資料の活用の重要ポイント
「資料の活用を学習する上で重要なポイントは以下の3つです。- 専門用語を覚える
- 小数の計算を練習
- 表とグラフを書けるようにする
「資料の活用」の用語をチェック!
「資料の活用」には専門用語がたくさん登場するので知らないと解けない問題もあるでしょう。 それでは、知っておきたい用語を紹介するので、しっかり押さえておきましょう。- 階級…度数分布表における資料を整理するための区間
- 階級の幅…階級の幅
- 度数…それぞれの階級に入っている資料の数
- 階級値…階級の中央の値
代表値の代表値の求め方をマスターしよう
3つの代表値「平均値」、「中央値(メジアン)」、「最頻値(モード)」の求め方を確認していきましょう。平均値の求め方
代表値の1つである「平均値」。平均値の求め方は以下の式で表すことができます。 度数分布表では「階級値」をつかって平均値を計算します。 「階級値×度数」を「データの合計数」でわると平均値が得られます。 平均値は3つの代表値の中で唯一、計算する値です。中央値(メジアン)の求め方
中央値とは、データを大きい順に並べたときに真ん中になっているもので、通称「メジアン」です。 中央値を求めるには、最初にデータを大きい順に並べかえる必要があり、そこから真ん中の数値を導き出します。 真ん中の数が2つある場合は、その平均が中央値となるので、二つの数の平均値がが中央値になります。 データ数が奇数になったときの中央値は、真ん中のデータがそのまま中央値(メジアン)になります。最頻値(モード)の求め方
最頻値(モード)とは、データの中でもっとも頻繁にでてくる数字のことです。最頻値では、データの全体をながめる技術が必要です。データをざっと見ていちばん多いデータの値が最頻値となります。 ただ、ミスを防ぐためにデータを大きい順に並び替えるのも1つの手で、確実性があります。有効数字の苦手意識をなくそう
有効数字とは、測定などによって得られた数のうちの意味のある数字のことです。 その数字の個数を有効数字のけた数といいます。 有効数字をはっきりさせるために、整数部分が1けたの小数と、10の何乗かの積であらわします。(有効数字)×(10のべき乗)
この考え方さえわかっていれば大丈夫です。有効数字の計算方法をみていきましょう。