高校1年生の冬頃までに決めることとなる文系、理系の選択。その中で理系に進む方は数学、理科、そして英語をより深く履修することとなります。
文系、理系を選択する理由で将来の夢、希望職種などの多くの理由から決める人もいますし、国語をやりたくないといった理由やなんとなく理系という理由で理系を選択する人もいます。
そのような理由で選択をする人もいますが、理系を選択するべき理由というものもあります。
そこで今回は、理系を選択するべき理由を7個あげて解説して行きます。
どのような理由で理系を選択するのか。今回ご紹介して行きます。
理系を選択するべき理由7選!
理系を選択するべき理由としてこの7つが理由となります。
- 理系を専門的に学ぶことができる
- 研究職に就くことができる
- 技術職に就くことができる
- 数学、理科が得意で活かすことができる
- 就職に有利
- 将来の夢が理系である
- 研究で様々な力が蓄えられる
この7つについてそれぞれご紹介して行きます。
①理系を専門的に学ぶことができる
理系に興味のある方はより専門的に学ぶことができるため、理系を選択して進むべきです。
自分自身の興味のあることを元に進路を決めることになるので、やりたいことを軸に進むことができます。
理系といっても工学系、理学系、薬学系、医学系などの多くの分野に分かれているので、さまざまな道があります。
工学がやりたいから理系、と目標をはっきり設定してからでもいいですし、理系の物理や数学に興味があるから理系に進むという方法でも選択方法として問題ありません。
理系に興味があって進みたいということで、まず理系に進むのは一つの手ですし、そこから志望校などを考えることもできます。まず、理系を選択しなければ理系の内容を学ぶことは基本的に難しくなります。
理系を専門的に学ぶことができるため学問、勉強内容、専攻内容に興味のある方は理系を選択するべきです。
②研究職に就くことができる
研究職に就きたい方も理系を選択するべきです。
理系に進むことのメリットの一つは研究職に就くことができることです。文系でも就くことができないわけではありませんが、限りなく可能性は低くなります。
その一方で、理系であれば、大学、大学院で研究を行った内容をもとにその道に進むことができるため、研究職に就きやすいと言えます。
研究職を目指したいという目標が元々ある方であれば、なおさら理系を選択するべきです。文系から研究職を目指すことは限りなく難しくなります。
研究職に就くことができることは理系の選択をするべき理由の1つです。
③技術職に就くことができる
技術職に就きたい方、技術職としての仕事をしたい方は理系を選択するべきです。
技術職では手に職をつけることができますし、手に職をつけることで何歳になっても働くことが可能となります。
理系に進んで技術系の学部に進むことで、例えば建設業であれば建築設計ソフト、施工技術を、製造業であれば作業工程などを大学のうちから学ぶことができます。
文系から進むよりも理系で技術を学んだ上で就職することにより、文系学生と比べて専門知識を持った状況で働くことができます。
手に職をつけることもできますし、大学のうちから学ぶこともできるため技術職に就きたい人は理系を選択するべきです。
④数学、理科が得意で活かすことができる
数学、理科が得意な方は理系を選択すると活かすことが可能です。
理科、数学が得意な方が理系に進むことで自分の得意分野を活かした学部選択、専攻の選択が可能になります。
自分の得意科目を活かして進むことで苦手科目よりもストレスなく取り組むことも可能になりますし、自分の得意なことを活かしての大学進学も可能になります。
さらに、先ほども記載した研究職、技術職へ進んで手に職をつけて働くことも可能になります。
数学、理科の得意な方は得意分野を生かすことができますし、それを活かして手に職をつけることもできるため、理系を選択するべきです。
⑤就職に有利
理系で手に職をつけることができるため就職で有利なことも理系を選択するべき理由です。
大学、大学院で研究を行い、研究室によっては教授の推薦で就職することも可能です。
文系の学生が就職活動一本で必死に動き回っている中、理系の学生は4年生になると研究、就職活動と同時並行し、さらに卒業論文を作成することとなります。
大変な作業が多くはなりますが、就職活動の時に就職の斡旋、教授の持つ人脈で企業を紹介してもらうことも可能になります。
このように就職において理系は有利になるため理系を選択するべきです。
⑥将来の夢が理系である
将来の夢のために理系にいく必要のある人は理系を選択しましょう。
医者、薬剤師、建築士、研究者など理系に進んで専攻していく内容は数多くあります。
医者であれば医学部、薬剤師は薬学部、建築士は建築学部など、1番の近道となる学部へ進んで専攻した方が夢へと近づくことができます。
今は理系科目が苦手な人もいるかもしれませんが、高校2年生はあと2年間、高校3年生はあと1年間の時間があり、その期間で理系科目の苦手克服も可能となります。
理系が苦手だとしても将来の目標が理系学部にある方は理系に進むために努力をする方が後悔もありません。
将来の夢があり、それが理系学部である方は理系を選ぶべきです。
⑦研究で様々な力が蓄えられる
研究で様々な力を蓄えることができることも理系に進むべき理由の一つです。
理系に進むことで大学で多くの研究をして卒業します。研究の授業は2時限〜3時限と長い時間授業をすることもありますし、研究後にはレポートを書いたり、その実験内容、研究内容について発表することもあります。
その発表までの準備を文系学生より経験しているため論理的思考力、プレゼンテーション力が育っています。
さらに、長時間の研究を行っていることから忍耐力も備わっていることが多いため、上記の点から企業は理系学生に魅力を感じます。
その結果、理系学生を優遇することも多々あります。
研究で様々な力を蓄えることができることも理系に進むべき理由の一つとなります。
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まとめ
今回は理系選択の理由7選について7つの理由をそれぞれご紹介して行きました。
理系に進むことで専門知識を身につけられる、論理的思考力を高めることができる、研究職、技術職への就職がしやすくなるというメリットがあるため、研究職、技術職などの理系学科に進みたい人は理系へと進むべきです。
その中で、将来の目標、やりたいことなどから逆算して自分で納得した上での選択が良い選択方法であるといえます。
その方が後悔もなく選択できるのでおすすめです。ぜひ参考にしてみてくださいね。