どもの集中力の育ちを、親がわざわざ阻害してしまいかねません。
習い事や塾などで忙しい子供が多いので、好きでもない習い事をたくさんさせてしまうと、集中するタイミングがまったくない生活を子どもが送ることになってしまいます。
長期的な集中力を身につけることが受験・将来にも役に立つ
集中力というものは人生にとって大きな影響を及ぼすと考えてください。
例えば高校受験や大学受験など、将来の進路を左右する、集中して取り組まなければならないことでも集中力がある子どもが有利でしょう。
難関校に合格させたい、志望校に合格して欲しいと願っている親としてはやはり好きなことに没頭する経験を子どもにさせて、しっかりと集中力を身につけさせることを意識すると良いでしょう。