高校生になると、自分の将来についてより真剣に考える機会が多くなります。また、文系・理系のどちらに進むか、どこの大学に進むかを考える際に、将来どの職業に就くかを考えて決める人が多いでしょう。。
今回は、高校生の将来の夢ベスト30をご紹介します。
他の人はどんな夢をもっているのか、世の中にはどんな職業があるのか参考にしてみてくださいね。また、将来の夢をもっておくことのメリットや、将来の夢がない場合はどうしたらよいか等についても解説していきます!
高校生の将来の夢ベスト30(男子)
順位 | 職業 |
1 | YouTuberなどの動画投稿者 |
2 | 社長などの会社経営者・起業家 |
3 | ITエンジニア・プログラマー |
4 | 公務員 |
5 | 教師・教員 |
6 | ゲームクリエイター |
7 | ものづくりエンジニア |
8 | ボカロP |
8 | プロeスポーツプレイヤー |
8 | ゲーム実況者 |
11 | 医師 |
12 | 外交官 |
13 | 警察官 |
14 | 薬剤師 |
15 | 宇宙飛行士 |
16 | 臨床心理士 |
17 | 獣医師 |
18 | 建築家 |
19 | 司書 |
20 | 編集者 |
21 | 作家 |
22 | 水族館の飼育係 |
23 | アニメーター |
24 | カメラマン |
25 | 大工 |
26 | 弁護士 |
27 | 自衛官 |
28 | アナウンサー |
29 | 銀行員 |
30 | 通訳 |
高校生の将来の夢ベスト30(女子)
順位 | 職業 |
1 | 公務員 |
1 | 看護師 |
3 | 教師・教員 |
3 | 歌手・俳優・声優などの芸能人 |
5 | 保育士・幼稚園教諭 |
6 | 会社員 |
7 | ショップ店員 |
8 | YouTuberなどの動画投稿者 |
8 | 記者・TV局スタッフなどのマスコミ関係 |
10 | デザイナー |
11 | イラストレーター |
12 | 医師 |
13 | 外交官 |
14 | 警察官 |
15 | パティシエ |
16 | 美容師 |
17 | 薬剤師 |
18 | 漫画家 |
19 | 臨床心理士 |
20 | 獣医師 |
21 | 司書 |
22 | 編集者 |
23 | 作家 |
24 | 水族館の飼育係 |
25 | トリマー |
26 | アニメーター |
27 | プログラマー |
28 | カメラマン |
29 | フラワーデザイナー |
30 | 弁護士 |
将来の夢をもつメリット
ここまでは、今の高校生がどのような将来の夢をもっているかについて見てきました。ここからは、将来の夢についての心構えについて解説していきます。将来の夢をもっておくと、どのようなメリットがあるのでしょうか?
文理選択や、大学・専門学校など、自分の進路が明確になる。
将来、職業に就くには、より専門的な知識が求められることがほとんどです。そのためには、大学や専門学校などで学ぶ必要があります。
例えば、医者を目指している人は、医学部がある大学に行かなければなりません。医学部がある大学は入試の難易度が高いため、高校でたくさん勉強する必要があります。ですから、早くからこのことに気づいている人は、危機感を感じて普段からの勉強を頑張れることでしょう。
このように、将来の夢が決まっていると「1年生のうちから内申点を上げなければならない。」「志望校に合格するには、このくらいの点数が必要だ。」と、目標に対しての自分の位置が分かり、どのくらい頑張らなければならないのかがはっきりします。
具体的な目標があると人間はやる気が上がり、「何のために頑張っているのか」が明確になるため、頑張れるものです。短い期間でたくさんのことを学習するのはとても大変ですが、早いうちに目標が決まり、コツコツ取り組んでいると、高い目標でも達成することができます。
特に、大学受験は人生を左右する選択と言っていいでしょう。医学部に入らなければ医者になるのは難しいです。高校では、どの学校に進学しても、自分の頑張り次第で、行きたい大学を目指すことが可能ですが、大学では入った大学や学部によって、就職先が限られてしまいます。
また、文系・理系のどちらに進むかを決める、文理選択も大切に決めなければなりません。文系を選択して、「やはり医者になりたい。」と思っても、選択した後からは医学部に進むのには、とてつもない努力が必要です。このように、高校では将来の夢が決まるのが遅くなると、場合によっては頑張ってもその夢を叶えられないという恐れもあるので、早めに自分の将来について考えておくことをおススメします。
より早いうちから、その職業に必要な力を付けることができる。
職業によっては資格が必要な場合や、英語を話せることが求められる場合があります。これらを大学生になってから始めるのでは、大変な努力が必要です。しかし、そのことが分かっていれば、習い事に通ったり、英語の勉強をしたり、専門知識について調べたりすることで、少しずつ知識をつけていくことができますよね。
学習や能力の面だけではなく、性格面も鍛えることができます。職業によって「人と話すこと」「小さな変化を見逃さないこと」「自分で試行錯誤して、1から作り出すこと」など、必要な力・求められる力が異なってきます。性格やクセは、年齢を重ねれば重ねるほど変えるのが難しくなります。
反対に年齢が若いうちは、少し繰り返すだけで簡単に習慣になりますし、大人になっても続けることが可能です。ですから、高校生のうちに将来身に付けたい力が決まっていると、早いうちから、そのことを意識して行動でき、様々なことに挑戦することができます。
特に大学では、今までと違い、クラス単位で行動することや、みんなで何かをするという機会はほとんどなくなります。集団生活でしか身に付けられない力や鍛えたいことは、高校までに成長できるといいでしょう。
大学進学がゴールにならず、モチベーションを継続させることができる。
大学受験は、とても大変です。そのため、大学を合格してしまったことで安心したり、目標を達成できて満足したりした結果、大学後、自分の将来について何も考えず過ごしてしまう人が多いです。
しっかりと将来の夢がある人は、ゴールはまだその先にあるため、大学に入ってからも目標を見失わず、夢に向かって自分がやらなければならないことに取り組み続けることができます。
やる気を継続させることで、せっかく頑張って入った大学での学びも有意義なものにしましょう。
将来の夢がない場合はどうしたらいい?
将来の夢がなくて困っている人もいるでしょう。高校生では、少し急いで将来のことについて考えましょう。なぜなら先ほど説明した通り、遅くなればなるほど、なりたくてもなれない場合があるからです。以下のことを考えたり、実践してみたりして、自分の将来について考えてみましょう。「医者」、「野球選手」などの具体的な職業でなくても、「人と関わる仕事」、「パソコンを使う仕事」、「人を楽しませる仕事」等、「こんな仕事がしたい。」というイメージだけでももっておくといいでしょう。
職業について調べる時間を作る。
世の中には、たくさんの職業があります。最近では、職業が細分化・専門化しているため、まだ知らない職業もあるでしょう。その中には、もしかしたらあなたが興味のある職業があるかもしれません。以下は、職業調べに役立つサイトです。
キャリア図鑑
転職だけでなく、就職・就活について詳しく知りたい方はこのサイトが有益です。
あしたね
人気の職業ランキングや、仕事別に検索できる等自分の目的にあった職業が見つけやすくなっています。YouTuberなど令和らしい職業なども紹介されています。また、実際にその仕事をしている人のインタビューや経歴なども具体的に載っています。
マナビジョン
職業から、専門校や大学について調べることができます。中学生の進路に役立つ情報も掲載してあります。
未来の仕事を探せ 学研キッズネット
未来の仕事などの紹介があり、普段気づかない職業などを見つけることができます。
https://kids.gakken.co.jp/shinro/
将来の仕事・資格を調べる
職業だけでなく、それに必要な資格も知ることができるサイトです。
https://shingakunet.com/bunnya/
おしごとまるわかり図鑑
https://school.js88.com/catalog/job-intro
13歳からのハローワーク
https://www.13hw.com/home/index.html
部活に入るなど、いろいろな体験をしてみる。
今まで考えてもみなかったことをやってみると、意外と楽しかったり興味をもったりするものです。やっていないことは一度はやってみるといいでしょう。友達に誘われたことに一緒に取り組んでみることもいいですね。イベントに参加してみたり、本やドラマ、テレビ番組から情報を得たりして興味の幅を広げてみるのもいいでしょう。
高校では、中学校よりも様々な種類の部活があります。そのため、部活に入ることで、自分の興味・関心を広げることができます。やったことがない競技や、芸術分野などでも、気になったり、面白そうだと思ったりしたら、挑戦してみましょう。
子どもの将来の夢に対しての親の関わり方
ここまで話してきたように、目指す職業によって進路が大きく変わってきます。1年生から進路を定めて、そこに向けて学習していくことが望ましいため、高校生ではスピード感をもって、将来の夢について決めておきたいです。
しかし、子どもの夢を否定してしまうことはよくありません。なぜなら、夢を否定されると、モチベーションも下がってしまいますし、「どんな夢なら認めてくれるだろう。」「これもダメって言われるだろうな。」と将来の夢について自由に考えられなくなってしまうからです。
もちろん、子どもが考えた夢が現実的ではないことや、仕事としてやっていくには難しいことについての不安もあるでしょう。
高校生ですから、現実に目を向けることは重要です。ですが、それは夢について具体的に考えるときに自分で気づくことが多いです。仕事の大変さや、お金のことなど、目指している職業について深く考えさせたり、話し合ったりすることで、より具体的に将来のことについて考えさせるような関りが大切です。
まとめ
高校生では、現実的に、夢のことについて考える必要があります。仕事と趣味は違います。仕事にするには、それがどのように世の中に役立つのか、その職業で生計を立てていくにはどうしたらよいのか、どのようなことが求められるのかを考えなければなりません。
例えば、YouTuber等の動画投稿者になりたい場合は、今、世の中にたくさんいる動画投稿者の中でも、より多くの人に見られることが必要になってきます。生活ができるような仕事にするには、誰も考えていないようなアイデアを思いついたり、見る人が楽しいと思えるように相手の立場に立って考えたり、毎日続ける根気強さがあったり、と様々な能力が必要です。
繰り返しになりますが、高校での進路選択によって、その職業になりたくてもなれない場合が出てきます。後悔しない選択になるよう、自分の将来について、現実的に、より具体的に考えましょう。
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