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塾に行くメリット、デメリットをマナビバが解説!

子供が成長してくると、普段の学習についていく、テストでいい点数をとる、受験対策をしたいなど、様々な理由で通塾というのが視野に入ってきますよね。

塾はお金もかかるので、できれば塾に行かないで自分で勉強をしてほしいと思いつつも、塾に行かないで本当に大丈夫なんだろうかと不安にも駆られますよね。

うちの子は塾に行くべきかどうかの判断をする基準は、塾に行くメリットの方が塾に行くデメリットの方が大きい大きいかどうかです。

そこで、今回は塾に行くメリットとデメリットをマナビバが解説していくので、子供を塾に行かせるかどうかで悩んでいる方は参考にしていってください。

塾に行くメリット

塾に行くメリットは以下の通りになります。

学習習慣が身につく

塾に行くことの一番大きなメリットは、学習習慣が身につくことです。

学校の授業が終わると友達と遊びに行き、家に帰ってきてもスマホやゲームばかりで全然勉強しない。机に向かいはするけど集中していなかったり、手をつけるのは宿題だけ。

このように、子供が最低限以上の勉強はなかなかしてくれないと悩んだ経験のある人は多いかと思います。

しかし、塾に通えば、一定時間は勉強に割くことになるので、学習習慣が身につきます。

塾のある日は授業、ない日に宿題というふうにするだけでも、学習習慣がつくので、何もしていない子とはドンドン差がついていきます。

学習環境を確保できる

家以外での学習環境を確保できることも塾に行くメリットです。

塾には授業をする教室のほかに無料の自習室が備わっていたり、個別指導塾であれば自習室はなくても空いている机で自習させてくれたりします。

家はスマホ・ゲーム・漫画など誘惑が多くて勉強に集中できないという人も多いですよね。そういう人は塾に通って、塾に入り浸って自習することをオススメします。

受験情報が手に入る

塾は受験のプロなので、受験情報やノウハウがあります。

どんな問題集を使うのか、入試の出題傾向はどうなっているのかという情報などは受験勉強の質を左右しますし、そういった情報を提供してもらえるのも塾に行くことのメリットです。

また、受験の知識を持った講師に受験のことで相談できる場所があるというのは、子供にとっても親にとっても心強いものです。

勉強へのモチベーションが高まる

塾に行くと、周りがみんな勉強しているので、本人もその気になって勉強のモチベーションが高まります。特に集団塾は、近いレベルの生徒が多く、切磋琢磨しながら勉強を頑張れます。

モチベーションが高まると、勉強に対して前向きになるので、学校の授業も宿題も積極的に取り組むようになり、そちらを頑張ったことで勉強がわかるようになり、また勉強を頑張ろうと思える好循環に入ります。

わからない問題を解決できる

今の市販の問題集はわかりやすく解説が書いてありますが、それでも解説を読むだけでどんな問題も理解するのは困難です。元々勉強が苦手なら、どんな丁寧な解説でも読む気になれませんし、高学力の人でも難問を解いていれば解説だけでは理解しきれない問題というのはあります。

しかし、塾に行くと、塾の先生にわからない問題を聞いて解決できます。

塾に行くデメリット

次は塾に行くデメリットを見ていきます。

時間がかかる

塾に行くことのデメリットの1つ目は、時間がかかることです。

塾の授業や通塾にはどうしても時間がかかります。部活や友達との交友など、勉強以外にしたいことに当てる時間が少なくなってしまうことは、子供にとってデメリットに感じやすいところです。

また、親も子供の送迎をするなら、その時間は開けておかないといけませんし、時間も取られてしまいます。

塾費用の負担が大きい

費用がかなりかかることも、塾に行くことの代表的なデメリットです。

塾は毎月授業料がかかるほか、入会金や教材費もかかりますし、季節ごとの特別講習費もかかり、想定より大きな負担となることが多いです。

しかし、いい成績をとってより高いレベルの学校を目指すことが将来どのくらい役に立つのかを考えれば、ある程度までは負担してあげたほうが子供のためといえます。

 

受け身になってしまうことがある

学習習慣が身についていない子供は、塾に行っていることそのものに安心して、塾にいけば大丈夫だと思ってしまうことがあります。

当然、塾に行くだけでは成績は上がりません。塾に渡された問題を解くだけでは、子供の次第に勉強を自発的にしようという気持ちがなくなってしまうのです。

勉強のペースを決められてしまうことがある

塾には塾のカリキュラムがあり、授業を無駄にしないためにも、どうしても塾のやり方に沿った勉強をしないと効率が悪くなってしまいます。

また、多くの塾は補習塾で、学校の勉強に合わせて進むことが多く、入試問題の演習をするのが中3の1月や2月になることも珍しくありません。

しかし、入試対策はもっと早いうちから始めるべきですし、自分で予習ベースで進められる人は自分で進めた方が効率的なこともあります。

塾に行く必要がある人とは?

ここまで塾に行くメリット・デメリットを見てきましたが、これらを踏まえて塾に行く必要がある、塾に行くべき人というのはどんな人なのでしょうか。

5パターン紹介するので見ていきましょう。

学校の勉強についていけていない

学校の勉強についていけるかどうかは重要なポイントです。

勉強は積み挙げるものですから、学校の勉強についていけないのを放置してしまうと、どんどんできないことが増えていってしまいます。

しかし、成績が落ちていったとき、自分でどこでつまずいているのかを見極めるのは困難です。

そういう時は、塾に行ってどこでつまずいているのかを教えてもらう必要があります。

 

子供一人で勉強のモチベーションを維持できない

家庭学習がちゃんとできる子供は、家庭学習の質を上げる方法を考えるべきです。

しかし、家庭学習が全然できていない子は、家で勉強させようとしてもなかなかしてくれるようにはなりません。

勉強したくない子供と言い合っているうちに、日数が過ぎてしまいます。

そうするとまた新しく勉強でわからないところができてしまうので、早い段階で塾に行かせてあげて、勉強しないといけない環境を用意してあげましょう。

塾に行っても宿題を家で全然してくれない時は、塾がない日も宿題のために塾に行かせて自習させるか、授業の前後にやらせるようにしましょう。

親も勉強が不安で相談できる知り合いがいない

教育業界にでも身を置いていなければ、就職した後勉強に触れることがなくて、そのうち忘れてしまいますよね。

また、親御さんの中にはもともとあまり勉強が得意ではない人も多いかと思います。

身内や友人に教育業界の人がいて相談できればまだ対応できますが、なかなかそういう人はいませんよね。

勉強に不安があるなら、もう専門家である塾にお任せしてしまいましょう。

受験情報がない

子育てをしている地域と両親の出身地が異なれば、受験情報なんて全然わかりませんし、もし地元だとしても親の世代とは変わったことが多すぎて役に立たないことが多いです。

子供の受験となった時に、今の学力ならどの学校が狙えるのか、もう少し成績を上げられたら、もう少し成績が下がったらなど、知っておきたいことは様々あります。

学校の先生も協力してくれますが、忙しいので面談の機会は限られますし、知識が何年も前のもので止まっていることが多いです。受験の情報を数多く持っている塾に話を聞いてみましょう。

今の成績では狙うのが難しいレベルの学校に合格したい

今の成績よりもう少し上のレベルの学校に行きたくて、勉強を自分なりに精一杯しているのに伸びないという子も塾に行くべきです。

頑張って勉強しているのにできるようにならないのは、勉強の効率が悪かったり、やった気になっていただけでその志望校に行く水準に届いていないことがほとんどです。

しかし、塾は受験の専門家として、子供の学習状況をヒアリングして、最適なプランを立ててくれます。

子供が努力しているのに成績が伸びないというときは、専門家である塾の力を借りましょう。

まとめ

塾に行くメリットとデメリット、塾に行く必要がある人について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

塾に行くのは決して安くない費用がかかるので、慎重になるのも仕方がないことですが、塾なしの自学自習でやるべきことをきちんとこなせるのは、本当にごく一部の子供だけです。

多くの子供は塾なしで勉強に集中するのは難しいのが実情です。

ですから、いつかは子供は塾に行くものだという前提で、メリット・デメリットを比較衡量して、メリットの方が大きいと思ったタイミングで塾に行かせるようにしましょう。

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