札幌市内には多くの学校があり、毎年2月には私立高校の受験が行われています。
札幌市内にも私立高校がありその中でも推薦入試を実施している学校があります。
今回は私立高校で推薦入試がある学校をご紹介していきます。
どの学校が対象となるのでしょうか。今回は私立高校について詳しくご紹介していきます。
推薦入試のある札幌周辺の私立高校は?
札幌市内の私立高校の中でいったいどの学校が推薦入試のある学校となるのでしょうか。
学校名 | 推薦入試 難易度 |
---|---|
北海高校 | Bランク以上または部活動で活躍する生徒 |
北海学園札幌高校 | ・特進 Cランク以上 ・総進 Eランク以上 |
北海道科学大学高校 | 概ねEランク以上 |
北星学園女子高校 | ・普通科HIGHコース Cランク以上 ・普通科COREコース Eランク以上 ・英語科 Cランク以上 ・音楽科 Eランク以上 (音楽科のみ、実技認定会に合格する必要有り) |
北星学園大学附属高校 | 概ねEランク以上 欠席が3年間で10日以内 |
札幌大谷高校 | 概ねEランク以上 |
札幌静修高校 | 概ねFランク以上 |
札幌北斗高校 | 概ねFランク以上 |
札幌光星高校 | ・マリスコースのみ →特別推薦 Aランクまたは英検準2級 →一般推薦 Bランク以上 |
立命館慶祥高校 | ・SP推薦入試 Aランク以上 ・一般推薦入試 Cランク以上 |
札幌山の手高校 | 概ねFランク以上 欠席が3年間で40日以内 |
札幌新陽高校 | 概ねGランク以上 |
札幌第一高校 | ・文理コース Aランク ・総合進学コース Bランク以上 どちらも校長推薦及び欠席日数が3年間で30日以内 |
北海道文教大学附属高校 | 概ねFランク以上 欠席日数が3年間で20日以内 |
札幌龍谷学園高校 | 概ねFランク以上 |
東海大学附属札幌高校 | 概ねEランク以上 |
札幌創成高校 | 概ねEランク以上 欠席日数が3年間で50日以内 |
札幌聖心女子学院高等学校 | 概ねEランク以上で出願可能だが、 合格者平均がCランク以上の内申点であることに注意が必要。また、英検準2級が必要 |
酪農学園大学附属とわの森三愛高校 | 概ねEランク以上 |
札幌日本大学高校 | ・プレミアSコース Cランク以上 ・特進コース Cランク以上 ・総合進学コース Eランク以上 |
以上の20校で推薦入試が行われています。
札幌市の高校では全ての学校で推薦入試があり、試験日も1月下旬と2月に行われる私立高校の入試よりも日程が早くなります。
さらに、合格発表も1月末までに発表となる学校が多く、進路の確定も私立高校の単願、一般受験や公立高校の受験と比べると早い時期に確定となります。
年末から受験に向けて動かなければいけないのはデメリットとなりますが、周囲の同級生よりも早い時期で進路を決定することができることはメリットとなるでしょう。
推薦入試の種類とは?
推薦入試の種類として大きく分けて3種類のケースが一般的となります。
- 学力推薦
- スポーツ推薦
- 特別推薦
大きく分けてこの3つをご紹介していきます。
学力推薦
- 内申ランクが高校の推薦の規定を上回っていること
- 合格後は必ず入学すること
- 欠席日数が規定日数以下であること
- 中学校の校長先生の推薦を受けること
この4つは要件となってきます。学業が優秀で、なおかつ校長先生の推薦を得た学生が推薦での受験が可能となります。
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スポーツ推薦
スポーツ推薦の要件として学力推薦と基本的には大きく変わることはありません。
- 中学校の校長先生の推薦を受けていること
- 高校の部活の顧問から推薦を受けていること
- 内申ランクが高校の規定を満たしていること
- 欠席日数が規定日数を下回っていること
- 合格後必ず入学すること
学力推薦と大きく変わりませんが、高校の顧問の先生の推薦が受けられていることがスポーツ推薦の条件となっています。
スポーツ推薦を受けるケースとは?
- 高校から入学して欲しいと推薦される場合
高校の顧問の先生から練習参加の依頼や、自分の高校への入学の依頼など、声をかけられるケースがあります。
また、同じ中学校の先輩や所属する部活やクラブチームの指導者を通じて推薦をもらうことができるケースもあります。
皆さんがイメージされるスポーツ推薦のケースかもしれませんね。
- 生徒自身から動く場合
部活動の監督やクラブチームのコーチにスポーツで志望する高校に進学したいと相談をして打診をしてもらう方法があります。
また、スポーツ推薦でも学力の基準がある高校も多いのでスポーツ、学力の両面から判断されることもあります。
打診するだけでなく、サッカー部や野球部、バスケットボール部などの強豪校ではセレクションといって合同練習会のようなもので顧問の先生が求める募集基準をクリアできると推薦を得られることもあります。
このような基準をクリアして入学意思がある生徒は、その後中学校へ推薦を申し出て許可されると出願することが可能となります。
特別推薦
スポーツ、学力の推薦だけでなく、特定の科目や文化活動などで優秀な成績を収めている生徒や、将来有望な生徒を募集する推薦方法となります。
一般入試と同様に学力試験は行わず、内申点、面接、作文もしくは小論文、実技試験の結果を総合した上で先行していきます。
選考対象の内容、推薦基準も高校によって異なってきます。
まとめ
今回は、推薦入試のある私立高校についてまとめていきました。
改めて、先述はいたしましたが、学力推薦であっても、スポーツ推薦でも推薦試験の条件として以下の条件があります。
- 高校が求める基準を満たしていること
- 在籍している中学校の校長先生の推薦が得られること
以上の2つが条件となり、推薦の場合は1校のみの受験となり合格の際は必ず入学することが前提の条件となってきます。
先述した通り、推薦での入試のレベルは学力、スポーツ推薦ともに一般入試、単願入試と比べるとレベルが高くなる場合が多くなります。
日々の学校での行動、態度に加えて、スポーツ推薦の場合は活動している部活動、クラブチームでの実績も必要となってきます。
学業、スポーツ、文化活動で一部の優秀な生徒が勝ち取れる権利であるといえるでしょう。
推薦での私立高校入学を考えている方は、ぜひこちらを読んで検討してみてくださいね。