受験というのは学生にとって人生の分岐点として多大なるプレッシャーとしてのしかかってくるものです。
本来の力を発揮できない状態で受験を迎えてしまうと、正解できた問題だったのに不正解になってしまうことも多々あります。
そうならないために、受験当日に向けての心構えを紹介していきます。
基本問題を大事に取り組む
模試などで点が伸びないと、「難しい問題が解けなかったから」と思っている人をよく見かけます。
しかし、 多くのテストでは基本問題、または少しアレンジしたもの出題比率が高く、本当に難しい問題というのはあまり出題されていません。
つまり、そう言う人にかぎって基本 がおろそかになっていて、実は簡単な問題で点を取り逃がしてしまっていると言えるでしょう。
まずは、自分がどの問題の、どんなところで、ど のくらい間違ったのかをしっかり確認して弱点を分析しましょう。
この弱点を克服するための勉強をして、そテスト本番でも基本問題を大事にして、ミスをしないように意識しておくと良い結果が得られるはずです。。
基本問題の取り組み方
色々な教材で共通して丁寧に教えているようなものが基本問題です。
ただし基本問題は問われ方がいろい ろ変わるから難しく感じてしまいやすいです。それにも確実に答えられるような経験値を積んでおくことで、応用力が鍛えられます。
そのために は練習量を増やして体で覚えてしまうの手っ取り早く、勉強の「量」をこなしていきましょう。
テスト本番で大切なのは「まず最初に基本が聞かれる」という意識を持ち、答案用紙を見たら、 自分が勉強してきた基本事項と目の前の問題を結びつけてみると正解が見えてくるかもしれません。
難しい問題はどうやって対応すれば良い?
基本問題ではなく、難問とされる難しい問題にはどのように対応するべきでしょうか。
難しい問題をさらにひねると、誰にも答えられなくなるし、また問題の性質上ひねりにく いものも多いので、純粋に難しい問題は、出題方法が限定されている ものが多いです。
なので、無理に理解せずに丸々やり方を覚えてしまうというのも1つの手段です。
受験に限って言うなら、過去1~2年間に出題され ていれば同じ問題が出題される可能性は低いから、 思いきって捨ててしまう判断のありでしょう。
もし、テストにそんな難しい問題が出てしまった場合は、筋道すら思い浮かばない場合や、あまりに時 間がかかりそうな場合は潔く諦めましょう。
解けても時間がかかってしまったり、結局解けないなどの危険があるので、高得点を狙うで、まずは適当な答えを書いて他の問題を解いていきましょう。
選択肢問題の場合は、わからなくても自分の知っている知識を使って推論を立て正解の可能性が高そうなものを選べば案外正解になることがあります。
まったく見当もつかない選択肢問題の場合は、まさに適当に選んで時間を他の問題に1秒でも早く回しましょう。
受験(テスト)に向けた勉強の心構え
最後に、受験・テストに向け、勉強に対しての心構えを紹介します。
勉強はテンポが大事
なかなか成績が上がらない生徒は、集中する までに時間がかかったり、問題を解くのが遅 かったりと、テンポが悪いことが多い。それでは いくら時間があっても充分な演習量が確保でき ないし、効率が上がりにくい。その日の学習の始 めはすらすらできることからスタートするなど 「テンポよく」を意識しよう。
スランプに陥ることは仕方がない
勉強を真剣にしているとスランプに陥ってしまう時もあるかもしれません。。そんな時もまずは、それを仕方ないことだと受け止めましょう。
「いったんすべてを忘れて眠りたいだけ眠る」、「友達と思いっきり遊ぶ」など、自分なりのスランプ 解消法を見つけておくことが理想です。
スランプに陥った際のスランプ解消のための手段なので、ほどほどに切り上げ て、あとの勉強に支障が出ないように注意してください。
自習や模試は一人で取り組む
友達と一緒にいる時間というのは楽しく、学生生活の醍醐味です。しかし、勉強に集中しないといけない時には、1人で取り組むことを優先しましょう。
友達といるとなかなか勉強モードに入るのは難しいので、自習や模試の時間は友達と一緒に行ったりせず、1人で勉強に集中しましょう。
これは自分のためでもあり、相手のためでもあるので、集中して勉強するときは友達との距離感もメリハリをつけてみてください。
本番に向け体調を整えることも大事
試験に合わせて、体や頭をベストな状態に持っていくことも試験に向けての準備の1つです。
いつもと同じような問題を解くのであれば、多少調子が悪くても体が覚えた知識や解法でも良いかもしれません。
しかし、入試問題や中3の模擬試験は、英語・数学・国語などその場で考えて新たな対応が必要になる傾向があり、 教育改革の影響もあって理科と社会も考えなければならい問題の出題比率が高いのが現状です。
そのような問題に直面しても十分に実力を発揮するには、本番のタイミングに合わせて自分をベストな状態にする方法を身につけておきましょう。
受験前になったら、当日に実際 起きる時間を想定して、数か月前 からその時間に合わせて起きる習慣をつけておくと、朝の学習時間 も確保できて一石二鳥にですよ。