学生生活の醍醐味の一つである部活動。運動部、文化部と部活動に加入する人もいますし、その反対に帰宅部として日々を過ごす人もいます。
なお、部活動の加入率は8割以上であり、大半の人が何かしらの部活動に加入しているといえます。
大勢の人が加入している部活動ですが、部活に加入することに伴うメリット、デメリットというものはあります。
そこで今回部活動に加入するメリット、デメリットをご紹介していきます。
部活に加入するメリットは?
部活動に加入するメリットは大きくこの5つです。
- 仲間ができる
- 同じ目標を共有できる
- 礼儀・礼節を学ぶことができる
- 継続力が身に付く
- 忍耐力が身につく
部活動に加入することで学生生活を充実させることが可能になることはこの5つ以外にも大きなメリットです。
さらに、自分自身の好きなスポーツをすることもでき、部活動をすることで得るものもたくさんあります。
先ほどのメリットについてそれぞれ説明していきます。
①仲間ができる
クラスとは全く異なる仲間ができることが1番のメリットです。
部活は大変なことも多く、楽しいことばかりではありませんが努力や一緒に頑張ったことを共有できる仲間ができることは大人になってからも大切な人脈となります。
辛い練習を毎日一緒に頑張ったり、同じ目標に向けて取り組むことにより仲間意識が芽生えることとなります。
一緒に何かに向けて取り組んだ仲間は学生以降にも同窓会を行ったりすることもありますし、特に仲が良かったり、ライバルとして高めあっていた特別な関係性の場合、卒業後は一生の友人として付き合うこととなることも多くあります。
このように部活に加入して仲間ができることは最大のメリットであるといえます。
②同じ目標を共有できる
一つの目標に向けてみんなで共有することも部活動をすることのメリットとなります。
日々の練習は辛いことも多く、また大会の優勝を目指すために練習をするなど目標を共有することで仲間意識、チームワークに繋がることが理由です。
そこで培われた一体感やチームワークは時に普段以上の力を発揮し大会でいい結果につながることもあります。
それが自分の人生における自信やターニングポイントとなることも少なくありません。
皆で共有した目標を目指して頑張った関係性は卒業してからも変わることがなく、中には交友関係が一生続くこともあります。
同じ目標を共有して一緒に何かを目指すことは部活動で頑張るメリットの一つです。
③礼儀・礼節を学ぶことができる
礼儀や礼節を学ぶことができることも部活動加入のメリットとなります。
日々同学年の同じクラスの友人だけでなく先輩と関わるため、礼儀・礼節を学ぶこととなります。
礼儀をしっかりとする必要のある学校では、会ったらどのような場所でも大きな声での挨拶をする必要があったり、先輩が来る前にグラウンド、コート整備を行い準備をすることもあります。
さらに、先輩だけでなく後輩とのコミュニケーションを取ることもあり、先輩・後輩の上下関係を学ぶことにもなります。
これは社会に出ても必要とされることであり、以上のような例からも日々の活動から礼儀を身につけることが可能です。
幅広いコミュニケーションを取ることにもつながり後々のコミュニケーション力や、礼儀・礼節を学んでいくことになります。
部活に入ることで礼儀・礼節を自然と学ぶことができることもメリットの一つです。
④継続力が身につく
途中で投げ出すことがない限り3年間取り組むこととなり、1つの目標に向けて取り組むことで継続力が身につきます。
その目標達成のための努力や試行錯誤したことは将来成長した時に必ず財産となることとなりますし、課題の解決、試合での成功体験は自分自身にとっての大きな自信にもつながることとなります。
成功したら成功体験ですが、失敗した場合も取り組んだこと、努力したことは無駄になることはありません。
失敗しても次回への改善に向けて努力をしたり、悔しい気持ちをバネにして取り組む精神力も身につけることにもつながります。
1つの目標に向けて取り組んだことで継続力が身につき、社会に出た時も目標に向けて継続して取り組むことのできる大人になることができます。
このように継続して取り組む大切さを学ぶことができることも部活のメリットになります。
⑤忍耐力が身につく
日々の練習は大変ですが、乗り越えるための忍耐力が身につきます。そして、耐え抜いたことによる達成感も味わうことができます。
運動部は特にですが、放課後は練習で週末も朝から夜まで練習、練習試合と休む暇がなく大変なことも多く、時には投げ出したくなり辞めたくなる人もいます。
さらにメンバー争いがあったり、怪我をした場合は特に心が挫けることもあります。
しかし、その大変な日々を耐え抜いた自信は社会に出てからも役に立ちますし、3年間頑張り抜いたという達成感は必ず自分自身にとっての財産となります。
部活動で日々頑張ることでの忍耐力、そして乗り越え抜いた先の達成感を味わうことができるのも部活生ならではのメリットです。
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部活に加入するデメリットは?
部活動の加入して取り組むことは非常に良いことであり、後々の人生においても頑張り抜いた自信は自分自身の財産に必ずなります。
その一方で、部活に入ることでのデメリットもあるのは事実であり、この4つがデメリットとなります。
- 勉強時間が制限される
- 苦手な人と関わることもある
- お金がかかる
- 休みがない
ここでは部活に入るデメリットを4つ紹介します。
①勉強時間が制限される
デメリットの1つ目は勉強時間が制限されることです。
理由は大きく2つあり、平日の部活動は基本的に放課後に行われるため家に帰ることが遅くなること、そして体力を消耗して帰るため勉強に手が回らないことの2つが理由です。
家に帰る時間が遅いことで、勉強に費やせる時間は少なくなり、さらに週末も練習、大会となる部活も多くなるため部活中心の生活を送ることとなります。
部活中心の生活を送ったとしても、一部では国立大学の受験のために両立を行っている人もいますが本当に一握りであり、部活中心の生活となる人がほとんどです。
勉強に費やす時間が制限されることは部活に入るデメリットの一つといえます。
部活と勉強の両立、スキマ時間の有効活用法について解説します!
②苦手な人と関わることもある
2つ目に人間関係で苦手に人と関わることがあることもデメリットです。
多くの人と関わることができるのはいいことでありますが、全員が好きな人であるわけではありません。
顧問や先輩、下級生、時には同級生に苦手な人がいる可能性もありますし、時には意見や考え方の不一致からチーム内での衝突で派閥が分かれてしまい対立することもあります。
その結果、苦手な人と関わることとなるため部活動に支障が出ることにもつながります。
苦手な人と関わることで人とうまくやっていく術を学ぶいい機会にもなりますが、最悪のケースとしていじめに発展した場合は退部をせざるを得ないこともあります。
人間関係によるもつれなど、苦手な人と関わることがあることは2つ目のデメリットです。
③お金がかかる
3つ目にお金がかかることがデメリットです。特に強豪私立高校の場合はお金が非常にかかります。
運動部はユニフォームや練習技、スパイクなどの用具一式を購入しなければならず、特に強豪校であれば遠征費、合宿費、交通費がさらにかかってきます。
文化部でも楽器を自分で用意する学校もあるため高額な楽器代を自費で用意しなければならないこともあります。
このように、お金が非常にかかるのに加えて維持費や部費を定期的に徴収されることもあり金銭的負担が非常に高額となることも数多くあります。
部活によっては3年間で高級車1台分程度の出費になることもあり、負担は決して小さくありません。
学校から備品を支給されるケースもありますが、非常にお金がかかることもあるため確認が必要です。
お金の面での負担は部活動を行う上でのデメリットの一つとなります。
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④休みがない
4つ目は休みがないことがデメリットです。
部活動を行う上で、練習はつきものです。毎日放課後は練習、そして週末は練習試合、時に公式戦と行われるため休みは週1程度の部活動も数多くあります。
休みがないことにより疲労も溜まり、肉体的にだけではなく、精神的にも疲労が溜まることにもつながります。
疲労が溜まると勉強に悪影響を及ぼすことにもなり、両立を図ることが難しくなります。
部活動で頑張るデメリットの4つ目として休みがないことが挙げられます。
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まとめ
本日は部活動に加入するメリット、デメリットについてまとめていきました。
部活動を一生懸命取り組むことによるメリットもたくさんあり、上下関係や継続力、そして忍耐力など社会でも必要とされる能力を身につけることが可能となります。
その一方でお金の面や、人間関係での難点がある場合もあり、勉強についても両立を行っていく必要もあります。
部活動で一生懸命取り組みたい人は、このメリット、デメリットを見て頑張る参考にしてみてくださいね。
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