北海道の高校では、毎年2月に私立高校の受験が行われています。
札幌市内、北海道内には私立高校が多くあり、私立高校が札幌市内にあります。
そして、その学校の中でも面接が行われる高校、面接がない高校があります。
今回は、私立高校の中で、高校受験の時に面接がある学校をご紹介していきたいと思います。
どの学校が面接の対象となるのでしょうか。詳しくご紹介していきます。
札幌市周辺で面接のある私立高校は?
まず、私立試験の単願受験であった場合はどの学校でも面接が必要となります。
個人面接での面接が多く、高校への入学意思、志願動機を確認されることなどが多くなります。
それでは、一般試験の時に面接もある学校をご紹介します。
私立A日程で面接のある高校
※札幌聖心女子学院は寄宿希望者は保護者同伴となります。
私立B日程で面接のある高校
このようにA日程、B日程問わず、面接実施時には個人面接を行う学校が主になってきます。
また、私立高校ではどのような入試の方法があるのでしょうか。
私立高校の面接質問例
面接例として以下のような例が聞かれるようです。
高校について
- コースの志望の動機
- 出願コースについて知っていること
- 本校を受験するにあたり保護者は何と言っていたか
- 面接練習の回数と先生からのアドバイスは
- 高校で何を学びたいか
- 見学会に来たときに思った感想は
- 高校の特色、良い点、直して欲しい点
- 高校に入りたい部活
- 部活の興味のある授業や活動
- 高校生活で大切なこと
中学校生活について
- 中学校3年間で成長したことは
- 中学校で部活をやらなかった理由
- 中学校3年間でできるようになったこと
- 中学時代の1番の思い出は何か
勉強について
- 勉強方法はなにか
- 勉強の仕方の工夫は何か
将来について
- 目指している大学と学部、その理由
- 将来の夢とそのきっかけとなった人物
以上のような内容が面接では聞かれることが多いようです。
ぜひ参考にしてみてくださいね。そして、私立高校の入試方法に入ったどのような方法があるのでしょうか。
私立高校の入試方法とは?
ここまでは私立高校で面接のある学校、ない学校をご紹介してきましたが、私立高校の入試方法としてどのような方法での入学が可能なのでしょうか。
大きく分けてこの3つに分かれます。
1.推薦入試
2.専願・単願入試
3.一般入試
いったいどのような形で入試を行い入学することが可能なのでしょうか。
私立高校の入試
推薦入試
推薦入試の条件として以下の2つとなることが多くなります。
・高校が求める基準(スポーツ・学力)を満たしていること
・在籍中の中学校の校長先生の推薦を受けること。
この2点が条件となります。
また、上記の2番の推薦は1校しか受けることができず、合格時には必ず入学することが前提条件となります。
推薦入試は後述する単願、専願と比べた場合かなりレベルが高いものとなります。
推薦入試の種類
①学力推薦
条件として以下の通りです。
- 中学校の校長先生の推薦を受けること
- 内申ランクが高校の推薦の規定を満たすこと(Cランク以上など学校によって異なります)
- 欠席日数◯日以内
- 合格後は必ず入学すること
内申点とは?内申点を上げる具体的な方法を伝授します!
②スポーツ推薦
スポーツ推薦の条件として以下の通りとなることが多くなります。
先程の学力推薦とは基本的に大きく変わらないと言えます。
- 中学校の校長先生の推薦を受けること
- 高校の顧問か推薦を得ていること
- 内申ランクが高校の規定を満たすこと
- 欠席日数○日以内
- 合格後必ず入学すること
学力推薦と異なり、スポーツ推薦は明確な基準はあるとは言えません。
高校の顧問の先生の判断によって、特待生に該当するかということも判断されるケースもあります。
推薦入試の試験内容ですが当日は筆記は行われず、内申書、志願動機を描いた作文、面接などで行われることが一般的です。
面接のみという学校も中にはあります。よほどのことがない限りは不合格になることはないでしょう。
専願・単願入試
①専願入試
その高校を第一志望として、合格した場合必ず入学するという受験方法になります。
他の高校を受験すること自体は可能です。
②単願入試
その高校のみを受験し、合格した場合必ず入学する受験方法になります。
公立高校、他の私立高校を受験することはありません。
同じような意味で使われることが多く、どちらも実施している高校はほぼありません。
専願、もしくは単願のみの実施が一般的です。
単願・専願入試の受験基準例
- 筆記テストが3科目受験もしくは5科目受験
- 欠席日数○日以下(それ以上は理由書などの提出が必要)
- 内申ランクが高校の基準を満たすこと
- 成績に1、2がないこと
試験内容として、筆記試験、作文もしくは面接、学校によっては実技を総合的に判断して実施する高校が多くなります。
出願条件、基準は学校によってさまざまであるため、詳細を公表していないケースもあります。
希望する場合は高校の説明会で相談を受けたり、在籍している中学校に確認するなどして情報を集め整理することが必要となるでしょう。
一般入試
一般試験はみなさんが想像されているケースの受験方法ではないでしょうか。
公立高校を第一志望とすることが多いため、公立高校と受験が被らなかった場合、複数の私立を受験することができます。
A日程、B日程の2つの日程に分かれて試験を行い、筆記テストと先述した面接がある学校は面接を行います。
それぞれの日程で公立高校の滑り止めとして2校受けることが一般的になっています。
また、出願したコースで合格点に達していなくても、別のコースで合格した場合は別のコースで合格とする高校もあります。
そして、合格発表は各学校によって異なりますが2月下旬ごろに発表されることが多くなります。
まとめ
今回は、私立高校で面接のある学校、受験方法についてまとめていきました。
面接を控えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
各私立高校の受験方法などについてもこの機会にぜひ調べてみてはいかがでしょうか。
私立高校を受験する人はぜひ参考にして検討してみてください。