学校の勉強についていけなくなった、学校よりもっと高いレベルのことを学びたい。
塾に行かせようと考える理由は色々あると思いますが、塾はどうしても高いお金がかかってしまうもの。気軽に行くことを決めるのは難しいですよね。
子供が自学自習するだけじゃダメなのか、本当に塾に行く価値があるのか、よく検討してから決めたいですよね。
そこで、今回は塾に行く価値とその理由を紹介し、どんな子に塾は必要なのかをマナビバが解説していきます。
塾に行く価値とその理由8選?
ここでは、早速塾に行く価値とその理由について見ていきます。
ここに書いてあることを魅力的に感じたら、塾を検討してみましょう。
学校よりもレベルの高い指導を受けられる
学校の先生にも、教え方が上手でわかりやすい先生もいっぱいいますが、学校の先生は授業にも仕事がたくさんあり、指導だけに集中するというのは困難です。また、1年間で決まった範囲の勉強を進めないといけないことから、勉強が得意な子には遅すぎる、勉強が苦手な子には早すぎる授業が行われます。
それに対して塾講師は、学習指導が専門で、学校よりもわかりやすい授業や受験を見据えたハイレベルな指導をしてくれます。
受験のポイントやテクニックを教えてもらえる
受験を見据えた進学塾は当然、補修塾でも受験が近づけば塾は普段の学校の勉強対策に加えて受験対策をしてくれますし、受験を意識して重要なポイントやテクニックなどを教えてくれます。
学校では、なかなか受験を意識した内容というのはカバーしてくれないため、受験を意識するなら塾に行く価値があります。
受験情報が手に入る
塾は受験指導のプロなので、受験情報もたくさん持っています。
受験情報というのは何十年も経てば変わるもの。自分で調べたり、学校の先生と面談をするのも大切ですが、テストの点数などの結果だけではなく、普段問題を解いていてどんな傾向があるのか、細かく具体的なところを踏まえた上で提案してくれるのは塾の役目です。
夜遅くまで勉強できる環境を用意してくれる
自宅だと誘惑が多くて勉強に集中できないという子供は多いです。
そのため、塾で授業を受けるのはもちろん、自習室を使わせてもらってそこで思う存分自習できるのも塾に行く価値の一つです。
自習室がない塾でも、生徒のためを思って空いている机があれば授業時間外の自習を許可してくれるところが多いですし、授業以外に勉強する環境が整っているかはチェックするべきポイントです。
子供に合ったカリキュラムがある
教室が小さい集団塾だと、コースが少なくて自分に合ったカリキュラムがない場合がありますが、多くの集団塾では幅広い生徒に対応できるよう、レベル別に複数のコースを用意していますし、個別指導塾であれば、生徒にあったカリキュラムを組んでくれます。
もちろん、中には個別指導といいながら画一的な指導しかしない塾もありますが、そういったところは体験授業や面談をして避けるようにしましょう。
近い目標を持ったライバルがいる
これは特に集団塾にあてはまるものですが、塾では近い学力を持った子が見つかるので、競争する相手を見つけるのに丁度いいです。
もちろん、テストの点数で目標を決めるのも良いのですが、普段から身近に競える相手がいて、その相手と競争する方が意識をしやすく、モチベーションを保ちやすいタイプの人もいます。
学習の遅れを取り戻す
特に個別指導塾に当てはまるものですが、勉強の遅れを取り戻すために、学校ではもうとっくに習ったことの復習ができるのも、塾に行く価値があることです。
どこか行き詰まったところというのは、自分で勉強してもわからなかったところです。
そこをできるようにするには、誰かに教えてもらうのが一番効率的で、それを可能とするのが塾です。
学習習慣をつける
大抵の塾は毎週決まった回数いく必要がありますし、そこで宿題も出されるので、ほぼ毎日勉強をしなければなりません。
そうすると、今まで学習習慣がなかった子でも学習習慣がつくようになりますよ。
塾が必要な子の特徴
自分で目標を決めて、そのための学習計画を立てて、ペースを守って毎日自発的に勉強できて、問題を解いてできなかった問題も解説を読めば理解できるような人はわざわざ塾に行く必要はありません。
自分で本屋さんに行って参考書や問題集を買い、自分で勉強を進めていって大丈夫です。
しかし、この全てを自分でできる子はなかなかいませんし、学年が上がって勉強の内容が難しくなると、親がサポートするのも難しいですよね。
それでは、塾が必要な子はどんな子なのでしょうか。その特徴を紹介していきます。
学校の勉強に付いていけていない
やはり、学校の勉強についていけるかどうかは非常に重要なポイントです。
学校の勉強についていけないのを放置してしまうと、勉強は積み重ねるものですから、どんどんできないことが増えていってしまいます。
だからといって、成績がどんどん落ちていったとなると、どこからつまずいているのかを見極めるのが難しいです。
そういう時は、塾に行ってどこからつまずいているのかを分析して、できないところから対策をしていきましょう。
子供だけだと勉強のモチベーションを維持できない
家庭学習をきちんとできる子供は、家庭学習の質を上げられるかをまず考えるべきですが、家庭学習が全然できていない子は、家で勉強させようとしてもなかなかしてくれるようにはなりません。
勉強したくない子供と格闘しているうちに、どんどん日にちが過ぎて、また新しく勉強でわからないところが生まれていきます。
ですから、なるべく早い段階で塾に入れて、勉強しないといけない状況を作ってあげましょう。
それでも宿題を家でやらない時は、塾がない日も宿題をさせるために塾に行かせて自習させるか、授業の前後にやらせるようにしましょう。
両親ともに勉強が不安で相談できる相手がいない
何十年も勉強に触れていないと、昔やったことがあることでも忘れてしまっているものですし、もともとあまり勉強が得意ではなかった親も多いかと思います。
そして、身内や友人に専門家がいて相談できればまだ対応できますが、なかなかそういう人はいませんよね。
そういう時は、もう専門家である塾にお任せしてしまいましょう。
受験情報がない
子供を育てている地域と両親の出身地が異なれば、受験情報なんて全然わかりませんし、もし地元だとしても何十年も経てば変わっていることが多いです。
子供の受験を考えたときに、このぐらいの学力ならどこが狙えるのか、もう少し上げられたら、もう少し下がったらなど、知るべきことは色々あります。
受験について知りたいときは、学校の先生もいいですが、受験の情報を数多く持っている塾に話を聞いてみましょう。
今の成績より1ランク上の志望校に合格したい
今のレベルよりもう少し上のレベルの学校に行きたくて、勉強を自分なりに頑張っているけど足りないという子も塾に行くべきです。
自分なりに頑張って勉強しているけど成績が上がらないというのは、勉強方法のどこかに間違いがあるか、やった気になっていただけで、その志望校に行くには足りないということがほとんどです。
そして、塾は教育の専門家として、その子の学習状況を聞いて適切なアドバイスをしてくれます。
自分で頑張っても成績が上がらないというときは、外部の専門家の力を借りましょう。
まとめ
塾に行く価値とその理由8選を紹介し、塾が必要な子の特徴を見てきましたが、いかがだったでしょうか。
塾に目的もなく、なんとなく行くだけでは成績は上がりません。
塾に行く目的が何か、そのためにやるべきことは何かをしっかり考えて勉強することが大切なのです。
勉強が苦手で学校でやったことの前で詰まっているなら、そこを補ってくれる個別指導塾に行くなど、目的に合わせて最適な塾を選ぶようにしましょう。
この記事を参考に、自分の子に塾は必要なのか、よく考えてみてください!