高校3年生は浪人生と比べると、毎日学校の授業があって、まとまった自学自習ができる時間は放課後くらいしかありません。
浪人生もいる受験において志望校に合格するためには、高3生はどうにかやりくりして勉強時間を増やすしかありません。
そこでポイントになるのが学校の授業時間です。必要ない科目の授業やわかりきった内容の説明しかしない授業中に、自分のためになる勉強をすれば勉強時間を増やせますよね。
この学校の授業時間中に、授業以外の内容を勉強をすることを内職と言いますが、この内職を有効活用して勉強時間を増やすとき、どんな内容の勉強をすればいいのでしょうか。
そこで、今回は授業中にやるとオススメの内職ベスト4とそれを実行する方法についてマナビバが解説します。
オススメの内職ベスト4
今回のオススメの内職の基準は、内職のしやすさとバレにくさ、そして1つの授業の内職として量が適切かで決めていきます。
やはり、内職は授業を無視している以上、不快に思う先生も多く、バレたらやめさせられることが多々あります。
ですから、バレないように内職をするというのは非常に重要です。
また、勉強時間を確保するために内職をしているのに、内職の準備に時間がかかるものは本末転倒ですよね。
では、早速オススメの内職ベスト4を見ていきましょう。
1.数学:問題演習
オススメのNo.1は数学の問題演習です。
数学はじっくり考え込んで解かないといけないので、授業中の内職には向かないと思うかもしれません。
しかし、数学はどうしても勉強するのに時間がかかり、少しでも多く勉強時間を確保したい科目ですよね。
数学の問題集は1ページに何問も載っていて、解くのに時間もかかるので、1ページコピーしてノートに貼っておけば済み、内職がバレづらく、準備も少なく済むのでオススメです。
解答解説の確認や解き直しは、休み時間や放課後に行うようにしましょう。
2.英語:英文解釈
オススメのNo.2は英語の英文解釈です。
英文解釈は、英文をコピーしておくだけでいつでも内職ができますし、単語や文法などの暗記系の勉強は内職の王道で、オススメできます。
しかし、授業中の内職は先生の様子などに気を配りながらやらないといけない以上、集中して読まないといけない長文読解には向きません。
また、何度もページを捲るとバレやすいですし、授業と関係のない本を机の上に出すと内職がバレる可能性が高まるので、単語や文法の暗記は普段の単語帳や文法問題集をそのまま使うわけにもいかず、オススメ度は下がります。
3.社会:用語の暗記・地図年表図表の確認
オススメのNo.3は社会の用語の暗記と地図年表図表の確認です。
こういった暗記科目のインプットは見るだけで済むので、内職とは非常に相性が良いのですが、授業中に30分内職するとしたら、30分見るだけの物を準備しなくてはならないのですが、それだけの量のものを机の上に出してしまうと、どうしても内職がバレやすくなってしまいます。
ですから、内職で社会をするときは、ここだけは今のうちに覚えておくと決めて、それを覚えたら授業に戻るか、数学など他の科目の内職をすることをオススメします。
4.理科:生物や化学の用語や式の暗記
オススメのNo.4は理科の中でも暗記要素が強い生物や化学の化学式等の暗記です。
こちらも、社会と同様に見るだけで済むものなので内職をしやすいですが、バレるリスクも社会と同じくらいあります。
また、社会と理科では暗記の占める割合が前者の方が圧倒的に高いので、どちらかというと社会の方をオススメしています。
オススメの内職のやり方
内職をするにあたっては、どの科目のどんな内容をするかも大事ですが、どうやって内職するかも非常に重要です。
当たり前ですが、数学の授業中に先生の目の前で英語の単語帳を読んでいたら、内職をしているのがバレますよね。
ですから、内職をするならバレないようにすることを意識しなければなりません。
それでは、オススメの内職をやり方について見ていきましょう。
授業と同じ科目を勉強する
最もオススメの内職のやり方は、授業と同じ科目を勉強することです。
数学の授業中は数学、世界史の授業中は世界史を勉強するのです。
国語の授業中に、数学の勉強をしてグラフを描いたり、アルファベットをひたすら書いていたら変ですよね。そういう普通ではない動きをすると先生にバレやすくなります
ですが、英語の授業中に英文を書いていても、先生は気にしません。英語の授業で教科書を無視して自分で用意した問題集をやるなどすると良いでしょう。
授業内容を確認してから内職する
授業全部を内職に当てるのも時には必要かもしれませんが、流石にそこまでやってしまうと、今授業がどこまで進んでいるかもわかりませんし、先生に当てられた時に困りますよね。
ですから、最初と最後の少しだけ授業内容を確認し、教科書に流し読みしておきましょう。
授業の締めの時は、先生が何か重要なお知らせをいうことが多いですし、聞き逃さないようにしておきましょう。
机の上に参考書や問題集そのものは出さない
授業で使っていない本を机の上に置いていたら、すぐに先生に内職していることがバレてしまいます。
内職で使う参考書類はあらかじめコピーしておき、ノートに貼るなり挟むなりしておきましょう。
板書が少ない授業は暗記系をやる
板書を全然しない授業の時に、数学の問題をずっとノートに解き続けていたら、先生も別のことしているなとわかります。
そういう授業の時は、社会や理科の用語、英単語や古文単語などの暗記系をやりましょう。
また、今までに勉強してきた内容をノートを見返すことで確認するのも良い方法です。
色のついたクリアファイルにプリントをはさむ
色のついた透明なクリアファイルは、先生の方からだと光の反射で何を挟んでいるのか見えませんが、自分が中を確認することくらいは容易にできます。
そのため、先生からは授業で配ったプリントを挟んだファイルを机の上に出しているように思われながら、実は暗記したいものを見る系の内職ができるのです。
また、反対側には授業のプリントを入れておけば、先生が教室を巡回し始めても、ファイルを裏返せば見つかることはありません。
まとめ
授業中にやるとオススメの内職ベスト4とそれを実行する方法について見てきましたが、いかがだったでしょうか。
内職はあくまで足りない勉強時間を補うためのものなので、どうしても普通に勉強するよりは制限がかかります。
オススメNo.1の数学は問題を解くだけなのでいつ解いても問題ありませんが、それ以外の勉強をするときはあくまで放課後などにしているメインの勉強のサブと割り切りましょう。
この記事を参考に、上手に内職をして合格を勝ち取ってください!