学生の本分は勉強ですが、せっかくの学生生活なのですから、部活などやりたいと思ったことは精一杯やり切りたいですよね。
ですから、勉強と部活を頑張って両立させる必要があるのですが、実際には部活を頑張りすぎて勉強が全然できていなかったり、部活があるからと言い訳して勉強をしなかったりというパターンは非常に多いです。
そこで、今回は部活と勉強を両立できないパターンと両立する方法をマナビバが解説します。
部活と勉強を両立できないパターン
部活と勉強が両立できないパターンには、時間はあるけどやらないのと、時間がなくてできないの大きく分けて2通りあります。
早速、どんなパターンがあるのか見ていきましょう。
部活が忙しすぎる
部活と勉強を両立できないパターンでよくあるのが、部活が忙しすぎることです。
近年は、ブラック部活問題や先生方の労働問題などから、定休日が設けられるようになっていることもあり、親世代が想像するほどの忙しさはないところが多いです。
しかし、事実上強制的な自主練習があったり、定休日でもトレーニングのノルマが課される、朝練がほぼ毎日あるなどで、勉強している余裕がないくらい忙しい部活というのも未だ存在します。
また、練習自体は終わってもその後にミーティングがあり、部活以外の時間が全然ないということもあるでしょう。
この部活が忙しすぎるパターンは、どうやっても勉強との両立には限界があります。
体力がない
部活はそこそこ忙しくて、勉強と両立できている人もいるけど、自分は体力がなくてできないという人もいるでしょう。
部活と勉強を両立しようとすることで体力がつくとはいえ、どうしても体力には個人差があります。
どれだけ体のケアや時間の使い方に気を遣っても、体力が追いつかず眠くなってしまう、疲れて動けなくなってしまうという場合は、両立できないのだと受け入れるしかありません。
ただ、今まで両立しようと頑張っていなかったから体力がついておらずできないだけのパターンもあるので、まずは両立しようと頑張ってみましょう。
勉強の習慣がない
勉強の習慣がない人は、部活と勉強の両立はできません。
宿題が出た時や提出物がある時に頑張って勉強しようとはするのですが、普段勉強していないから集中力がなく、勉強しようとしても進まなくなります。
また、テスト前などに勉強を頑張ろうとしても、普段勉強していないので基礎力が足りず、テスト前だけ頑張っても結果が出ないのです。
SNSやゲームを優先してしまう
部活が終わって家に帰った後、すぐに勉強を始めないでちょっと休憩しようとしてSNSやゲームを始めて、気がつけばずっとやってしまい、気がついたらもう夜遅くなってしまったので勉強は今度にしよう。
勉強と部活を両立できていないと感じている人には、こんな経験をしたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
このまま全然勉強しない日が続けば、当然両立なんてできません。
もし、勉強をサボった分後で取り返そうとしても、部活で勉強できる時間が限られている以上限界があり、段々追いつけなくなってしますのです。
ですから、部活が終わったらまずは勉強に時間を割き、残った時間でSNSやゲームを楽しむというふうにしないと、両立することはできません。
部活と勉強を両立する方法
部活と勉強を両立するには、毎日のスケジュールを細かく分析する必要があります。ここで、一つ例をみてみましょう。
- 6:30 起床
- 6:45 朝食
- 7:15 登校(電車)
- 8:10 学校到着
- 8:30 始業
- 16:00 終業
- 18:30 部活終了
- 19:30 帰宅
- 20:00 夕食
- 21:00 入浴
- 23:00 就寝
この例だと、勉強する時間が入浴から就寝までの時間くらいで、何時間も勉強するのは困難にも思えます。しかし、時間を効率よく使えば、3〜4時間は勉強できるのです。
ここではそんな勉強時間を確保するための効率的な時間の使い方について見ていきます。
朝の時間を使う
例えば、もう30分早く起きれば、朝に30分勉強することができます。家で勉強してもいいですし、学校に早く行って勉強するのもいいですね。
また、学校に着いてから始業までの20分も、友達とコミュニケーションを取ったりもするでしょうが、単語帳を見るなどの勉強時間に当てることができます。
スキマ時間を活用する
スキマ時間とは5分10分程度の短い時間や、他のことをしている間の時間のことを指します。上の例では、学校到着〜始業、帰宅〜夕食の時間、電車の中の時間が該当します。
スキマ時間は机にどっしり構えて勉強することができないので、勉強する内容は選びますが、ここを有効に使えると一気に勉強時間が増やせますよ。
特に、英単語や古文単語、社会の用語などの暗記がオススメです。
疲れていても部活後すぐに勉強する
部活が終わって帰宅したら、もう疲れて何もできないと思いますよね。
でも、それくらい疲れていても、毎日勉強を頑張ることが大切です。
というのも、朝やスキマ時間にどれだけ頑張っても、こういうところで頑張らないと数学などはなかなか勉強できないからです。
部活が休みの時は勉強時間を増やす
部活の定休日や土日の部活がない時間は、まとまった時間が確保できるので、ここでしっかり勉強をして、どうしても勉強時間が不足してしまう分をカバーする必要があります。
数学の復習、英語の長文読解や英作文、物理や化学の計算などをしっかりやっておきましょう。
まとめ
部活と勉強を両立できないパターンと両立する方法を見てきましたが、いかがだったでしょうか。
あまりにも忙しすぎる部活を除けば、勉強と部活を両立できる方法はあります。
部活の後にしっかり勉強することを習慣化するのが一番ですが、もし部活の後に勉強ができないなら朝活をするようにしましょう。
この記事を参考に、自分がどうして勉強と部活を両立できないのか分析して、両立に向けて頑張ってください!