英語学習の際に多くの人が活用するであろう「単語帳」ですが、どの単語帳が自分に合っているのか、目標に合っているのかがわからないという人も多いと思います。
そこで、中学レベルの基礎的な英単語を覚えた方が高校受験に向けて、または英語を再度学習し直したいという人、英語中級者の人にお勧めなのが『高校入試 短文で覚える英単語1900』です。
もっと基礎的な英単語を学習したいという人は『中学英単語α 最初の555語』がお勧めです。
『高校入試 短文で覚える英単語1900』
『高校入試 短文で覚える英単語1900』は高校入試用に作られた単語帳で、300の例文で高校入試に必出の英単語・熟語を効率的に暗記することができます。
300の例文それぞれに、複数の重要単語・熟語が含まれているので、例文を読みながら文章内の単語を文脈などと関連付けながら覚えるという形式の単語帳です。
これを聞くと、1つの例文の中に複数の重要単語が含まれているということで、覚えるのが難しそう・時間がかかりそうと思う人もいるかもしれません。
しかし,文章単位で英単語を覚えていく学習方法というのは、長期的に記憶を定着させるために有効な手段で、むしろ学習効率が高い勉強方法となっています。
単語は意味だけを覚えていてもすぐに記憶から抜け落ちてしまいやすいので、文章ごと覚えてしまう、理解することで、長期間に渡って記憶が維持されるので英語学習をするにあたってこの勉強方法はおすすめです。
『高校入試 短文で覚える英単語1900』の使い方
例文はにはSTAGE1-4までの4段階に分かれており,STAGE1では中学1年生レベル、STAGE2-3では中2,STAGE4では中3レベルの文法の知識で理解できる例文というようにステップアップ好きになっています。
また,単語別に4段階のレベル表示されており、優先して覚えるべき最重要語句がどれかわかるようになっているので、高校受験まで時間がない方は優先順位の高い単語学習すると良いかもしれません。
300の例文の音声が収録されたCDが付いている他、本の中で紹介されている無料アプリを利用すると、日本語訳を含む全例文の音声と見出し語の音声(こちらは英文のみですが)を聴くことができます。
英語を学習する上で、「リスニング」と「発音」は理解力・語学力をアップする上で欠かせませんので、この音声もしっかりと活用してください。
『高校入試 短文で覚える英単語1900』に出てくる300の例文を全て暗唱できるほどまでに学習しておけば、高校入試レベルの英単語はほぼほぼマスターしたといっても良いでしょう。
文章ごと覚えているので、文法力も自然と身についているので、英作文力も上がっていることでしょう。
終わったら次のステップへ
『高校入試 短文で覚える英単語1900』の新出単語は、必ずしも学年に応じた順番にはなっていないので、英語を勉強し始めたばかりの人にとっては使いにくいかもしれません。
そういった方は、まずは『中学英単語α 最初の555語』で基本単語をおさえてからこちらの単語帳に移ると良いでしょう。
また、こちらをマスターした後には大学受験用の定番単語帳である『Duo 3.0』にスムーズに移行して、大学受験やレベルの高い英語学習に進めることができます。
『Duo 3.0』もこの単語帳と同じコンセプトで作られたているので、手こずることなく学習ができるのでとってもおすすめです。