公立高校を受験するにあたって、定期テストの成績が重要なポイントです。
しかし、定期テストで点数の取り方がわからない、どうやって勉強をすれば良いか悩んでいる中学生が多いのも事実。
そこで、定期テストの成績をあげるための勉強方法を紹介するので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
なお、この記事は知識のインプット、基礎的な問題は解ける前提で進めたいと思います。
アウトプットを意識した勉強をしよう!
人は、一度聞いた情報は頭の中には入っている、と言われています。しかし、知識を取り出すことに苦労したり、知識が取り出せなければ、テストで点を取ることはできません。
そこで、ポイントになるのが問題を解いて勉強することです。つまり、ただ単に教科書を音読する、写す、ノートを読む、だけでは得点に結びつかないということです。
知識をインプットし、基礎的な問題が解けるようになった後は、ひたすら問題集の問題に取り組みましょう。入れた知識を取り出す作業、つまりアウトプットに重きを置くことで、勉強したことの定着を図ることができ、テストで良い成績を残すことができるようになります。
成績=できるようになった問題数
成績を伸ばすためには、まずは、教科書レベルの問題をスラスラ解けるようになる必要があります。そこで有効なのが、教科書準拠問題集です。
教科書準拠問題集には、その分野を理解していたら解けるはずの本質的な問題が載っています。定期テストには必ずその単元の本質を理解しているかを問う問題が出題されます。つまり、結果として、教科書準拠問題集と似たような問題が出題される可能性が非常に高くなるのです。
もし、問題の解き方がわからない、答えが合わない場合は、すぐに解説を読みましょう。問題が解けないからといって落ち込む必要はありません。問題集は問題の考え方・解き方を身につけるためにあるからです。解けない問題は、必ず解答解説を読み、解き方を理解するように勤めましょう。
また、自己流の方法で解けても意味がないので要注意です。必ず正しい解答方法を確認しましょう。全ての問題が自力で解けるようになるまで問題集を繰り返し解くことがことがカギです。
つまり、成績を伸ばすためにやるべきことは「教科書準拠問題集に載っている問題をすべて、テスト前にできるようにしておくこと」です。教科書準拠問題集を何回も何回も繰り返し解いてマスターすることが成績を伸ばす方法です。
問題集は知識の定着と確認のために使うべし!
教科書やノートの重要事項を暗記しただけでは、定期テストの得点にはつながりません。知識をインプットした後は、必ず問題集を使ってアウトプットし、知識の確認と定着を図りましょう!
問題集を使う時のコツは、答えがあっているかどうかだけではなく、解き方や考え方もあっているか確認することです。もし、解説と合わないところがあれば、必ず復習をしましょう。間違えだらけでも、気にする必要はありません。もし、問題集の問題が全然解けない、解説を見ても全くわからない場合は、まだ知識のインプットが不十分と言えます。その場合は、教科書やノートを見て知識をインプットするところからスタートしましょう。
また、問題集には直接解答や途中の計算式などを書き込んではいけません。なぜなら、一度書き込んでしまうと、繰り返しの復習ができなくなってしまうからです。必ず、問題集を解くため専用の勉強ノートを用意しておきましょう。一度解いてできなかった問題にはチェックをつけておき、解答と同じように解けるようになるまで繰りしましょう。
即戦力の高い『出るナビ』で最終確認
『出るナビ』(学研)は、テストに出題されやすいポイントだけがコンパクトにまとまっており、テスト前に確認することで数点~十数点を伸ばすことが期待 できます。
このシリーズは、用語を赤シートで隠すことで、問題形式で勉強することができるので、問題形式で勉強しておテスト対策ができ、 「テストの例題チェック」も解いておくと、テスト前の最後の確認をすることができます。
他にも「得点アップポイント」「テストでは……」「ミス注意」「知っトク情報」「超出る」などテストで点を取るための工夫が随所でされています。
しかし、あくまでも勉強の中心にするのは、教科書準拠問題集を勉強することなので、定期テストによく出される知識、つまりその単元で重要だと思われる知識だったり、問題だったりがまとめられている問題集という認識をしておきましょう。
勉強の中心にあるのは机に向かって問題集を解くことであると知った上で、総仕上げとして『出るナビ』を使うことで効果があります。
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