学校の部活動に所属せず、授業が終わったら帰宅する人たちを帰宅部と呼ぶことがあります。
この帰宅部は部活動に強制加入しなければならない学校でもなければ、一定数必ずいて、クラスにも帰宅部の人はいるはずです。
この帰宅部は、毎日を自由に過ごすことができる一方、部活内でできる友情や思い出が共有できません。
青春といえば、恋愛もありますが、部活などでみんなんで一緒に同じ目標に向かって努力するイメージが強いですよね。
だから、部活に入っていない帰宅部では青春を謳歌することはできないんじゃないのかと心配になるでしょう。
そこで、今回は帰宅部には青春はあるのか、そして帰宅部で青春を謳歌する方法についてマナビバが調査します!
帰宅部でも青春はあるの?
帰宅部でも青春はあります。
青春、近年は読み方を変えて「アオハル」なんて言い方をすることも多いですが、この言葉は非常に幅が広く、部活で仲間達と一緒に精一杯努力することも含みますし、文化祭などの学校行事をみんなで居残ったりして準備するのもそうです。他にも、甘酸っぱい恋愛なんかも代表ですよね。
たしかに、帰宅部は部活で青春をすることはできませんが、それ以外ではいくらでも青春をする方法があります。
帰宅部で青春を謳歌する方法
帰宅部が青春を謳歌するには、部活以外のところで最大限学校生活を楽しむか、学校にこだわらず色々と挑戦をしてみることが大切です。
早速、帰宅部で青春を謳歌する方法について見ていきましょう。
学校行事に全力で取り組む
文化祭や体育祭など、学校行事がたくさんあるかと思いますが、学校行事には全力で取り組みましょう。
こういう学校行事は全力で取り組めば取り組むほど楽しいものですし、いい思い出になります。
そして、できれば実行委員だったり、クラスのリーダーを買って出るなどして、あなたがその行事を動かす側にまわりましょう。
部活をやっている人は、こういった学校行事に全力で取り組みたくても大会や練習などが重なってどうしても集中できなかったりします。
その分、帰宅部で時間の融通がきくあなたがリーダー的な役割を買って出ることで、あなたはクラスの中心的人物になれますし、色々な人と関わる機会が増えるので、帰宅部でどうしても部活仲間ほど深い関係になれない部分をカバーできます。
そうして学校行事を盛り上げて、みんなで最後に打ち上げに行って盛り上がれば最高に楽しいですよ!
それに、こういう行事で一緒に準備することは、恋愛のきっかけにもなりやすいので、そちらでの青春も狙えます!
趣味の仲間を見つけて、大会などに出る
部活には所属していないけど楽器をやっているとか、実はFPSをやりこんでいてかなり上手いなど、あなたの趣味や特技があるなら、同じことをしている仲間を探してみましょう。
これは学校内で探してもいいですし、学校外で探しても構いません。
知り合いとバンドを組みライブをしたり、チームを組んでeスポーツの大会に出てみるなど、部活以外でも複数人で何かに一緒に打ち込む機会というのはあります。
部活ではありませんが、みんなで何かに打ち込む経験ができるので、青春を謳歌したいと思っている人にはオススメです。
バイトをしてみる
部活をしていないぶん、他の生徒よりも時間に余力があるので、バイトをしてみるのも良い経験になります。
バイト先で様々な経験を積むこともできますし、バイト先の人と仲良くなることもあります。
バイトを頑張ること自体が一つの青春の形ともいえますが、バイト自体はそこまで楽しめなかったという人もいることでしょう。
しかし、バイトをしてお金を稼げば、そのお金で旅行をしてみたり、新しいことに挑戦することもできます。そうして色々とやってみる中で、あなたが夢中になれるものが見つけ、それに打ち込めば青春を謳歌しているといえるでしょう。
友達と目一杯遊ぶ
帰宅部は部活組より時間の融通がきくからこそ、目一杯遊ぶこともできます。
部活も毎日休みなくあるというわけではなく、定休日が基本的にはあるので、月曜日はバスケ部の友達、火曜日はテニス部の友達、水曜日は吹奏楽部の友達……、といったように帰宅部だからこそ幅広い付き合いができるとも言えるのです。
部活に入っている者同士だと、他の部活とはなかなか休みが合わず、遊びに行けないということも多いです。
そこを気にしなくていいのは、帰宅部だからこその強みなのです。
恋愛をする
部活や学校行事以外の青春の代表例である恋愛も、帰宅部で謳歌できる青春です。
恋愛において帰宅部の強みは、相手の生活リズムに合わせられるので、すれ違いが起きにくいということです。
たしかに、同じ部活に所属している場合はオフが被っていてデートなどもしやすいですし、共通の話題も多く恋愛に発展しやすいですよね。
しかし、部活が違えば先ほども触れたように、休みが合わないことも多く、すれ違いが起きることが非常に多いです。
この点、帰宅部はあなたが相手に合わせてスケジュールを組めば、時間という点での問題は起きません。
帰りの時間が違うのはどうするんだと思うかもしれませんが、その時は高校に自習室や自習スペースがあれば、そこで勉強でもしながら待ちましょう。
勉強も恋愛も両立できますし、勉強をしておくとテスト前に普段忙しくてあまり勉強できていなかった相手に勉強を教えることもできるので、勉強デートなんかもできますよ。
友達同士で放課後学校に残って勉強する
先ほども少し触れましたが、学校で自習できる環境があるなら、みんなで勉強をするのも青春を謳歌する一つの方法です。
特に、これは高校2年生の秋以降の受験を本格的に意識し始める時期から有効な手段です。
この時期になると、勉強しないとという意識が出てきますし、実際に受験をするなら勉強が必要な時期なのですが、まだなかなか気持ちが切り替わり切らない時期でもあります。
そんな時期にみんなで勉強することで、勉強をするという意識付けもできますし、今日はもう勉強したんだから遊びに行こうと誘いやすくなります。
そして、みんなで勉強をして、そのストレスを発散するように一緒に遊ぶことで仲間意識や一体感というのが生まれてくるのです。
この一体感は受験生の心の支えになりますし、その分最後の文化祭や体育祭の時に勉強してきた分を取り返すかのように全力で取り組むようになり、最後に最高の思い出を作り上げることができるのです。
まとめ
帰宅部には青春はあるのか、そして帰宅部で青春を謳歌する方法について見てきましたが、いかがだったでしょうか。
たしかに、部活は青春の代表のようなもので、部活でしか得られない青春の輝きというものは存在します。
しかし、だからといって部活に入っていなければ青春そのものがなくなるわけではありません。
学校行事などは部活以外でも謳歌できる代表的な青春です。
また、バイトや恋愛など部活に入っていないからこその強みもあり、帰宅部だからと青春にコンプレックスを持つ必要はありません。
この記事を参考に、帰宅部でも最高の青春を謳歌してください!