中学校は、小学校よりも覚えることが多くなり、さらに学習内容も難しくもなるので、たくさん勉強することが求められます。では、具体的にどのくらいの時間勉強する必要があるのでしょうか?また、どのような学習をしたらよいのでしょうか?今回は、中学生の家庭学習について解説していきます!
中学生の理想的な勉強時間は?
中学生の学習時間は、2時間が目安と言われています。部活動や習い事をやっている人は時間を確保するのが難しいかもしれません。ですが、夜ご飯前に1時間、夜ご飯後に1時間と分けたり、朝学校に行く前に少し学習したりするなど、スケジュールを工夫すると、意外と2時間取れるものです。
また、高校入試前はよりたくさん学習することが求められます。6時間程度の学習を目安に、夏休みや冬休みなどの長期休みはさらに学習する等、力を入れて取り組みましょう。
どのような勉強をしたらいいの?
では、家でどのような勉強ができるでしょう。中学生が家でできる勉強について紹介します。
①学校の宿題
基本的に、学校の宿題は上記の学習時間を目安に出されています。そのため、まずは宿題をしっかりこなすことが重要です。また、宿題をやる際には、学習が身につくよう、取り組み方も気を付けなければなりません。よく見られるのが、答え合わせをしない、間違っていたら解答を写して終わるというやり方です。これでは、せっかく時間を使って学習しても内容を理解しているとは言えません。そのため、丸付けをする、間違えたところはもう一度解く、というように取り組むようにしましょう。
②学校の授業の復習
ほとんどの中学校では、教科ごとに宿題が出されます。そのため、宿題が多い日もあれば、少ない日、まったくない日もあるでしょう。そのため、宿題をして時間が余った時や、宿題がない時は学校の授業の復習をしましょう。
復習は、分からなかったところや間違えたところを中心にしましょう。1日の全ての教科、全ての学習内容を復習するのは時間がかかります。十分理解できたところは復習する必要はありません。内容を絞って、短い時間で長く続けられるよう工夫しましょう。その日のうちに復習をすると、自分がどうして間違ったのか、記憶がフレッシュなうちに確認できます。間違えた理由を納得できると理解が早くなります。復習をしないで、分からないまま放っておくと、分からない部分がどんどん溜まっていき、テスト前に確認しなければいけないことが多くなったり、次の授業内容が理解できなくなったりします。時間の節約にもなるので、その日の疑問や課題はその日のうちに解決できるように心がけましょう。
③学校の授業の予習
学校の授業の予習をすることもいいでしょう。予習と聞くと、「授業の内容を1からしっかり勉強しなければいけない。」と時間も労力もかかると想像する人が多いでしょう。まずは、苦手な教科や単元だけに絞ってやってみましょう。また、教科書を読んで、分からなかったところをリストアップしておくだけでも、どこに注目して授業を聞けばいいのかが明確になります。数学なら例題を解いておく、国語の古文や漢文・英語だったら訳をしておく(分からない単語の部分は空欄にしておいても良い)等の予習ができます。ガッツリ取り組むと、続かなくなる恐れもあるので、長く続けられそうなことを考えて実践してみましょう。
④定期テスト対策
小学校と中学校の大きな違いは、定期テストがあることです。定期テストの範囲はとても広く、さらに5教科同時に対策しなければいけないため、定期テスト直前になってから学習を始めるのは、とても大変ですし、テスト範囲全てをカバーしきれません。そのため、何日も前から学習をしておくことをおススメします。授業で学習したところから対策を進めておけば、定期テスト前は、直前の授業内容だけ復習すればいいので、負担が減ります。さらに、苦手教科や単元の学習、応用問題の対策など、さらに得点を上げるために時間を使うことができます。
まとめ
中学校では、より長い時間学習することが求められます。勉強する内容が増えているため、自分に今必要な学習は何なのかを考えて学習に臨むようにしたいですね。また、短い時間でよりたくさんの内容を学習できるような効率的な勉強ができると良いでしょう。
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