学校に通っている皆さんは、一度はこのように悩んだことはありませんか?
- 「先生に嫌われているかもしれない…。」
- 「先生に嫌われたらどうしよう…。」
しかし、学校の先生は公務員なので、みんなに平等に対応する義務があります。ですから、好き嫌いで行動する先生はいません。
とは言え、先生も人間です。成績や態度に出すことはなくても、優しくされたら嬉しくなりますし、嫌なことをされたら悲しい気持ちになります。一生懸命頑張っている人を見れば応援したくなりますし、言うことに耳を傾けず、心を開いてくれなければ「話したい!」とは思わないでしょう。
一生懸命教えようとしている人に対して、その気持ちに応えないような行動をとられてしまっては、先生も一生懸命関わろうとする気持ちが薄れてしまいますよね。
今回は、どのような行動をとると、人に悪い印象を与えてしまうのかを解説していきます。自分の行動を振り返りながら見ていきましょう!
①自分のやるべきことに取り組んでいない。
まず一つ目に、勉強や宿題など、自分のやらなければならない課題に取り組んでいない人が挙げられます。やることをやらずに、自分のやりたいことばかりやっている人や主張している人は、人から良くは見られません。
用意した課題や宿題などをやっていない人に、追加で何かその人のためにしてあげたいとは思いませんよね。なぜなら、「どうせ、これもやらないだろう。」と思うからです。
②後ろ向きに物事を考える。
人から良く見れない人はこのような口癖を言う人が多いです。
- 「どうせ無理だ。」
- 「意味がない。」
- 「興味ない。」
- 「面倒くさい。」
先生は、その人のことを考えて様々な選択肢を用意してくれます。
例えば、勉強面で言えばきっと、一人一人のことをよく理解しているからこそ、その人に合った勉強法や志望校、テキストなどを紹介してくれるでしょう。
しかし、それを試しもせずに拒否されてしまったら、一生懸命考えたことが水の泡になり、がっかりします。さらに、「もう提案しない。」という気持ちになるでしょう。
③言い訳ばかりする。
何かミスや間違い、失敗をしたときに、人のせいにしたり、反省や改善をしようとしない人も、人としての評価を下げてしまう原因になります。失敗は誰にでもあります。そのため、先生方は失敗をしたこと自体については、そこまで注意したり、問い詰めたりしません。
しかし、言い訳をし、反省の気持ちが見られなかったりすると、「自分は悪くない。」という印象を与えてしまいます。
④あいさつや返事ができない。礼儀がない。
あいさつや返事は、一番身近で、簡単にできる短いコミュニケーションです。他のことをいくら頑張っても、あいさつや返事がしっかりできないと、だらしない人間だという印象を与えてしまいます。
挨拶や返事とは、大きな声ですることだけとは限りません。以下のこともあいさつや返事の大切な要素です。
- 相手の目を見る
- 笑顔でコミュニケーションをとる
- 会釈する
- うなずく
これらのことがない人は、無視された、自分に興味がないという印象を与えてしまいます。そのような人に「話しかけたい。」「積極的に話そう。」という感情はわきません。
⑤自分のことしか考えていない。
学校では集団で生活します。そのため、他の人のことを気遣って行動する必要があります。
自分勝手な行動をしてクラスの輪を乱そうとする人や、「自分には関係ない。」「どうでもいい。」というように、他人に興味をしめさない人は担任の先生だけでなく、クラスの人からも悪い印象を受けてしまいます。
「自分は嫌われてもいい。」「ほかの人からどう思われてもかまわない。」ということではなく、今の自分の立場で求められている行動を意識しなければなりません。
まとめ
このように、学校の先生から良く思われない行動というのは、できるかできないかの能力は関係ありません。結果ではなく過程、すなわち、やろうとしているかどうか、という姿勢が人からの評価を左右します。
学校の先生は、一人一人のことを考えて、学校を卒業した後に生徒が立派な大人になれるよう、夢が叶えられるように全力で学習指導や生活指導をしています。
学校では、上記のような行動をとっても最低限の面倒は見てくれるでしょう。しかし、社会人になったあとに、このような行動をとると、何もしてもらえず、ほっとかれてしまいます。誰にも助けてもらえなくなるでしょう。
人間は習慣や性格をすぐに変えられません。また、年齢を重ねれば重ねるほど、それらを変えるのは難しくなります。先生や評価のためではなく、自分のため、自分の将来のために、人からどう思われるかということを考えて行動するようにしたいですね。
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