やらないといけないのはわかっているのに、宿題のやる気が出ない。なんのために勉強するのかわからなくてやる気が出ない。
理由は色々とありますが、宿題のやる気が出ないと思ったことはみんなあるはずです。
今回はどうして宿題がはかどらないのか、やる気を出すためにはどうすればいいのか、その原因と解決法はマナビバが伝授していきます!
宿題のやる気が出ないけど大丈夫?
宿題がはかどらない原因を考える前に、やる気が出なくて宿題をやらないということは良くないことなのか、あまり気にしなくていい大丈夫なことなのかを考えてみます。
答えからいうと、やる気が出ないで宿題をやらないのは基本的に良くないことです。
たしかに、最近は宿題を出さずに子供の自主性を育てる学校も増えていて、結果が出ているところもあります。
しかし、それは自主性を育むような教育をして、ちゃんと自分で考えて勉強すると伸びるということを意味します。
そういった教育がされているわけでもなく、宿題よりも高度な内容の勉強を自主的に勉強しているというわけでもないのなら、宿題は必要なものです。
学習習慣を身につける、学校で習ったことが身についているか確認をできるなど、メリットはたくさんあります。
次は、そんな宿題がどうしてはかどらないその原因とその解決法を伝授していきます。
宿題がはかどらない原因5選
誘惑が多くて宿題に集中できない
宿題をしようとして勉強机につくも、スマホやゲームをしたり、漫画や小説を読んだりしてしまうことはありませんか?
宿題を始める前に少しだというその気持ちになるのは、仕方のないことですが、誘惑に負けては宿題に集中できません。
スマホやゲームは居間など自分の部屋以外に置く、漫画や小説は手の届かないところにしまっておくなどして、勉強部屋の誘惑を締め出しましょう。
宿題をやる理由がわからない
とにかく宿題はしないと怒られるからという気持ちで勉強机についてもる方も多いでしょう。
しかし、そこには宿題をやることでどうなりたいのかという目標がないので、宿題をやる理由というのはわかっていないのです。
目標を決めて、それに向けて頑張るようにしなかれば、宿題や勉強自体にストレスを感じてしまい、次第に何をされても宿題をしなくなってしまいます。
宿題をしても結果が出ないから
宿題をきちんとやった結果、いい点数がが取れると嬉しくなると思います。自分の努力が実ったという証にもなるので、達成感が湧き、自信もつきます。
しかし、どんなに宿題をやっても結果が出ないと、自信がなくなってしまいます。
そのうち、「宿題をしても意味がない」とやる気をなくしてしまうのです。
疲れや眠さ
疲れていたり、眠いとやる気は出ません。
これは宿題に限らずどんなものでもそうです。
生活リズムが崩れて寝不足になっていませんか? 偏った食生活はしていませんか?
そういったものは、疲れや眠さの原因になります。生活習慣を見直し、早寝早起きをしていきましょう。
親に宿題をしろと叱られてばかり
宿題をしろと何度も強く叱られると、宿題をネガティブなものと捉えてしまうようになります。
当然、嫌いなものや辛いもののやる気は出ないので、宿題をさせたくて親が叱るたびに、子供はやる気を無くしていくのです。
宿題のやる気が出る解決法5選
朝に宿題をする
夕方は学校や部活、習い事で疲れていて、宿題どころではない。夜はもう眠くなってしまって宿題ができない。
そういった経験があることは多いはずです。
これを解決するにのが、規則正しい生活をして、朝に宿題をやることです。
朝はまだ何もしていないので、疲れがないので、実は勉強するのに向いている時間なのです。
宿題をしたことにメリットを与える
どんなに目標を決めても、宿題をやろうと思っていても、楽しいことがなければ続きません。
例えば、宿題を5時までにやれば、本当は1日1時間のところを1日1時間半ゲームをしていいと親子で決める。子供だけでも、ここまで勉強すれば明日は遊びに行くなどのルールを決めるのです。
そうすることで、達成事のメリットのために、宿題をやろうという気になるのです。
スケジュールをしっかり決めておく
学校から帰宅したら宿題をやってその後2時間は自由時間、長期休業は朝9時から12時までは宿題といったように、事前にスケジュールを決めておくと、余裕をもって行動できるようになります。気持ちにゆとりができると焦りがなくなり、やる気が出てきます。
とりあえず5分だけでもいいから宿題を始める
勉強というのはマラソンのようなものです。努力をし続けることが重要なので、やる気が出ない時は、宿題を一気に終わらせようとする必要はありません。
とりあえず、5分だけでも宿題をしてみましょう。5分できたら少し休憩。そしてまた5分、できれば10分と勉強時間を長くしていけば、そのうち気がつけば勉強に集中できるようになっています。
こうした経験を繰り返すと、とりあえず勉強しようとするだけで、やる気が出るようになってくるのです。
どうしても眠たい時は、15〜30分だけ寝てリフレッシュ
眠たいと思うということは、休息を取るように促されている証です。無理してその命令を無視するのは良くありません。
眠たいまま無理して宿題をするよりは、一度15~30分を目処に仮眠しましょう。
このくらいであれば時間も取れますし、何時間も昼寝をしたら生活リズムが崩れてしまう上、実は体が疲れてしまうのです。
このちょっとした仮眠により、何時間もの昼寝より頭をリフレッシュさせられます。
まとめ
宿題がはかどらない原因と、その解決法についてお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか。
高校でたまにある膨大な量の宿題を出す進学校でもない限り、宿題というのは学習状況を確認する最低限のものです。
たとえやらされている勉強だとしても、宿題をしっかりやって学習習慣をつけるのは大切なことです。
宿題のやる気が出ないと思っていても、どうにか有効活用して、将来の役に立てていきましょう。