学校生活は友達がいた方が楽しいと感じますよね。
普段の日常生活で楽しく話しあったり、部活や先生の愚痴を言いあったり、文化祭や体育祭一緒に楽しむなど色々なことができます。
しかし、友達がいないと行事を楽しめる相手がおらず、移動教室もごはんを食べる時も一人で、何気ない世間話や不満を愚痴る相手もいない毎日を送ることになります。
本当に一人が好きで、友達がいないことを一切不満に思わないのであれば、友達を作る必要はないでしょう。
しかし、友達がいないことを辛いと感じるのならば、友達を作るべきです。
そこで、今回は学校で友達を作るために必要なことと、学校で友達が必要な理由についてマナビバ紹介します。
学校で友達を作るために必要なこと
友達というのは、相手がいて初めて成立するものです。友達を作ろうとしていなかったり、周囲からの自分の見え方を誤解しているとなかなか作れません。
また、一緒にいて楽しい・面白いとお互いに思えないと友達になるのは難しいです。ですから、相性の良さそうな人を見つけたりすることが重要ですが、そもそも自分が何に興味があるのかを把握していて、他の人がどんなことに興味があるのかがわかっていないと相性がいいかどうかもわかりませんよね。
それでは、学校で友達を作るために必要なことについて見ていきましょう。
自分のことを知る
まず、最初に必要なことは自分のことを知ることです。
自分が興味のあることや好きなことは何か、どんな人と友達になりたいのかということを考えることも必要ですし、どうして今まで友達ができなかったのかを自己分析する必要もあります。
自分に自信がなく友達を作りにいけないのか、プライドが高く自信過剰なせいで周囲に相手にされていないのか、そもそも今まであまり友達が欲しいを思っていなかったのか。
この辺りがわからないと、改善のしようがありませんよね。
他人に興味を持つ
また、他人に興味を持つことも重要です。
友達が欲しいと言いながら、周りの人がどんなことが好きで、どういう人間なのかわかっていないと、そもそも誰と友達になればいいのかわかりませんよね。
まずは周りの人についてスポーツが好き、音楽が好き、アニメが好きというような大きな枠からでいいので知るようにしましょう。
話の合いそうな人を見つける
自分のことを知って、他人に興味を持つようになったら、次は話の合いそうな人を見つけることです。
中には自分と全然タイプが違うからこそ、自分の知らないことを知れる相手として仲良くなることもありますが、基本的には友達になるのは共通の話題があって、話が合い盛り上がれる相手です。
ですから、共通点がある人を見つけるようにしましょう。
この点、部活に入っていれば、部員は興味の度合いに差異はあれどみんなその部でしていることには興味を持っているので、話しやすいです。
自分から笑顔で話しかける
友達になりたいと思ったら、最善は自分から話しかけることです。
やはり、ただ待っているだけでは友達はやってきてくれません。
話の合いそうな人がいたら、自分から話しかけていくことが、友達を作る上では最も有効です。
また、この時仏頂面で近づいてこられたら相手も身構えてしまうので、笑顔で話しかけるようにしましょう。
話しかけられやすい雰囲気を作る
とはいえ、今まで友達作がうまくいかず悩んでいた人は、人見知りで自分から話しかけられないという人も多いでしょう。
そういう時は、話しかけられやすい雰囲気を作るようにしましょう。
休み時間いつも本を読んでいたり、イヤホンをして音楽を聴いている人がいたら、今はそっちに集中しているから話しかけないでおこうと思われてしまいます。
また、何も自分の趣味などを見せないまま、話しかけられるのを待っても、相手は自分のことを知りようがないので話しかけてくれません。
さりげなく、自分の好きなものについて、グッズを出すなどしてアピールしてみましょう。
また、何もないのにニコニコの笑顔をいうのも不気味ですが、ある程度は明るい表情をしておくほうが話しかけられやすいですよ。
無理なキャラ作りはしない
友達が欲しいからと無理に明るく振る舞ったり、好きなアニメやゲームなどの趣味を隠そうとすると、後々素を出すことができなくて辛い思いをすることになります。
ですから、無理なキャラ作りはせずに、自分と共通の話題があって、素で接することができそうな相手を探すようにしましょう。
学校で友達が必要な理由
ここまで友達作りに必要なことを紹介してきましたが、そもそもどうして友達をほしいと思うのか。
その理由について見ていきます。
友達がいた方が楽しい
学校生活はクラスも部活も集団生活で、多くの人は友達グループを作って、そこを中心に生活をします。
友達同士で話をしたり、学校行事に取り組んだりすると大いに盛り上がりますよね。
しかし、友達がいないとずっと一人なので、普段の生活も一人で、一緒に学校行事を楽しむ相手もいないので、学校生活を楽しむのが難しくなります。
困った時に助け合える
学校生活は勉強もありますし、他にも様々なトラブルの時に頼ることもできます。
友達がいれば勉強を教え合うことができますし、忘れ物をしたら見せてもらう、お弁当を忘れたりしたらお金を貸してもらうこともあるかもしれません。
このように、友達がいれば一人で全てを頑張る必要も、困った時にどうしようもなくなったりしないのです。
悩みを相談できる
生きていれば誰しも悩むこともありますよね。
友達がいないと、誰も同年代の相談できる相手がおらず、悩みを内に溜め込むしかありません。
そうなると、ストレスが溜まって、学校生活が楽しくないものになります。
孤独感を感じなくなる
友達がいると、その友達と行動することが増えるので、孤独感というのは感じづらくなります。
特に、学校行事などで最後まで余って、適当な班に入れられることがなく、自分で好きな班を組めるのは、行事の満足度も上がります。
まとめ
学校で友達を作るために必要なことと、学校で友達が必要な理由について見ていきましたが、いかがだったでしょうか。
進学やクラス替えで環境が変わると、今までは友達がいっぱいいた人でも、友達を作れなくなることがあります。
そして、一度人間関係が出来上がってしまったら、そこで新しい友達を作りに行くのは大変ですし、勇気のいることだと思います。
しかし、その一歩を踏み出さなければ、状況が好転することを期待するのは難しいです。
勇気を持って友達を作るために、今必要なことをやっていきましょう。