ないものが理想ですが、もし子供に何かあった時に拙いといけないものが苦情です。
子供が快適に過ごすため、子供たちがより良く過ごすために悩み事、不安なことは解消したいものです。
解消したいと思いつつもどこに言えば良いのかと悩んでいる人もたくさんいます。
そのときはどこに苦情を言えば良いのか、そしていうときは何を気をつけるべきなのかなど苦情について詳しく解説していきます。
学校への苦情はどこに言う?
学校での苦情の時にどこに言えば良いのかについて悩む方も多くいます。
苦情をいうときは大きくこちらの3箇所に伝えることとなります。
- 担任の先生
- 学校
- 教育委員会
この3箇所にどのような場合に苦情を伝えるのかについて紹介していきます。
先生に伝える
大きな事態を除いて、まずは担任の先生に苦情はお伝えするべきです。
クラスのことや、担任の先生のことであればまずは担任の先生にお伝えするのが一番良いです。
これが先に学校に伝えてしまった場合は、問題が大きくなってしまい担任の先生の立場もなくなってしまうこともあるのでまずは担任の先生にお伝えしましょう。
担任の先生とは短くても1年間、長ければ3年間は付き合うこととなることから関係は円滑な関係にしておくべきです。
このようなことからも、何かあった時の苦情はまずは先生に伝えるのが良い方法です。
学校に伝える
学校全体のことで伝えたいことがあるときは学校の先生に伝える方法もあります。
担任の先生だけでは学校全体のことは対応しきれないことも多く、学校の教頭先生、校長先生にお伝えすることが良いです。
特に教頭先生は学校の情報を把握しているため、学校の先生と確認しながら対応してくれます。学校全体を把握していることから、校長先生よりも教頭先生を通してお話をすることが話が早い場合が多くあります。
学校のこととなるとまずは校長先生にお伝えした方が早いと思う方も多くいますが、すぐに校長先生ではなく教頭先生にお伝えしましょう。
個々の生徒の情報や細かい情報を除いて教頭先生は各担任の先生から情報を聞いて把握しています。
そのため、学校の先生にお伝えするときは教頭先生に話を通すようにしてください。
教育委員会に伝える
教育委員会に伝えるときは学校が取り合ってくれない場合のみにしてください。
学校、担任の先生にお伝えしたものの解決できない時や、学校が取り合ってくれない時に伝えるのが一番良いです。
自治体の教育委員会に苦情を伝えたあとは、学校にヒアリングを入れながら問題の解決について動いてくれます。
市町村でも問題が解決しない場合は都道府県の教育委員会に申し入れを行うことで市町村の教育委員会の指導や監督を行ってくれます。
以上の通り手順が増えること、また話が予定以上に大きくなってしまうことを考えると教育委員会に伝えるのはあまり得策ではありません。
教育委員会に伝えるときは学校が対応してくれない時に伝えるのが良いと言えます。
苦情を伝える時に気をつけること
苦情を伝える時に気をつけることについては
- 内容を精査すること
- 問題点を整理すること
- 名前は名乗って話すこと
この3つを行うことが大切です。以上の内容についてそれぞれお話ししていきます。
内容を精査する
まずは内容を精査してからお話をしましょう。
理由として、苦情を入れるほどの不満であるときは感情的になっていることも多くあり、それでもその感情のままお話ししてしまうと冷静に話すことができず感情的になってしまうことが多々あるためです。
そして、落ち着いて話ができるため、冷静に相手の言い分、こちらの状況も把握することができることがこの方法の利点です。
子供の話を聞いたり、メモを見返して整理したりすることをして、子供の学校生活がどうしたら快適になるか一度考えてから話すことが良い方法です。
冷静に話を聞いたところ、子供の思い込みや保護者の間の噂話の可能性もないわけではありません。
このように一度精査してお話をすることで、冷静に話すこともできることから精査した上で話すことが良いと言えます。
問題点を整理すること
精査しても苦情を伝えなければならない場合は問題点を整理してから伝えるようにしてください。
問題点を明確にせずに話しても現状、今後の解決に至らないことが多くあります。そのため、事実は何か、経緯はどのような経緯かなどの問題点を整理してから進めるべきです。
子供からの情報であれば子供がこう言っていたなどの事実のみを伝えることが大切であり、苦情をお話しするときも事実を伝えて、学校に何をして欲しいのかについて伝えるべきです。
状況を精査して問題点を整理した上で苦情は伝えてください。
名前は名乗って話すこと
苦情を伝えるときは匿名ではなく名前を名乗って話してください。
名前を名乗らないことのデメリットは事実確認が遅れること、誰かわからず迅速な対応ができないことの2つです。
名前がわからないため誰の元で起きたのかがわからず、結果誰も対応してくれないとなることもあり得ます。
学校も匿名での苦情により内容の報告もできないため、改善が図られても自分のところに結果が来ないと言うことにもなり、苦情をわざわざ伝えた意味がなくなってしまいます。
名前を名乗って伝えることで時系列など詳細に返答が返ってきますので、名前は名乗って伝えることが大切です。
苦情を伝えるときは匿名ではなく名前を名乗って話しましょう。
伝える手段
苦情を伝える時の伝える手段は大きく分けて
- 電話
- 学校に出向く
- 手紙
以上の3通りで伝えるのが良いです。
それぞれの利点は電話は、対面ではうまく話せないものの電話であれば伝えられる人が良いと言えます。
学校に出向くと言う人は文章で書いたり、電話で話すことが苦手でも対面で話すことの方が伝えられる人に最適です。
手紙で伝える人は声に出して話すことがうまく伝えられない、緊張してしまうと言う人は手紙が良いと言えます。
以上の方法で伝えつつも、内容に不備があったり、伝え損ねてしまうと伝えきれずに終わってしまうため、言いたいことを箇条書きにして伝え忘れのないようにするのが得策です。
苦情を伝える時の方法も自分の得意不得意の中から電話、学校に出向く、手紙の3通りのどれかで伝えていくのが良い方法です。
まとめ
今回は学校の苦情についてどこに言えば良いか、そして伝え方についても解説していきました。
教育委員会に伝えるのが早いように感じますが、学校を通してから話をしないと伝わらず、うまく進まないと言うことが大いにあり得ます。
そのため、お話をするときは学校、そして担任の先生にお伝えするのが良いと感じます。
自分の子供のことで苦情を言わなければならないときは、伝えることへのためらいもあり、非常に大変なことであると言えます。
必要に応じて何か伝えることは今後の生活を円滑に進める上でも必要なこととなります。
もし、伝えなければならないことがあるものの、どのように伝えるべきかについて考えている方がいましたらこれを見て参考にしてみてくださいね。
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