中学生で勉強を途中でやめてしまい、スマホを触ってしまうことはありませんか?このような経験は誰もがやってきていると思います。
勉強をやめてしまうと「達成感」を得られなくなってしまいます。この「達成感」を得るとどんな良いことやメリットがあるかを知っているでしょうか。
これを読めば、達成感を得られる勉強の工夫の仕方とメリットが分かります。
今回は達成感を得られる勉強の工夫の仕方5選と、そのメリットについてマナビバが調査していきます。
勉強で達成感を感じる工夫5選
勉強で達成感を感じる勉強法や工夫を5つ紹介します。
小さな目標達成を積み重ねる
小さな目標を決めて、何度も目標を達成することで、勉強が楽しくなっていきます。大きな目標ばかり立てていると、なかなか達成感を得られず、モチベーションがどんどん下がっていってしまいます。
小さな目標は「このページの単語は覚える」「問題集のこのページの問題を解ききる」など、どんな小さな目標でもかまいません。とにかくやりきることで達成感を得られることができます。また、受験までの長い期間のモチベーションの維持に効果があります。
また、目標を付箋などに書いておいて見やすいところに貼っておきます。その目標が達成できたら、剥がしていきましょう。付箋を剥がしただけ目標達成できたという目安にもなります。
小さな目標を達成していくことで次第に自信がついてきます。ここから、「試験のときにいい点数が取れた」など成果になって表れることが多いです。成功体験が増えていくと、自信がつき成績が上がっていきます。
このような、小さな目標を短い期間でたくさん達成することで、日々の勉強が楽しくなっていきます。
ご褒美を用意しておく
テスト勉強が終わった後などに、自分へのご褒美を用意しておくと良いです。ご褒美を用意しておくと勉強が終わった後の達成感がいつもより多くなります。
「ここの単語を書けるようになったらおかしを食べる」や「定期テストの数学で80点取れたらお出掛けに行く」など達成しやすい目標や定期テストという大きな目標を達成したときなどにご褒美を準備しておくと良いでしょう。
ただ、ご褒美を早く手に入れたいために、簡単すぎる目標を設定しすぎるのは効果が薄いでしょう。ある程度、努力しなければ達成できない目標を設定しておくとご褒美の価値が上がります。
自分の成長を振り返る
自分の成長を振り返り、学力が上がったことを実感すると、モチベーションが上がります。
勉強をしたノートやプリントなどを残しておいて、テスト前に「自分がこれだけやってきた」と可視化できるように残しておきます。すると、自分がやってきた量が分かり、自信と達成感を得ることができます。
また、自分がやってきた量が分かるので、「次回のテストは今やっている量より多くしよう」など、目標を立てる目安にもなります。
自分の成長を振り返り、自分をほめてあげることで勉強が楽しくなったり、達成感に繋がります。
ノートなどをを小さくして使い切る
ノートや消しゴムを使い切ったりする時、終わったなど達成感を得られます。
短期間でたくさんの達成感を味わいたいタイプなら、使い切ったという感覚をたくさん得るために、小さめのノートや消しゴムを使ってみましょう。すると達成感を得られるだけでなく、やりきったノートが増え自信にも繋がってきます。
逆に、自分を追い込むのが好きな人は、わざと大きめサイズを使って、使い終わりの達成感を大きなものにしてみるのも良いでしょう。
自分のタイプに合わせてノートや消しゴムも選んでみましょう。
親などに成果を報告して誰かに褒めてもらう
親などに勉強成果を報告して褒めてもらうのもモチベーションアップや達成感につながります。やった分の成果を褒められて嬉しくない人はほぼいません。
事前にここまで進めるという報告や宣言をしておくと尚良いでしょう。事前に宣言しておくことで、親側も目標が達成できたか確認しやすいですし、どこまで勉強が進んでいるか管理もしやすいです。
また、勉強が完全に終わっていなくても、どの教科がこれぐらい終わった、できるようになったなどの成果を親に伝えても褒めてもらえるでしょう。
達成感を感じるメリット
勉強に向かうモチベーションやきっかけを掴める
やはり、勉強をすることは苦痛である人は多いと思います。勉強ができた達成感をたくさん得ることで、勉強に向かうモチベーションアップやきっかけを掴むことができます。
小さな目標をたくさん達成することで、以前よりスムーズに勉強に取りかかることができます。
達成感がないと勉強前の時点でモチベーションが下がり、結局勉強しないということもあります。ですが、小さな目標やご褒美などを具体的に決めておけば、勉強しようと机に向かえるようになります。
また、あとでご褒美を得られると考えると、勉強に向かいたいという気持ちになってきます。次の勉強への足がかりになり、やがて大きく達成感を得ることになります。
勉強を継続して行うことができる
勉強が長く続かなくてすぐに勉強をやめてしまっていると達成感を得ずに終わってしまいます。しかし、日々目標を達成し続けると、勉強を継続していくことができるようになります。
小さな目標を達成し続けることが当たり前の生活になると、勉強開始の合図がなくとも、行動がポジティブに変化していきます。
勉強時間がそこから長くなればなるほど、日々の勉強量も増え、周りと差がつくくらい勉強ができるようになるでしょう。継続する力が身につくことは、大人になっても大切な力になるのです。
より高い目標を設定したくなる
簡単な目標が達成できるようになってくると、段々高い目標を設定したくなります。
これは良いことで、いずれは受験合格という目標がある人が多いと思います。そのためには、受験レベルまで学力をもっていかないといけません。しかし、いきなりそこまでもっていくのは不可能に近いです。
小さな目標から達成感を得ていくと、受験レベルの目標を立てるところまでいくことができるようになります。そして、達成感を得て勉強を続けているので、高レベルの問題も全く分からないということは無くなっていると思います。
達成感を得ることで、学力が上がり、高目標を設定できるようになり、その目標も達成できるようになっていくことでしょう。
まとめ
今回は達成感を感じやすくなる勉強法とそのメリットについて紹介してきました。
勉強で達成感を得るには、自分の成長を感じたり、小さな目標を設定してそれを達成したりする必要があります。また、自分へのご褒美を用意することも大切です。勉強に打ち込むだけではストレスがたまるため、次第に効率も落ちていきます。達成感を得ることが勉強を楽しく続けるモチベーションにつながっていきます。
今回紹介した方法を取り入れてみて、日々の勉強を楽しく、継続してできるように工夫してみましょう。