きちんと勉強を始めると、ある程度までは順調に成績が上がることが多いですが、 そのままずっと上昇する訳ではなく、どこかで一度 停滞期がくることが非常に多いです。
しかし。この停滞期を乗り越えると、成績は右肩上がりに伸びていくことも多いです
今まで通りしっかりと勉強をしているのに成績が伸び悩んでいる人のために、成績はどのようにして上がるのか、その仕組みを解説していきます。
「わかる」と「点数が取れる」は全く別の意味
努力しても成績が一時期伸び悩んでしまうことに はちゃんとした理由があります。
それは「わかる」ことと「点数が取れる」ことには、大きな違いがあるからです。
たとえば、基本的な問題には答えることができても、ちょっと質問のされ方が変わると解けないなら、 これは単に「わかる」段階です。
しかし、練習を積み 重ねると、多少のイレギュラーにも対応できて、単純なミスも減ってきて、ようやく点が取れるようになってきます。
成績を上げるには、このような安定感を養うことが必要となります。
安定感と応用力を身につけるまで頑張ろう
基本をマスターすると気持ちや時間にも余裕が出てきて、自然と色々な対応ができるようになる、つまり応用力がついてきます。
応用力がつくと、見たこともない問題に対しても自分なりに推測ができるようになり 、今までみたことのないタイプの問題にも臨機応変に解くことができる力が身に付きます。
安定感と応用力がつけば成績が上昇するだけでなく、今まで言い場に勉強が楽しく感じられるようになるでしょう。
そのため、「安定感」と「応用力」を身につけるまで時間 がかかっても諦めずに勉強を続けることが大事です。
自尊感情を育てて停滞期を乗り切ろう
この停滞期は人によって期間が異なり、長引けば長引くほど本人は辛い思いをするでしょう。
なので、高い自尊感情を持つことで、この停滞期を乗り越えましょう。
自尊感情とは「自分には価値があり、尊敬される べき人間だと思える自己評価の気持ち」のことで、成績のことで卑下したり、投げやりになったりせず、 自分に自信を持っていることで乗り越えることができます。
塾や学校 の先生など、自分以外に自分のよい点を客観的に評価してもらえると高い自尊感情を持つことができるので、聞いてみると良いでしょう。
停滞期の努力は無駄なのではないかと思ってしまうかもしれませんが、その辛い努力も「自分の将来のため に必要な努力」であり、自分はすごい人間だからできると自分を信じて、成績を上げていきましょう。
まとめ
- 「わかる」ではなく「点数を取れる」ことが大事
- 安定感と応用力が身に付いたら成績が上がる
- 停滞期は自尊感情を高めて乗り切ろう
成績が上がらなくて悩んでいる方はぜひこの記事を読んで、成績アップまで努力を続けてみませんか。