長期休暇でゆっくり休む人も多い夏休み。
のんびりする人も多くいますが、部活動でも運動部の場合は、そのようなこともなく、毎日のように練習があることが一般的です。
そこで今回は夏休み中の部活動はどうなのか、そして練習メニューや部活動でよくあるパターンについて解説していきます。
夏休み中の部活は?
夏休み中の部活動はほぼ毎日練習となることが大半で、運動系の部活は練習もしくは練習試合で毎日のように行われることが一般的です。
文化系であっても吹奏楽、軽音、演劇と言った部活は毎日練習があることが多くあります。
なぜ毎日行われる?
理由は2つあり、
- 夏休みは公式戦やコンクールが開催されるため、公式戦やコンクールに向けての練習、練習試合を行うから
- 体力、技術の維持のために練習を怠らないようにするため
大きな理由としてこの2つとなります。
特に運動系の部活動は、新チームとなってすぐの学校も多くあることから、夏休みを利用してチーム力を上げるために練習を毎日行うことが数多くあります。
少々休みがあったとしても、週5回以上の練習になることがほとんどであり、部活動の中には夏休みの部活休みはお盆だけという部活動も多数存在します。
以上のように、夏休みの部活動は練習、練習試合が毎日のように行われることとなります。
練習メニューはどう変わる?
練習メニューは大きく分けてこの4つが変わります。
- 部活動の時間が長くなる
- 練習試合が増える
- 体力強化トレーニングが増える
- 技術を向上させるための練習が増える
部活動の時間が長くなる
夏休みの練習の変更点で、まず部活動の時間が非常に長くなります。
運動部は通常2〜3時間の練習時間が短くて4時間以上、長い場合は2部練習で朝から晩まで、文化系の部活動でも特に吹奏楽部は普段は3時間のところが朝8時〜夕方6時までと一日中になることがよくある例です。
午前だけ、午後だけであっても部活動の後に塾がある子も多くいます。
そのため、夏休みは休めないものと思っておくのが良いです。
このように練習時間が長くなる傾向にあるが練習メニューの変化の一つです。
練習試合が増える
運動系の部活動が該当しますが、夏休みは練習試合がいつも以上に増えます。
普段は平日は練習、週末になると練習試合ということがよくある例ですが夏休みは大きく変わります。
平日でも2日、3日に一回は練習試合となることが一般的で、週末は必ず練習試合となることが多いです。
これに加えて、公式戦も行われるため試合漬けの夏休みとなる人も数多くいます。
練習試合がいつもより多くなりいつも以上に忙しく休めなくなりますが、試合をたくさん行うのも夏休みの練習メニューの変化です。
体力強化トレーニングが増える
運動系の部活動であった場合、長時間の練習時間を活用するべく体力を強化するトレーニングが非常に増えることも練習メニューの変化の一つです。
例えば、朝から学校の周りを何周も走ったり、室内の場合は筋力トレーニングがいつも以上に増えることとなります。
夏場の一番暑い時期のトレーニングは非常に過酷ですが、この練習を乗り越えることで体力の強化を図ることが可能なことが大きな利点です。
さらに、成長期であることからスタミナの大幅な増加、日々走ることで足が急激に速くなることもあり、過酷で大変ではありますが、このように夏の体力トレーニングは良い面もあります。
このように体力を強化するトレーニングが増加します。
技術を向上させるための練習が増える
毎日練習ができる利点を活かして技術を向上させるトレーニングも増加します。
テクニックを向上させるトレーニングや、基礎練習もいつもより量をこなしたり、今以上の質にするために取り組むことが多くなります。
夏休みの最初にできなかったことが、毎日行っていてできるようになることもよくあります。
夏休みの最初と最後で技術が大きく成長する人もこれまでに数多くいたことから、日々の練習はしっかりと取り組む方が良いです。
毎日練習を行うことができることを活かした技術を向上させるトレーニングが増えることも練習メニューの変化になります。
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夏休みの部活のパターンは?
夏休みの部活動の練習パターンは大きくこの4つに分かれます。
- 練習
- 練習試合
- 公式戦
- 合宿・遠征
この4つの中が夏休みの練習パターンであり、各校が公式戦で勝ち上がるために日々練習を行うこととなります。
それぞれのパターンについて説明していきます。
①練習
夏休みは練習がほぼ毎日行われます。
学校によって異なりますが、大きく分けるとこのように練習時間が分かれます。
- 午前中もしくは午後のみ
- 2部練習
午前中のみの場合は8時ごろから12時ごろまで練習となり、午後のみの場合でも13時ごろから早くて17時、遅い場合は21時ごろまで練習が行われることとなります。
グラウンド、コートを使った練習を毎日行うことが可能であり、いつもよりも密度の濃い練習になることが多いです。
さらに2部練習となった場合はグラウンド、コートを使った練習が半日、体力トレーニングが半日となることが多く、その日の練習終了後はクタクタで何もできないということもあります。
とても練習はヘビーになるものの、公式戦のためのメンバー選考は、練習や練習試合の調子や動きをみて決めるため1日も手は抜くことができず非常に大変になります。
大変な一面もありますが、夏休みの練習は自分自身を成長させたり、技術を大きく向上夏にすることも可能です。
毎日の練習で大変なことも多いですが、一生懸命取り組みましょう。
②練習試合
夏休みの練習メニューの2つ目に練習試合があります。
普段は週末が練習試合であることが一般的ですが、平日から練習試合を行う学校も数多くあります。
練習試合を数多く行い、試合勘を養ったり、チームの戦術、連携の強化を図ることとなります。
練習試合の対戦相手も1校のみのこともあれば、何校か集まって合同で練習試合を開催することもあります。
このように夏休みを利用して今まで以上に練習試合を行っていくことが多くあります。
③公式戦
夏休みは公式戦が行われることが非常に多くあります。
新チームとなってすぐの大会であり、各校日々の練習の成果を発揮するためにモチベーションを上げて試合に臨むこととなります。
公式戦で勝ち上がることで大きな大会の出場権を得ることにもつながり、生徒にとっても自信にもつながります。
さらに、高校生であれば8月にインターハイが行われることからも、夏休みには非常に重要な大会が行われています。
インターハイを筆頭に多くの公式戦が夏休みに行われるため、そのための練習、練習試合が夏休みには増えることとなります。
④合宿・遠征
最後に、練習メニューの変化として合宿や遠征が行われる学校もあります。
公式戦があったり、数日間の日程で一日数試合を行ったり、そして合宿地で練習を行ったりと合宿や遠征にも何通りかあります。
合宿・遠征は非常に日程がタイトなことが多く、早朝に出発してついた直後に試合ということや、朝から夜まで試合、練習があるなど大変な日程であります。
その一方で、何泊かする合宿や遠征では自由時間に友情を深めることにもつながるため夏休みの思い出の一つになることもよくあります。
タイトな日程で追い込むこともあり、練習メニューとして大変になりますが、同時に合宿・遠征から生まれる友情、思い出が学生時代の財産になることもあります。
夏休みの部活の注意点
夏休みの部活動は毎日行われること、そして暑い時期に行われるため以下のことに注意してください。
- 熱中症に注意する
- 水分補給をかなりこまめに取る
- 怪我に注意する
朝から暑いことも多く、気温が35度という日も中にはあります。
炎天下での練習であり、練習中に倒れてしまったり、体調不良となっては元も子もありません。
さらに、暑い日の練習は集中力も低下すること、日々の練習で疲労も蓄積していきます。
そのため普段なら疲れていない時、暑い時でなければ起こらないアクシデントでの怪我などにも注意してください。
熱中症、水分補給、怪我に注意して毎日の練習を頑張りましょう。
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まとめ
今回は、夏休みの部活動、練習メニュー、そして夏休みの練習のよくあるパターンについて解説していきました。
夏休みの練習は毎日行われることが多く、運動部は半日程度、文化部の中には朝から晩まで練習という部活動も中にはあります。
そして体力面の強化、技術の向上を夏休みの間に図ることとなり、非常に大変な反面、能力が向上することも数多くあります。
さらに練習、練習試合、公式戦、さらに遠征や合宿と行う学校もあり、非常に密度の濃い時間となることもあります。
日々の練習の鍛錬も大切ですが、それ以上に熱中症などの体調不良や怪我に注意をして練習に取り組みましょう。
もし、夏休みの部活動について知りたい人がいたら、ぜひこれを読んで参考にしてください。
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