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塾選びに失敗した場合の対応法をマナビバが解説!

塾に行っているのに成績が上がらない、むしろ下がったというとき、親としては塾選びに失敗したんじゃないかと思うことがありますよね。他にも、塾内の人間関係で問題を抱えているのに、塾側が解決に動いてくれない場合なども、塾選びに失敗したと思うかもしれません。

ですが、塾に出している金額は決して安いものではないので、失敗したままにはしておけないですよね。

そこで、今回は塾選びに失敗した場合の対応法と、なぜ塾選びに失敗するのかの理由と塾選びに失敗しないための方法についてマナビバが解説していきます。

塾選びに失敗した場合の対応法

塾選びに失敗したときと思った時の対応法は、基本的にはよく話し合うことか、塾をやめて何かほかのサービスを利用するということになります。

それでは、具体的にどんな対応をすればよいか見ていきましょう。

 

塾とよく話し合う

まずは、今のままでは問題があると考えていることを伝えてみましょう。

その時、お互いの考えの食い違いが起きないよう、今後の対応をしっかりと紙に書きだして家庭側と塾側で共有しておきましょう。基本的に面談などで話し合う相手は教室長などですが、教室長だけで抱えこんでしまい、塾内では共有されないということもあります。

もし改善が見られない場合は、教室長だけでなく実際に授業を担当する先生も同席させた上で再度面談をして、それでもダメなら退塾を申し出るしかありません。

子供とよく話し合う

塾側はちゃんと対応してくれているのにうまくいかない場合は、子供の勉強への向き合い方を見直す必要性があります。

子供と話し合う前に、親であるあなたが塾での子供の取り組みを把握できているかを確認する必要があります。塾で何をやっているのか把握できていない場合は、塾や子供からまずはしっかり話を聞きましょう。

その上で、子供の学習の良いところも悪いところもリストアップしてみましょう。

親の立場だとどうしても、子供の悪いところばかり目についてしまいますよね。
しかし、普段の声かけがあまりできていないなら、この機会に良いところもしっかり書かせることで子供の取り組みを褒めてあげましょう。

そして、子供にとってベストな勉強への向き合い方を一緒に考えてみましょう。

転塾をする

塾や子供と話し合っても問題が解決できない場合は、転塾することになります。

しかし、塾によって指導スタイルは異なるもの。新しい塾のやり方に慣れるのにも時間はかかります。そのため、転塾する場合は早めに行動することが重要です。

とはいえ、転塾の時には、今の塾でなぜ失敗したのかを理解していないと、また同じ失敗を繰り返す可能性が高いです。

たとえば、集団塾で成績が伸びないときに、勉強についていけていないのに、さらにハイレベルなクラスがある塾に行くのは無駄ですよね。丁寧に指導してくれる塾を探すべきでしょう。

ですから、転塾をする場合には、子供とよく今の塾の良いところ・悪いところをリストアップして整理しましょう。

 

転塾について詳しく知りたい方はこちらも!

家庭教師など塾以外のものを利用する

勉強のやり方は、子供の学力や個性により向き不向きがあります。ですから、塾というものが合わないと感じたら、他のやり方を検討するべきです。

実際、集団で授業を受けるのが苦手な子供、質問をするのが苦手な子供、視覚情報でないとうまく処理できない子供、などさまざまな子供がいます。
子供の個性がわかれば、子供にあったサービスを探しやすくなります。塾があっていないとなったら、家庭教師や通信教育などを検討してみましょう。

塾選びに失敗したと思う原因

塾選びに失敗したと思う原因は、基本的には塾とどこか合わないところがあるからです。

それでは、どこが合わないと思ったときに、塾選びに失敗したと思うのか見ていきましょう。

先生と合わない

子供と先生が合わないというのは、塾選びに失敗したと思うときの代表例です。

個別指導塾であれば先生の交代もできますが、集団塾では先生の交代は困難です。

塾の先生にもいろいろな人がいて、中には指導力もない上にモチベーターとしての力もない先生もいます。子供が先生の不満を言ったなら、子供が不満に思っていることに耳を傾けましょう。親からしても問題だと感じるのであれば、教室長に改善をお願いし、それでも変わらない時は転塾などを考えましょう。

他の生徒と合わない

塾内の人間関係で問題が起きる場合もあります。

塾が、生徒のやる気を出させようと生徒同士で競争をさせようとするのはよくあることです。しかし、それが激しくなりすぎて子供がストレスを感じてしまうことがあります。

また、静かに勉強したいのに何度も話しかけてくる生徒がいる、教室で騒ぐ生徒がいるというのもトラブルになりやすいです。

とはいえ、子供が直接注意するのはなかなかやりづらいことなので、塾側にお願いをして対応してもらう必要があります。その上でどうにもならない時も、転塾などで環境を変えることを視野に入れるべきです。

授業スタイルが合わない

集団授業なのか個別指導なのかは多くの人が確認しますが、集団授業でもひたすら問題の解説をし続けるのか、演習時間を確保しながら進めるかの違いがありますし、個別指導でも塾によって1:1なのか、1:3なのかなどの違いがあります。

ですからどんな指導方法なのか、先生がどういう人なのかは確認が必要です。

 

集団塾や個別指導塾について詳しく知りたい方はこちらも!

授業のレベルが合わない

塾には大きく分けて2つあります。それは補習塾と進学塾です。

補習塾は、学校で習う授業内容のフォローをして、定期テストで点数を取ることが目的の塾です。定期テストの点数向上は内申点の向上になるので、長い目で見れば入試対策といえます。しかし、ターゲットは学校の授業についていけない生徒のため基礎基本の指導をする塾になるので、学校の内容は自分で理解できて進められる子には向いていません。

そういう勉強が得意な子がより高い学力を得て、入試の合格を勝ち取ることを目標に指導するのが進学塾です。

入試対策や応用問題対策がメインなのでほとんどの子はついていくのは難しいでしょう。

しかし、あまり勉強が得意でない子なのに、入試で点数を取らせたいからと進学塾に行かせたりすると、授業のレベルが合わないということが起きます。

指導スタイルが合わない

授業について、先生に1から10まで丁寧に教えてほしい子もいれば、わからないところのヒントだけがほしいという子もいます。

これは塾の方針もありますが、先生個人の指導スタイルの違いも大きいところで、なかなか入塾するまではわからないことが多いです。

個別指導塾なら、先生の変更で対応できる場合もありますが、科目によっては指導できる先生が限られていて、変更が難しいこともあります。そういった場合は、転塾を考えざるを得ないでしょう。

塾選びに失敗する理由

それでは、なぜ塾選びに失敗するのか、塾と合わないということがおきるのでしょうか。

これは、塾のことをきちんと調べないまま入塾することによって起こるのがほとんどです。

それでは、どうして塾選びに失敗するのか見ていきましょう。

なんとなくで入塾した

近いから・安いから・友達が通っているから。この3つは塾選びに失敗する理由としてかなりの割合を占めます。

もちろん、塾に求めるニーズと合致した上で、それらの要素が揃っていれば親としても子供としても嬉しいことだと思います。

しかし、ハイレベルなことを学びたいのに補習塾に行ってしまう、基礎基本からやらないといけないのに平均以上の生徒を対象とした集団塾に行ってしまうなど、勉強以外の理由で塾を選ぶと、ギャップを生む要因になってしまうのです。

また、塾に求めるものが明確でないまま、なんとなくで塾に行くのも失敗する理由になります。

補習を求めているのか、ハイレベルな指導を求めているのか、そのあたりが曖昧なままだと、入ってから思っていたのと違うとなりがちです。

授業スタイルを勘違いしていた

個別指導と聞いて、マンツーマンの完全個別指導だと思っていたら、1:3の授業だったという場合のように授業スタイルを勘違いしていると、塾選びに失敗しやすいです。

これは面談などできちんと話を聞かないせいで起こることでもありますが、塾側も体験授業の時だけは入塾に繋げるために、あえてマンツーマンできめ細やかな対応をして、いい塾だと思わせようとすることもあります。

そのため、体験授業を受けていいと思ったけど、実は求めていたものと違ったというようなことが起こるのです。

指導スタイルを勘違いしていた

懇切丁寧な指導と聞いて、1から10まで丁寧に全て教えてくれると思っていたら、手を変え品を変え問題を解くヒントはくれるけど明確にやり方を教えてくれるわけではなかった。

このような場合、やはり塾に通う子供や親としては求めていたものと違ったと感じて、塾選びに失敗したと思ってしまいますよね。

実際には、思考力をつけるためには、答えそのものを教えてもらうよりも、答えの出し方を訓練するほうが効果的で、塾としても指導方法としてこだわりを持ってやっているところだと思います。

ですから、そういった塾の指導スタイルがあっているかは必ず確認をしておくことをオススメします。

費用面をきちんと計算していなかった

塾は通常の毎月の授業料だけでなく、長期休暇には講習会、テスト前にはテスト対策、他にも模試など色々とお金がかかってきます。

ここの計算をきちんとしていないと、後でこんなに高いのと驚いて、不満に思う原因になるのです。

 

塾のことをちゃんと調べないで入塾してしまった

ここまで4つ挙げた失敗する理由全てに共通することですが、塾のことをちゃんと調べないまま入塾すると不満に思うことが多くなりますし、塾選びに失敗したと思うようになってしまいます。

次の塾選びに失敗しないための方法

ここまで塾選びに失敗する理由を見てきましたが、それを踏まえてどうすれば塾選びに失敗しなくなるのか、その方法について確認していきましょう。

塾に求めるものを明確にする

塾に通うことで勉強習慣を定着させたいのか、成績を上げたいのか、入試でいい点数をとってほしいのか、そのあたりの目的を明確にしましょう。

その上で、実際に通塾するときのことを考えて、通塾時間や料金、馴染めそうかどうかなどを考えましょう。

指導や授業のスタイルはよく確認する

集団授業なら演習時間はあるのか、対象とするレベルはどのくらいなのか、個別指導なら先生と生徒は何対何なのか、じっくり指導してくれるのか、ポイントを絞って必要なところだけ解説するのかなど、指導や授業のスタイルは必ず確認しましょう。

年間費用や月別の費用はちゃんと計算する

毎月基本的にはいくらの出費になるのか、それ以外にかかる費用がどのくらいなのか。この2点は必ず計算をして、支払えるのかどうかは確認しておきましょう。

特に、受験生は何かと費用がかかるもの。受験期になってお金を払えず、十分な指導が受けられず、志望校に落ちたとなったら子供がかわいそうですよね。

塾のことをちゃんと調べる

ここまで失敗する理由やそうしないための方法など様々お伝えしてきましたが、一番重要なのはなんといっても塾についてきちんと調べておくことです。

塾についてちゃんと調べておけば、塾選びに失敗したと思う理由の多くは防ぐことができます。

もちろん、どんなに調べても通ってみたら何かが違った、説明したことをしてくれなかったなどで、防ぎようのない失敗もありますが、調べておいて損はないので、必ず塾を選ぶときはちゃんと調べるようにしましょう。

まとめ

塾選びに失敗した場合の対応法と、失敗する原因や根本となる理由、失敗しない方法について解説してきましたがいかがだったでしょうか。

塾選びに失敗してしまうと、金銭的にも無駄になりますし、なによりもその塾選びに失敗している間の成績が思うように上がらない時間は取り返すことができません。

特に、受験生などになると、後から塾選びに失敗した分を取り返す時間はなくなってしまいます。

ですから、塾を選ぶときはしっかり塾のことを調べること、入ってから塾選びに失敗したと思ったときは、できるだけすぐに対応をすることは重要になります。

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