中学や高校で部活に打ち込んでいて、上達していくのを実感できていると、部活を楽しいと感じますよね。
そんな楽しい部活、どうせならただ楽しいだけではなくて、もっと上手くなれて、もっと楽しくなるような有意義なものにしたいと思いませんか?
今回は、部活が楽しくてもっと頑張りたいという人のために、より有意義な活動にするための方法と、部活以外の学校生活そのものを輝かせる方法についてマナビバが解説していきます。
部活をもっと有意義な活動にするための方法
部活は楽しむことが一番大切なことですが、どうせならもっと楽しくて有意義なものにしたいはずです。
ここでは、そんな部活をもっと楽しむための方法を紹介していきます。
もっと上手くなるために部活以外でも自主練をする
部活を有意義なものにするなら、部活以外でも自主練をするようにしましょう。
身体作りはスポーツでは当然、他にも吹奏楽なんかでも重要なことで、部活以外でもトレーニングをすることはさらなる上達のためには大切なことです。
他にも、部活は全体の練習しかできないことから、細かい技術的な練習はできないことが多いです。そんな技術的なことを少しでも補えるように、家や学校以外の施設で自主練習し、部活の時に成長を実感できればもっと部活を楽しい有意義なものだと思えますよ。
今までよりも高い目標を設定する
部活が順調なら、目標を上方修正するのも有意義なものにするのに有効です。
レギュラー奪取が目標だったのを、レギュラーになって〇回戦まで勝つのように、目標を変えれば、現状に満足することがなくなり、より上を目指せるようになります。
満足してしまっては、そこで成長が止まり、成長が止まると達成感がなくなり、部活は楽しめなくなってしまいますよ。
部員全体を巻き込んで同じ方向を向いて努力する
個人で有意義なものにするだけなら、自分の練習をもっと頑張るだけでいいですが、それだけではいずれ頭打ちになる時がきます。
切磋琢磨して、競争するからこそ、成長するものがあり、部活で大会があるような競技というのは、どれも一人で黙々と成長するのは難しいものです。
ですから、一緒に競える相手というのは大切で、そういった一緒に競える相手を作るには、仲間と一緒に頑張ることが大切です。
そして、一部の練習相手とだけ頑張るのもいいですが、部全体の雰囲気として、一部は頑張っているけど、一部はサボっているとなると、必ず意識の違いから空気が悪くなります。
そうなるとせっかく楽しい部活で嫌なことが出てきてしまうので、どうせなら部全体を巻き込んで、一生懸命頑張ってみましょう。
学外の交流を増やす
同じ部活の他校の知り合いを増やすのも、部活をより楽しく、有意義なものにするのには有効です。
同じ部活内に絞らなければ、自分と同じくらいの競争相手というのはどこかにいますし、他校の練習を聞くのはいい刺激になります。
大会や練習試合で連絡先を交換したり、SNSでつながる、共通の友達を介してなど、手段は色々あるので、探してみてください。
学校生活をより充実したものにするためにすべきこと
部活動を有意義なものにできたら、どうせなら次は部活をしている大元の学校生活そのものを充実したものにしたくはありませんか?
学校生活を充実したものにして、後で振り返った時にやりきったな、後悔はないと思えるようにできたほうが、学校生活を送っている今も楽しいですし、後から振り返っても最高の思い出になりますよ。
そんな充実した学校生活を送る上で大切なことは、頑張りきることです。
部活も勉強も趣味も恋愛も、思いつくものは何でも全力で取り組んでください。
大変ではありますが、満足のいく学校生活を送ることができるはずです。
部活と勉強を両立させる
部活に熱中していると、疲れて勉強になかなか集中できず、成績はあまり取れていないという人も多いことでしょう。でも、将来プロになるレベルでなければ、いずれはどこかで勉強をして別の道に転進しなければなりません。
ですから、得意不得意はありますが、自分なりに最大限の部活と勉強の両立は必要です。
しかし、この勉強との両立はかなり大変なことです。
たとえば、毎日30分〜1時間勉強をする。これを両立させているということができるでしょうか?
中学1年生くらいであれば1時間もやれば十分両立させているといえますが、それ以上の学年になるとこの程度の勉強時間では足りず、両立させているというのは難しいです。
では、なぜ両立しているといえないのか。それは、受験を見据えると必要な勉強時間が相当なものだからです。
中学生であれば、1・2年生でも平日に2時間、休日に4時間は勉強してようやく十分な予習復習ができると言われています。3年生ともなれば、平日でも3時間、休日になれば6時間は勉強したいところです。
高校生なら、平日は学年+1時間、休日はその倍は勉強することが求められるので、1年生は平日2時間休日4時間と中学の頃とあまり変わらない時間ですが、2年生で平日3時間休日6時間、3年生であれば平日4時間休日8時間とどんどん増えていきます。
もちろん、目標が高い場合は、この勉強時間でも不足していて、さらに勉強時間を増やしていく必要があります。
こうしてみると、部活と勉強を両立させるのがどれだけ大変か想像がついたかと思います。
部活以外の趣味を作る
部活だけに没頭するのも良いですが、部活以外に趣味を見つけるのも、学校生活を充実させるのには大切なことです。
学校に行って、部活をして、勉強をして、寝る。ただこれだけの生活を毎日していたら、気を抜けるタイミングがありませんし、張り詰めすぎてどこかで緊張の糸が切れてしまいます。
ですから、部活以外の趣味を作ってそれに没頭する時間を週に1回作ってリフレッシュしてみたり、学校で共通の趣味の友達と話をするのは学校生活のいい刺激になります。
恋愛をしてみる
恋愛も学校生活を彩るものなので、興味があるなら積極的に取り組んでみてください。
思春期の恋愛は、相手のことしか考えられなくなって、部活や勉強に支障をきたしかねない諸刃の剣ですが、恋愛をすることで得られる経験というものは必ずあります。
相手を思う気持ちや距離感の取り方、スケジュールの組み方、身だしなみ、自信など得られる経験はたくさんありますし、中学生の恋愛は中学生の時にしか、高校生の恋愛は高校生の時にしかできないのです。
とはいえ、本当に興味がない人もいるでしょうし、自信がない人もいるでしょう。勉強と違って恋愛は生徒の本業ではないので、あくまでも興味がある人はやってみるといいもので、誰もが挑戦する必要はありませんよ。
学校行事にも全力で取り組む
学校行事に全力で取り組むのも、部活以外の学校生活を充実させるのに非常に大切なことです。
文化祭や合唱コンクール、修学旅行など学校行事はたくさんありますが、こういったものは不真面目にやっていると何も得られず、途端につまらないものになっていきます。
他の人が真剣にやっていないのに、自分だけが真剣になるというのは恥ずかしいかもしれませんが、他の人も巻き込んでみんなで行事に真剣に打ち込むと、一生の思い出になりますし、みんなで盛り上がる一体感というのはかけがえのないものです。
ぜひ、部活だけでなく学校行事の方にも真剣に打ち込んでみてください!
まとめ
部活をもっと有意義な活動にするための方法と、部活以外の学校生活そのものを輝かせる方法についてみてきましたが、いかがだったでしょうか。
全力で部活をして勉強をして、趣味の時間を作って恋愛もするなんてどうやっても回らないし、疲れてできっこないと思うかもしれません。
たしかに、これを全部やってみたら常に何かに追われていて、気の休まる時間はなくなることでしょう。
どこかで息切れして、1日思いきりリセットするために休む必要が出てくるかもしれません。
しかし、なんとなく暇つぶしにYouTubeを見るくらいなら、暇なんてないくらい予定を詰め込みまくって、毎日を全力で駆け抜けた方が、生き生きとした生活を送れるはずです。
もちろん、部活が自分にとって一番重要なら、まずは部活のための時間を決めて、その後に残った時間をどう考えるかが重要です。
部活もその他の学校生活も全力で楽しみ、充実した毎日を送りましょう!