受験生にとって勉強のモチベーションというものは非常に大事です。モチベーションが低いと勉強にも身が入らず無駄な時間を過ごしてしまいます。
人によってモチベーションをあげる、やる気を出す方法は異なると思いますが、今回は受験生全員に向けて四字熟語を紹介したいと思います。
受験生に贈る四字熟語
気合の入るかっこいい、受験生に贈りたい四字熟語を選んだので、是非勉強のモチベーションを上げたいときにこの四字熟語を思い出してみてください。
百折不撓(ひゃくせつふとう)
何度失敗しても、くじけずに挑戦し続けること。
受験勉強の途中何度も失敗してしまうことがあるかもしれません。それでも挫けずに勉強を続けることが大事で、最後の受験本番で成功を納めましょう。
日進月歩(にっしんげっぽ)
日ごと月ごとに、とどまることなく進歩していくこと。
毎日受験勉強をしていれば学力というものは毎日、そして月毎に成長しているということです。
なかなか学力が上がらないと悩んでいても自ずと大きく成長していくので、諦めずに努力を続けましょう。
悪戦苦闘(あくせんくとう)
苦しみながらも困難に打ち勝つこと
受験勉強は苦しいことかもしれませんが、受験に成功をしている人は皆同じ経験をしています。
そんな苦しみながらでも最後に志望校に合格するという勝利を掴みましょう。
七転八起(しちてんはっき)
七回転んでも八回起き上がるという意味から、何度失敗してもくじけずに奮闘すること。「七転び八起き(ななころびやおき)」とも読む。
失敗をしても挫けずに奮闘する、諦めないことが大事だということを教えてくれる四字熟語です。
初志貫徹(しょしかんてつ)
最初に決めた志を最後まで貫き通すこと。
「初志」は初めに持った目標や考え。
「貫徹」は最後まで貫き通すこと。
最初に決めた志望校や、こうなりたいという目標を立てたら最後までその目標を達成するまで努力をする受験生にぴったりの言葉です。
困知勉行(こんちべんこう)
苦労しながらも学び、努力を積み重ねて物事を実際に行うこと。
『中庸』での修養の三つの段階の一つで、才能の劣った人が行う修養だが、結果は全て同じになるので才能が劣った人も努力するべきであるという教え。
初めから頭のいい人なんていません。頑張る受験生は、才能など関係なく結果として志望校合格を目指しましょう。
点滴穿石(てんてきせんせき)
小さい力でも積み重なれば強大な力になることのたとえ。
毎日のちょっとした積み重ねでも大きな力になります。例えば毎日の通学電車の中で30分の勉強をしていれば、1週間で150分もの時間、1月で10時間になります。
この時間の勉強は大きな成果を生むでしょう。
粉骨砕身(ふんこつさいしん)
力の限りを尽くして努力したり働いたりすること。
受験勉強はまさにこの四字熟語の精神で挑むべきです。誘惑が多いかもしれませんが、打ち勝って努力を惜しまないようにしましょう。
一心不乱(いっしんふらん)
他のことに心を奪われることなく、一つのことに集中すること。
または、余所見をすることなく、ひたすら努力すること。
受験期には勉強に集中することが何よりも大事です。スマートフォンやテレビドラマなどは極力我慢して、ひたすら努力を重ねる受験生が最後に成功を掴み取ります。
蛍雪之功(けいせつのこう)
苦しい環境の中で勉学に励むこと。
どんなに勉強が辛かろう、大変であろうとも勉強に励むことが大事です。この四字熟語はまさに頑張る受験生そのものでしょう。
奮励努力(ふんれいどりょく)
気力を充実させ、力を尽くして取り組むこと。
気合が入る四字熟語です。勉強にはこの精神で取り組み、油断なく毎日を大事に過ごしましょう。
一心一意(いっしんいちい)
心を一つにして一途に思うこと。
また、集中して一心に励むこと。
志望校合格という目標に向かって頑張る受験生に贈りたい四字熟語です。
堅忍不抜(けんにんふばつ)
辛く苦しいことがあっても我慢して、ひたすら意志を貫くこと。
模試の結果が悪かったとしても、努力をし続けることが受験生には必要です。自分を信じて目標に向かって努力を続けましょう。
読書百遍
意味の難しい文章でも、何度も読むことで自然に理解できるということ。
受験勉強をしていると理解できないことも出てくると思います。そんな時でも諦めずに何度も解説を読み直しているとそのうち理解ができる、解けない問題も何度も挑戦していればいずれ解けるようになります。
軻親断機(かしんだんき)
物事を途中でやめてしまったり、諦めてしまってはいけないという戒めの言葉。おもに学問のことを指す。
非常に格好の良い四字熟語です。途中で勉強を投げ出してしまうと、全てが無に帰ってしまいます。受験を終えるその日まで、努力を続けることが大事です。
捲土重来(けんどちょうらい)
敗北や失敗によって一度は落ちた勢いを、再び取り戻して反撃することのたとえ。
模試に失敗、一度受験に失敗している浪人生など失敗をしたからこそ強くなれることがあります。
受験では失敗をバネに努力をして志望校合格という成功を目指してがんばりましょう。
冥冥之志(めいめいのこころざし)
人に知られないように努力すること。
または、人に知られないように心の底で決意すること。
非常にかっこいい四字熟語です。受験とは結局自分自身の学力で戦わなければなりません。そのために人知れずコツコツと努力を重ねる受験生が合格することができます。
一所懸命(いっしょけんめい)
全力で物事に取り組む様子。命がけで物事に取り組む様子。
一生懸命の元の言葉です。受験生はみな努力をしていますが、その中でも命懸けで努力をした人が最後に勝つので、一所懸命に勉学に勤しんでください。
粒粒辛苦
努力や苦労を少しずつ積み重ねていくこと。
米一粒一粒が農家の辛く苦しい努力の結晶という言葉から来ている四字熟語です。
志望校合格という一つのことですが、それに向かってコツコツと受験生が努力をすることで成し遂げるという素敵な四字熟語です。
完全燃焼
最後まできれいに燃え尽きること。
または、全ての力を出し切ること。
受験当日は今までの勉強の成果を出す機会です。完全燃焼して今までの努力を全て出して後悔のない受験にしましょう。
まとめ
今回は20個の四字熟語を紹介しましたが、心に残ったものは見つかりましたでしょうか?
諦めないこと、努力をし続けることが大事という意味合いのものをピックアップして紹介したので、もし勉強のやる気が無くなった時、気合を入れたいときは紹介した四字熟語を思い出してみてください。