高校受験を意識し、定期テストに向けて勉強をする時、自分1人勉強するのは不安と感じる中学生が多く、周りも塾に通っている同級生がいると、塾に行かないと難しいと思ってしまうかもしれません。
しかし、塾に通わなくても定期テストで良い点数を取り、難関高校に合格している方は毎年たくさんいます。
そこで、高校受験のために塾に通うべきか悩んでいる人の参考になるような、塾についての情報を紹介します。
塾はマストではない!
学校の成績(内申点)を上げたいと思った時、定期テストの成績がとても重要です。この成績とは、出題されうる問題のうち、できるようになった問題の割合で決まるものです。
この点を念頭に塾に通うことについて確認していきます。
塾は通いさえすれば成績が上がるわけではなく、得られるものは自分で勉強する時間です。
塾に行くと、定期テストとは関係なく、決まった曜日の決まった時間に行かなければならなくなため、勉強はダラダラやるもの、定期的にやらないといけない面倒くさいものだと思ってしまう可能性がある点は一つ注意が必要です。
そのため、どうしても家や学校で勉強ができない、勉強をする雰囲気じゃない、という人にはやはり塾がおすすめです。
テスト期間に頑張れば、無理して日頃からする必要はない!
中学校では定期テストでいい点数を取るために、テスト10日前から集中的に勉強したら良く、それ以外は日々の予習や授業中のノートの取り方などに気をつけ
ていたら問題ありません。
塾に通うことで勉強時間が増えたり、役立つ情報が得られたりと、プラスになることもありますが、一方で、勉強とは受け身で行うもの、成績を上げるには塾に通わなければならない、学校の授業わかならなくても塾に行けばなんとかなる、と思ってしまう可能性があります。
日頃学校での授業(予習等含めて)は最低限しておくべきですが、そのほかにテスト勉強以外の期間にも机に向かって勉強をしなければという状況になると、中学生で勉強が嫌いになりかねません。
中学生で勉強嫌いになってしまうと、高校でもそのまま勉強をしなくなってしまい、大学受験にも大きな影響がでてしまいます。
そのため、中学生の時点で勉強が嫌いにならないよう、自分で自分の勉強をできるようにしましょう。
内申点とは?内申点を上げる具体的な方法を伝授します!
高校生では更に「自分で勉強できる力」が必要
高校での勉強は、中学校での勉強以上に量が増え、難易度も上がります。そうなれば、中学校で塾に行っていた人は当然のように高校でも塾に通うようになるのですが、実はそこに大きな落とし穴があります。
高校での成績の決まり方も「できるようになった問題 「成績は出題されうる問題」ですが、出題されうる問題の量が増え、難易度が上がります。
そのため、塾で全てを解説してもらうことは不可能に近く、授業を聞く時間の分、問題集する時間がなくなっ てしまいます。
とにかく、高校生になると余計、自分で問題集を解いて勉強していく力が求められるようになるということです。
高校の成績も、出題されうる問題のうち、できるようになった問題の割合で決まる。だが、高校では中学と比べて、出題されうる問題の数が格段に多くなる。その結果、問題集を解くのに十分な時間を確保しなければならなくなり、塾で授業を聞く暇などなくなるんだ。だから自分で勉強ができるようになっておかないと、絶対に間に合わないです。