文理選択において選択をしてしまって後悔したことがある方もたくさんいるのではないでしょうか。
文系・理系のどちらを選べばいいのか悩んだことのある方も多いのではないしょうか。
文理選択は高校1年生の冬に行い2年生からクラスを分けて文系、理系と進んでいきます。
この選択は人生の選択に関わる内容なので、文理選択は後悔しないように選択したいですよね?
今回は文系、理系の選択で後悔しない選択の仕方についてご紹介していきます。
文理選択で後悔しない選択の仕方とは?
文理選択で後悔しない選択としてこの4つの選択をしていくのが良いでしょう。
- 不得意科目を避けるための文理選択をしない
- 周囲に流されて文系・理系を決めない
- 学校・学部のイメージだけで決めない
- 将来のことを考えて選択する
この4つは最低でも後悔をしない選択の方法として覚えておきましょう。
それぞれ、後悔しない選択方法としてご紹介していきます。
不得意科目を避けるための文理選択をしない
不得意教科を避けるための文理選択は後悔にもつながります。苦手科目を避けるための文理選択を行わずに、自分の将来の目標から文理選択を行っていきましょう。
例えば数学が苦手だから文系を選択した場合、進学先で数学が必要となった場合に逃げたことを後悔するかもしれません。そして、自分の将来の理想像というものと照らし合わせながら後悔のない選択をしていきましょう。
数学が嫌だから文系で経済学部…と進んだ場合でも経済学ではかなり数学を利用することになってきます。
このように逃げで選択した後も不得意科目と向き合わなければならないことも多いため、結局自分に返ってきてしまうことにもなります。
この教科が苦手だから…という選択は行わずに、自分が将来就きたい仕事、やりたいことから逆算して選択を行いましょう。
周囲に流されて文系・理系を決めない
周囲に流されて文系・理系の選択は全くおすすめできませんし、後悔をすることにもつながります。そうならないためにも自分の意思を持って将来の目標などから文理選択を行っていくようにしましょう。
みんなが理系だから理系に行こうかな…などといった安易な選択を行った場合、自分がやりたいことは全くないのに選択してしまった…という後悔につながってくることでしょう。
文理選択は進路選択、将来の志望学部、職業にもつながってくる選択になります。
大切な選択の一つであるため今の友人関係、交友関係、今の周りの状況といった周囲の状況に流されて決めてしまうのではなく、自分自身の意思で文理選択を行っていくようにしてくださいね。
学校・学部のイメージだけで決めない
調べることなく、学校・学部のイメージだけで文理選択を行わないことも後悔をしない選択において大切なポイントです。
なんとなくで文系・理系を選択した後に志望学部の自分の想像でのやりたいことと実際に扱う内容が大きく異なってしまったということはよくありがちな後悔の一つです。
そうならないためにも、この4つのことを行ってみてください。
- 自分が志望する学部のことはホームページで調べる
- 志望大学のオープンキャンパスに行ってみる
- 今通っている高校の進路課で確認する
- 志望学部についての本を読んでみる
このようにたくさん調べてギャップを大きく作らないようにすることをオススメします。
各学校・学部に関して知る方法は先ほど記載した4つ以外にもたくさんあります。
学校・学部のイメージで文系・理系を決めるのではなく、調べた上で文理選択を行うようにしましょう。
将来のことを考えて選択する
将来の目標などから逆算せずに文理選択を行ってしまうのは避けるようにしましょう。
医者になりたい、薬剤師になりたいにも関わらず数学が苦手だから夢は諦めて文系に進んでしまった、法曹関係の仕事がしたいのに国語が苦手だから夢は諦めて得意な科目の多い理系に進んだ…このようなケースは後悔してしまうことにつながります。
先述した医者、薬剤師は医学部、薬学部へ進学し国家資格を得ないとなることができませんし、法曹関係も法学部進学後に法科大学院へと進んで勉強しなければなりません。
万が一、もう一回夢に挑戦したくなった場合は文転・理転をして巻き返すこと自体は可能ですが、遅れた分の巻き返しは人の何倍も努力をしないといけなくなります。
このようなことにならないためにも、将来のことを考えた上で文理選択を行うようにしてください。
文理選択に後悔してしまった場合は?
後悔しない選択をすることが一番ですが、文理選択を行った後に後悔をしてしまう方も中にはいることでしょう。そのような場合は文転、理転という方法で変更することが可能です。
文転は理系から文系に変更することで、理転は文系から理系に変更することを言います。
この方法であれば、進路変更は可能ですが、大変であることに変わりはありません。
理由として、受験において人より遠回りをしてしまうこと、そして受験に関係する科目を急いで仕上げなければならないことが理由となります。
今まで勉強していた内容が進路変更によって不要になり、時間のロスにもつながります。そして、今まで受講していなかった科目を人より短期間で入試までに勉強しなければならないため他の方の数倍のスピードで努力をしなければならないことからやはり大変であると言えます。
このように文転、理転をして進路変更をすることは可能ですが、最初から文理選択で後悔のない選択をする方が自分自身にとっても良い選択となります。
文理選択は慎重に行い、後悔のない選択をしてくださいね。
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まとめ
今回は文理選択において後悔しない選択の仕方についてまとめていきました。
苦手から避けて選択したり、周りに流されたり、将来のことを何も考えずに選択したり、学部のイメージだけで決めたりとした場合は、後悔することにつながってきます。
後悔しないためにも自分の将来の目標、就きたい職業から逆算をしていき、何になりたいのか、どういう仕事をしたいのかといったことから、そのような内容を専攻して取り組みたいのかということも考えた上で文理選択をすることをオススメします。
文理選択に迷っている方がいたら、この内容を見てぜひ参考にしてみてくださいね。