有名な大学は「あの大学に行きたい」という憧れを抱くことが多いですよね。
そんな周りから憧れられるような大学に自分が行く姿を想像して見てください。
何か、ものすごくキラキラした輝かしい光景だと思いませんでしたか?
憧れのキャンパスライフ、どうせなら最大限光り輝いた素晴らしいものにするべきです。
そこで、今回はみんなが憧れるような有名な大学とオススメについてマナビバが調査していきます。
文系で有名な大学
文系で有名な大学は、伝統と実績のある名門大学か、何か特別な強みを持った大学のどちらかになります。
それでは、早速文系で有名な大学について見ていきましょう。
旧帝国大学
東京大学・京都大学・北海道大学・東北大学・名古屋大学・大阪大学・九州大学の7大学は戦前に帝国大学と呼ばれていたことから、旧帝国大学と呼ばれます。
これらの大学はその地方の中心的な大学になっていて、研究拠点になっていることもあり、理系の方が学生数も多く力を入れているとはいえ、文系理系問わず知名度があります。
一橋大学
一橋大学は旧三商大と呼ばれ、こちらも戦前からある名門です。
長らく文系の大学として高い実績を上げていましたが、2023年度からソーシャルデータサイエンス学部が新設され、時代に合わせて新しい領域にも力を入れています。
神戸大学
神戸大学も一橋大学同様に旧三商大と呼ばれる、戦前からの名門です。
特に、関西地方では「京阪神」という括りで扱われ、名を馳せています。もちろん、全国的にも旧帝国大学と同等以上の評価がされる素晴らしい大学です。
東京外国語大学
文系の中でも、外国語に関しては最も有名な大学と言えるのが東京外国語大学です。
ドイツ語やフランス語などのメジャーな言語から、ウルドゥー語のようなマイナーな言語まで幅広く学べるのが強みの大学です。
慶應義塾大学
慶應義塾大学は早稲田大学と並び称され、「早慶」などといわれる私立大学の二大巨塔の一つです。
同窓会の三田会で非常にたくさんのOB・OGが結びつき、就職や出世で強い大学となっております。
早稲田大学
早稲田大学は慶應義塾大学と並ぶ「早慶」の一角で、こちらも非常に有名です。
学生数は慶應よりも多く、早稲田大学も文系の研究や就職などあらゆるところで素晴らしい実績を出しています。
上智大学
上智大学は早稲田、慶應に次ぐ私立大学であり、東京の私立大学受験を視野に入れたことのある人なら、誰もが知る名門です。
しかし、そうでない人にはやや知名度が下がるかもしれません。
国際基督教大学
国際基督教大学はICUの愛称で呼ばれる、語学が強い大学です。一般的な知名度はあまり高くありませんが、文系ですごい大学と言われると名前が上がる大学です。
同志社大学
同志社大学は関西の私立大学ではナンバーワンで、早慶に次ぐくらい高く評価される大学です。
宗教学・法学・商学・英米文学などが強みですが、学部間の差があまりないのも特徴の大学です。
オススメの大学・学部
ここまで、文系で有名な大学について紹介してきましたが、有名な大学というのはどこもレベルが高く難しいです。
もちろん、どこもそんな難関である入試を突破して行く価値のある大学ですが、その中でも特にオススメと言える大学や学部というのもあります。
また、ここまで紹介していませんが、文系全体が有名なわけではないけど、この学部ならこの大学はオススメできるというものもところもあります。
そんなオススメの大学・学部について紹介して行くので、見ていきましょう。
- 【国立大学文系】必要な科目とオススメの大学と学部をマナビバが紹介します!
- 【私立文系】オススメの大学や受験科目をマナビバが紹介します!
- 法学部とは?主な就職先や目指せる業種や職業をマナビバが紹介します!
- 経済学部とは?主な就職先や目指せる業種や職業をマナビバが紹介します!
- 政治経済学部とは?主な就職先や目指せる業種や職業をマナビバが紹介します!
- 文学部とは?主な就職先や目指せる業種や職業をマナビバが紹介します!
- 人文社会学部とは?主な就職先や目指せる業種や職業をマナビバが紹介します!
- 経営学部とは?主な就職先や目指せる業種や職業をマナビバが紹介します!
- 教育学部とは?主な就職先や目指せる業種や職業をマナビバが紹介します!
東京都立大学法学部
東京都立大学は、東京都が運営する公立大学で、前期日程で共通テストが3教科3科目、個別学力試験が2教科2科と、他の共通テストで6教科8科目を必要とする国公立大学と比較すると、受験科目数が少なく、私立大学と同じ科目数で済むので併願もしやすくオススメです。
進路(大学全体はこちら、法学部単体はこちら)をみると、公務員に強く(14.2%)、大学院への進学者率も高い(32%)です。
共通テストボーダーが77%、二次試験偏差値が60で、MARCHとの併願で受験する人が多い大学です。
慶應義塾大学経済学部
慶應義塾大学経済学部は、上場企業役員出身数が1位で、屈指の科研費採択数を誇る研究力、英語で経済学を学ぶなど語学にも力を入れ、三大商社のような難関企業に多数就職する就職力を誇るなど、素晴らしい実績にある大学です。
慶応義塾大学経済学部の入試にはA方式とB方式の2種類あり、試験科目は次のようになっています。
- A方式…英語・社会・小論文
- B方式…英語・数学・小論文
経済学を理解するには、統計学や微積分が必要になります。
そのため、数学的素養を持つ人を集めるために、B方式では文系ですが数学を要求しているのです。
偏差値はA方式・B方式ともに67.5で、全国トップクラスの難関大学といえます。
國學院大學文学部
國學院大學文学部は、國學院大學の看板学部で、史学や日本文学の古典分野で特に素晴らしい研究実績を上げています。
國學院大学はもともと明治時代の「皇典講究所」が起源で、明治維新を機に西洋化の波がやってくる中、日本文化を大切にしようという考えから皇典講究所が作られました。
そのルーツは今も受け継がれていて、グローバル化した現代も、自国と他国の文化や価値観を学んでいこうという考えを学校全体でもっていて、文学部がその中心になっています。
ですから、偏差値以上に研究などでは成果を上げていて、文学をしっかり学びたい学生にはオススメです。
偏差値は52.5〜60ですが、伝統と実績のある史学科が60、日本文学科が57.5と高く、他の学科はこれらより低めとなっております。
筑波大学人間学群教育学類(教育学)
筑波大学は日本初の師範学校であり、そのため教育には力を入れてます。
現在は人間学群の中の教育学類と名前で教育学の研究や講義が行われています。
特徴としては、ただの教員養成ではなく、「教育」の本質について学ぶところです。
共通テストボーダーが77%、二次試験偏差値が62.5とレベルが高い大学といえるでしょう。
神戸大学経営学部
神戸大学は先ほども紹介しましたが旧三商大の一つで、経営学部が日本で初めて設置された商学や経営学の分野で伝統のある大学です
共通テストボーダーが77%、二次試験偏差値が62.5とこちらもかなりの難関となっております。
まとめ
文系で有名な大学とオススメの大学・学部について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
有名な大学というのはそれだけ人気があり、多くの人が志望するので、必然的にレベルは上がります。
そして、研究も就職もそういった高いレベルの学生が集まるところの方が良い結果が出ることもあり、オススメ大学も有名大学、多少知名度が落ちても難関大学ばかりになってしまうところがあります。
また、難関大学でなくとも、國學院大学のように、実績のある学部は人気が高まるので、やはり難しくなります。
学力に自信があるのなら、これらの大学を志望校にしてみましょう!