思春期を迎える中学生、好きな人がいるという人も多いでしょう。
また、だんだん周りにカップルができ始める時期でもありますよね。
恋愛中はそのことばかりが気になって、なかなか周りのことが見えなくなってしまいがち。後になって自分がしていることは変じゃないかと気になったりするものです。
でも、実は恋愛中はみんないつもより変なことをしちゃっているもので、していることも大体似てしまうものなのです。
だからこそ、恋バナをすると、共通点が多かったり、共感できたりして盛り上がるんです。
今回はそんな好きな人がいる中学生や中学生のカップルなら共感できる恋愛あるあるについて紹介し、さらにカップルには好きな人との恋愛が長続きするコツを紹介します!
中学生の恋愛であるあるなことといえば?
中学生は思春期真っ盛りなので、何気ないことでも不安に思ったり、感情をストレートに表現できないもの。
だから、中学生の恋愛は大人からすれば焦ったいものかもしれないけど、自分たちは真剣に悩んでいたりします。
ここではそんな中学生の恋愛あるあるについて、付き合う前と付き合ってからに分けて紹介します!
付き合う前
好きな人のことに意地悪したり、からかっちゃう
好きな人に対して、気を引きたくて意地悪したり、からかっちゃうのはよくある定番の行動です。他の人からするとその好きな人にだけ変なことをしているので、かなりわかりやすい行動ですよね。
でも、相手からすれば、気を引きたいのか、嫌われているだけなのか、どっちかわからなくて困ってしまうことが多いです。
もっとも、興味ない人には基本的に話しかけたりしないため、いちいち意地悪とかからかいをしてくるのは気があるサインだと思って大丈夫です。
好きな人の周りの友達に話を聞きまくる
告白したら断られないか、嫌われてないか確認したくなって、好きな人に直接は聞けないけど、その周りの友達に色々聞きたくなったことはありませか?
誰もが不安になりますから、ついやりたくなってしまう行動ですが、これのせいで好きな人に勘違いさせてしまうことがあります。
というのも、自分の友達に話しかけまくって、いつも友達と話をしている異性がいたらどう思いますか?
この人、友達のこと好きなんだろうなと思ってしまいますよね。そうなると、好きな人のことを知りたくて色々聞いていたことが逆効果になってしまうことがあります。
チラチラと見る
好きな人のことが気になってついチラチラ見てしまうというのは、恋愛をしている人なら経験があると思います。
そんなとき、お互い目が合うと恥ずかしくなりながらも、向こうも気があるんじゃないかって期待したくなりますよね。
そんなドキドキも恋愛の醍醐味の一つといえます。
他のクラスに何かと理由をつけて行ってしまう
学校生活は、同じ学校でもクラスが違うとなかなか会う機会が作れないものですよね。
そこで、恋愛をしている人は、好きな人に会うために他のクラスに、理由をつけて行くことが多いです。
もちろん、直接話をしに行くタイプもいますが、多くは直接話す勇気までは出ず、そのクラスにいる友達のところに行きます。
何もないのに行ったら変に思われるからと、友達のところには「教科書忘れたから貸して」「授業中寝てたからノート貸して」「部活の連絡ある」などなど、何かとそれらしい理由をつけて行った心当たりはありませんか?
よくLINEやインスタのDMを送る
恋愛中は好きな人と話がしたくて、とにかくLINEやインスタのDMを送りたくなりますよね。
でも、話題が見つからなくて、今していることを聞きまくったり、なにか変な画像やスタンプを送ったことはありませんか?
それに自分としてはいくらでも話はしたいけど、嫌がられていないか気になったり、既読になる早さが気になったりもしますよね。
好きな人が近くにいるとテンションが変わる
好きな人がただ近くを通りかかったり、一緒の当番になったりするだけで嬉しくなるものです。
だけど、受け入れてくれるかわからない段階では、好きな人に気持ちを悟られたくない。でも嬉しくてテンションは上がってしまったり、無理矢理抑えようとして変に下がったりしてしまうことがあります。
登下校の時間を合わせる
少しでも好きな人の姿を見たい、近くにいたいという思いから、好きな人と登下校の時間を合わせようとするのもあるあるです。
登校時なら何時くらいにどこを通るのか調べたり、ちょっと見えないところで時間を潰して合わせる。帰りは部活がないなら、好きな人に合わせて放課後すぐ帰ったり、逆に教室で話をして時間を調整したり。部活があるなら、あえて部室や更衣室、玄関などで友達と話をして時間を調節したり、トイレなんかで時間を潰したりということもあります。
放課後の教室などで恋バナをする
LINEやインスタのDMで話すことも多いでしょうが、やっぱり恋バナは顔を合わせて直接する方が楽しいですし、テンションも上がりますよね。
そんな時、一番集まりやすくて、盛り上がるのはやっぱり放課後の教室です。
誰もいない教室で思う存分友達と思いを語り合うのはめちゃくちゃ楽しいですよ。
たまに、狙いが被ったりすると気まずくなることもありますが……。
付き合ってから
デートは近場
中学生はまだ基本的にお小遣い制で、お金に余裕がないことがほとんどです。
そのため、毎回毎回都市部に出かけて遊ぶというのは、デート代どころか交通費だけで苦しく、かなり無理があります。
ですから、中学生のデートは徒歩や自転車で行ける範囲のお店や、お互いの家でのデートになりがちです。
特に、お家デートのときにサブスクで映画を見るのなんかは、映画館ほどの迫力はありませんが、より近い距離感で一緒に楽しめるのでオススメです。
周りに冷やかされる
学校で彼氏・彼女と話していると、必ず冷やかしてきたり、変にはやし立てる人が出てきます。
真剣に付き合っているのに、そういうことをされると嫌な気持ちになりますよね。
だから、学校では付き合っていることを表向きにしないで、こっそり付き合っているという人も多いことでしょう。
でも、本当は学校でももっと話したいと思っているはずです。開き直って周りの声なんか気にせず、見せつけてやるくらいの気持ちで堂々としてみるのもオススメです。
一緒に登校しても学校近くになったら一旦離れる
周りに冷やかされるからと、学校の近くになったら離れるというのもあるあるです。
でも、こちらも開き直って見せつけてやるくらいの気持ちで、一緒に登校するのもいいかもしれませんね。
スマホの待ち受けやSNSのアイコンをお揃いにする
カップルになったら、お揃いのもので揃えたいと思うのは自然なことです。
また、お揃いにするのではなく、2つ繋げて一つの写真や絵になるものや、お互いの写真を待ち受けにするというパターンもありますね。
テスト前は2人で勉強
中学生の本分はやっぱり勉強。だから、テスト前にはテスト勉強をするけど、そんな時、彼氏・彼女がいたら勉強デートをしたくなりますよね。
もちろん、勉強デートで教え合ったり、集中する姿を見て気を引き締め合うのは問題ないどころか、もっともっとやるべきです。
でも、相手のことが気になって勉強に集中できない場合は、なんとか気持ちを抑えて一人で頑張ろう。
付き合ったせいで成績が下がったなんて、相手も嫌な思いをしてしまいます。
付き合うきっかけって何?
カップルには仲良くなっていくうちに自然と付き合いだしたタイプと、告白をきっかけに付き合い始めるタイプがいます。
前者にしても後者にしても、どこかのタイミングで仲良くなる必要があります。
ここではそんな出会いのタイミングを紹介していきます。
学校行事
中学生が付き合うきっかけといえば学校行事。
体育祭や合唱コンクール、文化祭などの行事をきっかけにというのは多いですよね。
特に、文化祭で一緒に作業しているうちに仲良くなってというのは代表的です。
また、修学旅行で普段行かないところにいるときに、思いきって告白というのもいます。
部活
部活が同じだったり、体育館で一緒だったりする人が気になって付き合い始めるというのもあるあるです。
やっぱり、同じクラスだったり、部活だったりと共通点がある方が相手のことをよく知れますし、好きになる機会も仲良くなる機会も多く、付き合えることが多いのです。
イベント
クリスマスやバレンタインなどのイベントをきっかけに、プレゼントを渡して告白して付き合うというのも定番です。
この場合は、基本的に見ず知らずの人に告白されてOKするということはないので、前々から仲を深めていた人同士が、イベントをきっかけに付き合い始めるというものになります。
でも、共通の友達がいる、委員会や当番で一緒になって最近気になっているなど、どこかで繋がりがあれば、実はお互い気になっていて……、みたいなこともあるので、気になるのであればアタックしてみましょう!
また、こういったイベント時に大人数で集まり、そこで遊ぶうちに仲良くなるということもあるので、イベントまでに仲良くなれた相手がいない人は、フリーの知り合いを集めてパーティでもしてみるのもオススメですよ。
SNS
LINEやインスタのDMで最初はクラスや部活の業務的なことをやりとりをしていたけど、ついでに少しプライベートなことを話し出して、次第に好きになって付き合うというのもあるあるですよね。
周りからは急に仲良くなって、急に付き合い始めたと思われることも多く、冷やかされたりすることもあるけど、そういう声は気にする必要はありません。
席替え
席替えをすると今まであまり話す機会がなかった人と話す機会が増えたり、元々好きだった人が近くになってたくさん喋れるようになったりします。
こういった変化があると、相手を好きになったり、告白まで行くきっかけになりやすいため、席替えをきっかけにという人は意外と多いのです。
恋愛が長続きするコツは?
恋愛が長続きするコツは、お互いが相手を思いやることです。
でも、相手を思いやるって言われても何をすればいいのか分かりませんよね。多くの中学生カップルはせっかく付き合っても、すぐに別れてしまうことが多いのです。
とはいえ、せっかく付き合えた好きな人と別れたくないと思っている人も多いはず。
ここでは、恋愛を長続きさせるため、相手を思いやるにはどんなことをすればいいのかを紹介していきます。
目標を一緒に立てる
「〇〇したら□□しよう!」といったような感じで、一緒の目標を立てるようにしましょう。
これは一緒に何かをすることにより連帯感を強めることが目的なので、目標は二人でできることにしましょう。
テスト前に勉強デートをして、「次のテストで△△点取れたら、遠くまでデートに行こう」などはオススメです。
なお、これで目標点に届かなかったからデートなしとするとギクシャクしてしまうので、遠出まではしなくてもデート自体はしたほうがいいですよ。
好きだという気持ちを言葉にして伝える
普段から相手には気持ちを言葉にして伝えましょう。
言葉にしなくてもわかってくれるはず、なんていうのはなかなか通じません。
また、「好き」という言葉以外でも、「カッコいい」「かわいい」「似合う」など、褒め言葉も必ず言うようにしましょう。
適度な距離感を保つ
好きな人とはいつでも一緒にいたいと思うでしょうが、恋愛を長続きさせるには適度な距離感を保つのも重要です。
付き合ったばかりの熱い時期は、朝一緒に登校して、学校の休み時間もずっと一緒で、帰りも一緒に下校して、放課後デート。門限で帰った後もずっと通話みたいな生活をしたくなりますし、できてしまいます。
しかし、こういう生活では友達付き合いもできなくなりますし、自由な時間というものが一切ありません。
すると、ふとした時に「なんか違う」と感じるようになり、時間が経つにつれズレは大きくなり、だんだん気持ちがすれ違うようになるのです。
ですから、登下校が一緒なら学校の休み時間は友達と話す時間にする、デートもある程度回数を決めて友達とも遊ぶ、家での通話も時間を決めるなど、お互いによく話し合って適度な距離感を保ちましょう。
ありがとうの言葉を忘れない
荷物を持ってもらって当たり前、迎えに来てくれて当たり前、めんどくさいことを代わってくれて当たり前。
そんなふうに、相手に何かをしてもらって当たり前、お礼もしないというのは危険です。
誰だって手間のかかること、大変なことはしたくありません。
それでも、そういったことをするには、相手のために何かした、喜んでほしいからですよね。
なのに、喜んでくれないどころか、やって当たり前みたいな態度をされると、嫌な気持ちになります。
そして、嫌な気持ちが積み重なるとだんだん好きな気持ちもなくなっていってしまうのです。
喧嘩したらちゃんと謝る
いくら好きで付き合っている相手でも、考えの合わないところなどは出てきます。そして喧嘩をすることもあるはずです。
好きな人に何か言われても反発して喧嘩になるくらいですから、自分は正しいんだという気持ちは強いでしょう。
それでも、お互い引かずに感情のまま気持ちをぶつけ合っては落とし所がなくなります。
ですから、一度気持ちを落ち着けて、お互いの考えをよく話し合った上で、悪いところはちゃんと謝りましょう。
一つ注意点として、喧嘩を終わらせるためにとりあえず謝るというのは、不満を抱いたまま解消されず、相手は強く言えば自分の考えが通ると思ってしまうようになるので、オススメできません。きちんと話し合いをしましょう。
お互いの恋愛観をよく話し合う
恋愛観についてよく話し合い、共通認識を持っておくことは重要です。
彼女の方は記念日について、毎月記念日を大事にしたいと思っているのに、彼氏の方は1年周期でいいと考えている場合、彼女は付き合って1ヶ月目の記念日に彼氏が何もしてくれなかったと不満に思うことでしょう。
また、彼氏・彼女を家族や友達と比べてどのくらい優先するかも違いが大きいところです。
家族の時間や友達と遊ぶ時間以外で彼女との時間を作ろうとする彼氏と、家族よりも友達よりもとにかく彼氏との時間を作ろうとする彼女では、当然彼女は全然彼氏と会えないことを不満に思います。
他にも、中学生くらいの年齢だと、どこまでしてOKというのもすれ違いが起きやすいところです。
こういったことは話しづらいかもしれませんが、雰囲気に流されて断りきれず……、みたいなことを防ぐためにも、一度しっかり話し合うことが重要です。
独りよがりにならない
サプライズプレゼントをしたけど思ったより喜んでくれなかった、毎日夜遅くまで通話しているけど楽しくなさそう、なんていう経験はありませんか?
自分は相手のためを思ってやってあげたのに、喜んでくれないとちょっと不満に思いますよね。
でも、この「相手のために」というのは、恋愛中はついやってあげがちだけど、問題になりやすいところでもあります。
喜んでほしくてしたサプライズプレゼントだとしても、相手が欲しいものでなければ心の底から喜ぶのは難しいものです。
自分は好きな人といっぱい話したいと思って通話していたとしても、相手はもうそろそろ眠いと思ってたり、毎日そこまで長時間話す必要はないと思っているかもしれません。
「相手のため」を思うのなら、独りよがりにならず、相手とよく話し合って一緒に決めていくのが大切です。
まとめ
中学生の恋愛あるあると長続きするコツを紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
恋愛をしている人なら「あるある」と共感できたことも多かったのではないでしょうか。
付き合うきっかけについても様々ありましたが、告白はゴールではなくスタートラインなんだということを意識するのが大切です。
相手を思いやれるカップルは長く続きますし、一緒にいて幸せになれます。
もちろん、中学生という時期は恋愛以外にも勉強などやらなければならないことがたくさんありますが、二人で一緒に乗り切りましょう!