成績が下がった時はどうしよう…と困ってしまう人がたくさんいます。
その中で立て直しをしなければと考える人も数多くおり、成績が下がってしまった現状を止める方法というものについて悩む人も数多くおり、その方法について考えても出てこないこともよくあります。
そこで今回は、成績が下がった時に立て直す方法について解説していきます。
成績が下がっていてどうすれば…と悩んでいる人はこのコラムを見て実践してみましょう。
今までの勉強を見直してみる
まずは今までの勉強方法を見直してみることを最初に行うことが大切です。
その中で1日の勉強時間はどれくらいなのか、そして自分の勉強の取り組み方はどうだったのかについて振り返ってみることが非常に重要です。
その中で勉強時間は確保できているのか、そしてやり方は正しい方法で取り組めているのかを確認し、今までの勉強を見直してみて改善することが大切になります。
毎日の勉強時間はどれくらい?
毎日の勉強時間を自分の中で分析してみることです。それによって勉強時間を確保できている場合とそうではない場合で対策が変わってきます。
理想の勉強時間として以下の時間を確保できていたら勉強時間は確保できているといえます。
- 小学生:自分の学年×15分
- 中学生:2時間
小学生は3年生なら45分、6年生は90分で1時間半が1日あたりの理想の勉強時間となります。
また、中学生は1日2時間が勉強時間の理想であり、本来であればこの時間を確保していくべきです。
毎日の勉強時間について分析した上で、その結果に応じて次の方法を試しましょう。
勉強時間が足りない場合は…?
勉強時間が足りていない場合は、まず勉強時間の確保が成績の立て直しにとって必要です。
そのために、まずは学校から家に着いてから寝るまでの時間内で勉強していく時間を探していき、毎日勉強をする時間を決めてください。
例えば、中学生の子で7時に自宅に着くのであれば入浴、食事の時間をとっても9時から11時までは勉強時間に充てることが可能です。もし見たいテレビやYouTubeなどがあっても、8時に始めて10時まで取り組み、10時からは自由に過ごすことができるため自由時間もないわけではありません。
このように毎日の勉強に充てる時間を決めてその時間は勉強するという形で進めていくと1日2時間の勉強時間でコツコツと演習することが可能です。
部活生でも家についてから2時間であれば確保が可能であり、まずは勉強時間を確保して進めることが第一です。
- 小学生の理想的な勉強時間は?
- 中学生の理想的な勉強時間は?
- 高校生の理想的な勉強時間は?
- 【定期テスト前】最適な勉強時間は?
- 【小学生の休日】理想の勉強時間は?
- 【中学生の休日】理想の勉強時間は?
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勉強時間は足りている場合は…?
勉強時間は確保できているにも関わらず、成績を立て直す必要のある場合は取り組み方や、勉強方法を見直す必要があります。
例えば勉強の質の面で、ながらスマホや努力をすることに満足しているということが一例です。
ながらスマホをしていた場合は集中力が低下したままでの勉強となっている場合は机に向かっていただけであり、勉強になっていないことが多いというようになってきます。
そして、努力をする事に満足している方は、書くことやノートを埋める事に満足してしまい、肝心の内容を覚えていないということが考えられます。
勉強する時間はスマホを家族に預けて勉強に取り組む、リビングで勉強して家族に見られた状況で集中せざるを得ない状況にして取り組む工夫を試すべきですし、中身をきちんと覚えているか一問一答形式などで覚えていくことをする工夫を凝らして取り組んでいくことが必要となります。
スマホを触りながら机に向かっている人や、努力をして満足している人はすぐに改善しましょう。
スマホについての取り決めと約束事を詳しく紹介しています!
勉強のやり方は?
勉強のやり方を見直すことが必要な方は、間違った勉強を進めてしまっている人が多くいます。
その時は、暗記の優先順位をつけて覚える、問題の復習をするために当日に振り返る方法があります。
以下の通りの方法で試してみるのが良いといえます。
一つのことに時間がかかりすぎる場合は?
一つのものに時間がかかりすぎる場合は、優先順位をつけて覚えられるやり方が良いです。
例えば、英単語10語を覚えると仮定します。その中で優先順位をつけて覚える方法です。
単語の中で練習しなくても書ける単語は最後に回し、できないものを重点的に練習していくので効率よく暗記できます。
全てをいっぺんに覚えると10語全部を覚えなければいけなくなりますが、3個だけ間違っていたとして、3語のみを練習すればよくなることから効率よく暗記することができるようになります。
このように、暗記に優先順位をつけて覚えていくことは非常に有効なやり方の一つとなります。
問題を復習しない人は?
問題を復習せずに解いたままにしてしまう人は、その日に扱った問題について当日中に関連問題、類題で復習を行いましょう。
メリットは当日習ったことを復習するために、記憶の定着率が上がることが大きなメリットです。
問題の復習をしない事により、数日経つと覚えたことも全て忘れてしまい、1からやり直しとなってしまうことから当日に復習をすることで学習内容の定着が図ることができます。
その日に復習をしないと忘れてしまうこととなります。
学習内容を定着させるためにも、教科書や参考書内からその日取り組んだ内容に関連する問題を解いていきましょう。
つまづいていた場所を見つける
勉強時間、内容だけでなく、できていない部分を見つけることも勉強時間と同様に大切です。
問題を精査していく上で、
- 訂正ノートを作る
- ◯、△、×の3通りで印をつける
この2つを行なっていくことでできていない部分や自分の弱点を探すことにつながります。
訂正ノートを作る
テストが終わってすぐのタイミングで訂正ノートを作成しましょう。訂正ノートを作成することにより、何をすれば良いのかについて明確になるのがこの方法の利点です。
やり方は以下の通りとなるのでこの通り試してみてください。
- 各教科ごとに訂正ノートを用意する(ルーズリーフでも何でも良い)
- 間違えた問題の各設問を書く
- 誤答→正答を記載する
上記の誤答に対し以下の内容でまとめましょう。
- なぜできなかったのか
- どこから出題されたのか
- どうすればこの問題を解けたのか
- 次回どのように取り組めばできるのか
これを行う2点のメリットとして、読み返した時に思い出すことができること、どこができなかったのかが明確にわかるようになるのがメリットです。
また、何問も間違っていた場合は教科書、ワーク、プリントなどのどの教材から出ているのかが被ってくることから出題傾向を掴むこともできるようになります。
これにより次回以降への反省、改善点も見つけることができるようになり出題傾向も見つけられることから取り組むべき内容が明確になるため、成績を立て直すための良い方法の一つです。
暗記の漏れが多かった人は?
暗記をし切れずに点数を落としていた人は夜に覚えるために取り組んだ内容を、朝覚えているか解いてみて確認をする方法を試してみてください。
寝る前に暗記をすることは脳科学的にも記憶の定着にもつながりやすく、朝覚えることで忘れていないか再度確認できることにもつながります。
問題を書いて答えることでアウトプットにもなり覚えているかがより確認できます。
ケアレスミスが多い人は?
ケアレスミスが多く、成績が下がっている人は見直しのポイントを確認してミスが減るように取り組みましょう。
ケアレスミスを減らす上で、見直しポイントいうものを確認し、一つでもケアレスミスを減らしていきましょう。
ケアレスミスが以前よりなくなるだけで点数が各教科大きく上がることもメリットです。
そのためにには日頃から付箋を貼って目印をつけるといった方法が見落としが少なくなり良い方法となります。
◯、△、×で印をつける
自分ができない問題パターン、内容を探していく方法で、弱点の探し方は何も見ずにまずは解く、そして解けなかった問題に印をつける」方法で弱点を探します。
このときの丸付けは◯、△、×の3通りでチェックをつけるようにしてください。
- ◯:何も見なくてもできた問題
- △:教科書、参考書で確認しながら解いたらできた、解説を見て解いたらできた問題
- ×:どうやっても全くわからなかった
以上の3通りの方法で進めていくとわかる問題、わからない問題が明確になります。
立て直す上での最優先は△がついた問題です。理由として、×に比べて解けるようになる可能性が高く、成績アップにすぐに繋げることができる問題であるためです。
どうしてもわからない問題よりも、見ながらであればできる問題を自力でできるようにする方が簡単であり、△を◯にすることを優先して取り組む方が立て直しに直結しやすくなります。
このようにわかるもの、わからないものを区別していき、まずは△を◯にできるように、次に×を△にできるようになるまでに解いていくことが大切です。
そしてこれを積み重ねることでできる問題が増えることとなりますので是非この方法で取り組みましょう。
まとめ
今回は成績が下がった時の立て直し方法を解説していきました。
勉強時間の確保などのやり方を見直してみること、そして自分のつまづいているところはどこなのかを確認していくことが立て直しには非常に重要であるといえます。
具体的な方法として、訂正ノート、採点時の印の工夫、などが立て直しには大切であり、どこができていないのかについて見つけていくことを行っていきましょう。
成績が下がってどうしよう、どう立て直せば良いのかと考えている人はこちらの内容を読んでぜひ参考にしてみてください。読んだその時から実践してみましょう。
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