学校や塾以外で自分で勉強をする「自習」ですが、集中できなかったり、予定通り進まないなんてことありませんか?
自習というのは習慣ですので、まずは形からしっかりと入る必要があります。自学自習の習慣がついている人でないと集中することができないケースが多いようです。
そこでこの記事では、自習の方法について解説し、塾でできる自習について詳しく解説していきます。
自習ができない原因とは?
自習の方法は自分で身につける人が多いです。ただ、できない人は、自習の仕方から教えてくれる強制力のある塾に通う必要があります。
そのほかにも、自習の仕方を教えてくれる塾や東大生が実践している自習方法、科目別での自習方法も紹介します。
「自習の習慣をつけられない」
このように思っている人も多いでしょう。そこで、ここでは自習ができない人がなぜ自習ができないのかの理由を客観的に理解できるように上記の項目を詳しく紹介していきます。
強制力がない
強制力がないと自習ができないことが多いです。
自習は、自分で自発的に始めなくてはいけない反面、誰からも強制される事がありません。
自分自身で強制的に自習をする環境にするか、外部の方に強制的に自習を促されるような環境にいる必要があります。
実際に、自習ができない人の多くは、周囲に自習を強制する人がいなかったので、自習をする習慣が身に付かなかったという人も多いです。
自習ができない原因の一つに、「強制力がない」事がある事を覚えておきましょう。
自己管理ができていない
自習ができない原因には、自己管理ができていない事もあります。
自習は、自発的に行うので自己管理をした上で、自分自身を律して行うことが必要。
実際に、自習ができている人には計画を立てるなどして、自己管理を行いその結果、自習の習慣を身につける事ができている人も多いです。
自習ができない原因には、自己管理ができていない事があることも覚えておきましょう。
目的が明確になっていない
自習ができない原因の一つには、目的が明確になっていないことがあります。
目的が明確になっていないとなんのために自習をするのか、なんのために勉強をするのかの意義を見出す事ができずに、自習の習慣が身に付かないです。
目的がないと頑張ることができないことが自習ができない大きな原因のひとつです。
自習を効率よくするための方法
それでは、自習をする際に心がけたいことについて紹介していきます。
複数実践しても構わないので頑張ってみてください。
自習室での時間を増やす
自習ができない原因の一つに強制力がないことがあります。しかし、自習室にいることで自習をする環境に自分を強制的におくことが可能です。
実際に、自習室では周囲の人も自習もしているので、自習をする気がおきなくてもモチベーションを再びだすことができます。
まとめると、自習室にとにかく残ることで、モチベーションを維持する学生が多いです。
苦手な科目を最初に行う
自習には、強制力がないので自分でモチベーションを維持する必要があります。しかし、苦手な科目の場合はなかなか自分から進んで勉強をしたいと思う気持ちがでないのも事実です。
そこで、最初に苦手な科目を行うことで、苦手な科目でも勉強はじめのやる気がでている状態でおこなうことができます。
実際に、苦手な科目から勉強を行うという人は、東大生以外にも高学歴の方には多い印象です。
まとめると、東大生は苦手な科目を最初に行うことで、苦手な科目だけ全く勉強をしないという状況を自主的に回避しています。
近い将来を想像する
近い将来
近い将来を想像して自習や勉強をする東大生も多いです。
これは、近い将来こうなりたいと思って勉強をすることで、勉強に対してのモチベーションを高く保てるようにするため。
みなさんも、何か買ってあげるから勉強を頑張ってと親に言われて、実際にやる気がでた経験はありませんか?
東大生は、自分でモチベーションを高くするために、大学入学後の生活など近い将来を想像して、その想像を実現するためにモチベーションを維持するという方が多いようです。
自習できる場所を確保する
自習できる場所を確保する東大生も多いです。
自習できる場所は、人によって異なり、雑音のある場所の方が勉強が捗る人もいれば、完全無音の場所でないと勉強が捗らない人もいます。
ここで、重要なのはどこなら勉強が捗るのかを自分自身で見つけることです。
実際に、いい大学に合格している人は、勉強する場所は違えど、どこなら集中して勉強できるのかを知っている人が多くなっています。
東大生はどこで勉強したら、自分が集中して勉強することができるのかを知っている人が多いです。
タームを決めて自習する
タームを決めて自習をするという東大生も多いです。
タームとは、一回の勉強時間のこと。
多くの東大生は、2時間の勉強時間が確保できた場合に、2時間ずっと勉強するのではなく、15分を1タームにして科目を変えたり休憩をする人が多いです。
みなさんも、何か一つのことをする時に、ずっと続けて勉強するよりも何回か休憩を確保することで、続けることができたという経験はないですか?
実は、このようにタームに分けて何かをすることは、効果的であることが実証されています。
小さいノルマを設定する
小さいノルマを設定する東大生も多いです。
小さいノルマとは、大学合格のように最終的な目標のみではなく、月ごと、週ごと、日ごとの予定を決めること。
このように、小さいノルマを設定して、達成していくことでモチベーションを高く保つことができます。
たとえば、1000万円の貯金を目標にして、いきなり1000万円貯めるのは難しいです。では、どうするのか?
多くの方は、今月は10万円貯金して、そのためには毎日1000円ずつ節約していくことが必要と小さい単位で目標を設定します。
東大生の多くはモチベーションを維持するために小さい目標を決めた上で、その目標を達成するために努力をするという構図を作っています。
計画と振り返り
東大生の中には、計画を立てるだけではなく、その後振り返りまでをしっかり行う人が多いです。
計画の振り返りとは、計画をたててその通りに実行してみた結果、うまく行ったのか、うまく行かなかった場合は、何が問題であったのかを明確にするためのもの。
例えば、みなさんも問題集を解いたあとに、まるつけや解説をみないでそのまま問題集を閉じるなんてことはないですよね。
多くの人は、問題集を解いたあとに自分の解答があっているのかを確認するために、問題集の解答を参照してまるつけを行うと思います。
東大生のように、効率的に勉強ができる人は、自習の際にも計画を立てるだけではなく、その計画がほんとうに正しいものであったのかの振り返りをして、計画の精度を高めるのです。
休息日を設ける
東大生の中には、自習や自習の計画を立てる際に休息日を設ける人も多いです。
休息日とは、何もしない日のことで、勉強以外の息抜きをすることもあれば、計画通りにすすまなかった時の予備日にすることもあります。
たとえば、毎日勉強ばかりしていると疲れてしまいますよね?
疲れてしまうと、勉強をしていても効率的に行うことができず、時間ばかりかかってしまいます。
ただ、そこで休息日を設けて勉強をしない日や勉強以外の趣味に費やす日を作ることで、勉強で疲れてしまい効率的に勉強ができなくなるリスクを回避することが可能です。
東大生は勉強の際に休息日を設けて、勉強だけになったしまわないように自主的に休むことができる日を作っています。