親であれば一度は見たことのある子供の隠し事ですが、勘で察知したり、子供の些細な変化で察知する人もたくさんいます。
中には、察知した後の対応方法で困る人もおり、どのように対応したら良いのかわからないという親もいるのです。
そこで今回は子供の隠し事はどうやって察知するのか、そして察知した後の親の対応方法についても紹介していきます。
隠し事はどうやって察知する?
小さな子供から学生まで、必ず一度はしてしまう隠し事ですが、様子がおかしい時に隠し事をしていることが多くあるため、子供の日々の些細な変化から察知をしていく必要があります。
例えば、いつもと異なりそわそわしているときや、表情がいつもと異なる時は隠し事をしていることがあります。
理由として、子供なりに怒られるかもしれない、親を悲しませるかもしれないと子供なりに考えての行動であるからです。
学校で嫌なことがあったけど言いたくない、テストでよくない点をとってしまったという時などは子供は隠し事をすることがあるので、日頃からの子供の様子を日々見ておくことが大切になります。
子供の日々の些細な様子の変化から察知をするのが一番の方法です。
隠し事への対応方法は?
子供なりに隠し事を考えた上で行うことになりますが、このような3つの対応方法で隠し事に対応するのが良い方法となります。
- ルールを示す
- 隠した理由を聞く
- 余裕を持って受け止める
以上の3つを心がけて、対応することが大切です。
ルールを示す
子供がルールを破ったことを隠した場合は、ルールについて示すのが良いです。
隠し事をすることの多くは、ルールを破って怒られるから、心配をかけたくないからという理由で隠すことがよくあるためです。
例えば、お菓子を勝手に食べた、ゲームやYouTubeを決められた時間以上することがよくある例の一つです。
その時は、まずルールを示した上で、どうしてしてしまったのかについて理由を聞くと子供も本心を話してくれることがあります。
この時は、頭ごなしに叱りつけてはいけません。叱りつけた場合は、その後さらに隠し事が悪化する可能性があり、怒られないように隠し事をし続ける子供になる可能性があります。
そうならないためにも叱りつけることなく、諭してルールについてもう一度確認して次はルールを守るようにお話をするのが良いといえます。
隠した理由を聞く
隠し事をしていたときはその理由を聞き出すのも対応方法になります。
聞き出すといっても根掘り葉掘り聞いては子供も理由は答えてくれないため、隠し事を問い詰めることは逆効果になります。
そのため、嘘をついてしまった理由を優しく聞くことが大切です。
隠し事をしてしまった理由の多くが、怒られたくない、不安でいえなかった、恥ずかしいと行った理由のどれかとなります。
その隠した理由を聞いた後は対処法を講じることが親の役目です。
怒られたくなくて隠した
怒られたくなかったとのことであれば、優しく正すことが大切です。
怒られると思い子供はビクビクした上で、必死に話しています。その状況で叱った場合、怒られるからとまた隠し事をすることになり、子供にとって逆効果となります。
優しく正して隠し事をしない環境を作ることが大切です。
不安でいえなかった
不安であれば、安心をさせてあげられるような声かけが必要になります。
子供の中で言うに言えない事情があったことを察してあげることが親の役目です。
例えば、いじめにあったなどの場合は子供も親を悲しませると思って言えないこともあり得ます。
隠したくて隠しているわけではないことを感じ取ってあげて、安心させる声かけが必要になります。
恥ずかしくて言えなかった
恥ずかしくて言えなかったという時はテストの点数が悪いことや、何か言ったら恥ずかしいことがあった時がほとんどです。
恥ずかしくて言いたくないという気持ちであるため話してくれた時に寄り添うように聞くのが良いです。
子供なりに言いたくないことを頑張って伝えてくれています。
隠すことはよくないことを教えつつ、寄り添って聞くことが大切です。
余裕を持って受け止める
隠し事をしていたのに気づいても余裕を持って受け止めることも親のできる対応方法です。
親が慌ててしまったり、余裕を無くしてしまった場合は子供にも動揺が伝わります。
子供は親の様子を敏感に感じ取るため、子供が隠し事をしても余裕を持っておくことが大切です。
そのためにも日々の子供の様子を見ておくことが非常に重要になります。
様子を見ておくことで余裕を持つことができますので、余裕を持って受け止めましょう。
いけない時は叱ることも必要
隠し事をして気づいた場合でも、お金を盗んだなどの人として行き過ぎた行動を行なった場合は叱る必要があります。
叱ることが子供の教育のために必要ですが、なぜそうしてしまったのか理由を親は見つけることも大切です。
欲しかった、買ってもらえなかったなどの理由はありますが、方法が違うこと、いけない事はいけないとはっきり伝えた上で正しい方法を教える必要があります。
よくないものに対し毅然とした態度で振る舞うことで子供も良いことと悪いことについて子供ながらに学んでいきます。
その時に長々と話すのではなく、短い言葉で叱る方が理解は深まります。
いけない隠し事に対しては毅然とした態度でいけない理由を短い言葉で説明することが大切になります。
親が子供にしてあげられることについて紹介しています!
まとめ
今回は子供の隠し事をどう察知するか、そして察知した時の対処方法について紹介しました。
子供の日頃の様子から読み取ることが大切であり、察知した時はルールを示したり、隠した理由を聞いて寄り添ったり、余裕を持って受け止めてあげることが大切になります。
隠し事の中でも、いけないことの時は毅然とした態度で叱ることが大切です。
この内容を見てぜひ参考にしてみてくださいね。
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