日本語に数多くの構文ルールがあるように、英語にも数多くの構文ルールが存在する。
いくら単語や熟語、文法を知っていても英語構文を理解していなければ英語を読むことはできない。
英語力を上げたいならば英語構文に関しての理解力を高めることは必須なんだ。しかし、英語長文を読み解く上でのサポート的役割になる英語構文は、多くの受験者が軽視しがちである。
つまり、英語構文マスターすれば、ライバルと一歩、二歩差を付けるために大切なポイントにもなるのだ!
この記事では英語構文を学ぶ上でおすすめしたい3つの参考書を紹介しているのでぜひ参考にしてほしい。
オススメ英語構文参考書①ドラゴンイングリッシュ基本英文100
難関大受験を目指しており、大学基本レベルの英単語や英文法、英文解釈はすでに押さえられているキミにおすすめしたいのが、「ドラゴンイングリッシュ基本英文100」だ。
本書に収録されている100もの構文は、どれも英作文に必要な要素が組み込まれているため、しっかりと暗記するだけで大学受験に必要な英作文はばっちりとできるようになる!
さらに本書が他の参考書と違う点は解説力の高さにある。
受験生が間違いやすい箇所を的確に指摘していることはもちろん、時制に着目する際は「過去・現在・未来」だけではなく「現実か空想か」という点にも着目する必要があるという着眼点も享受してくれる。
難関大受験者はある程度の英語力を身に付けている者がほとんどのため、こうした視点があるかないかが明暗を分ける重要なポイントとなるのだ!
さらに本書にはCDが付属しており、聞きながら学習することで英文が覚えやすく、またリスニング力も身に付くため英会話力の向上にも役立てる
オススメ英語構文参考書②解体英語構文
現在市販されている英語構文の参考書の中で最も網羅性の高い一冊との呼び声高いのが「解体英語構文」だ。
本書は表が問題集、裏が参考書という独自のレイアウトが特徴的である。
裏ページの解説部分には絶対に覚えておきたい構文理解のポイントが掲載されているなど、1つの構文を覚えるためのコツや考え方が書かれている。
主要難関42大学の入試問題とセンター試験を徹底分析し、厳選した構文を収録されており、
1.例題
2.確認
3.演習
といった3ステップで英語構文を徹底攻略できる仕組みだ。
例題を使い実践的に英語構文を学べるため得点に直結する形で覚えることができる。
他の参考書は進めていくごとに難易度が上がっていくものが多いが、本書はレベルが散りばめられている。
センター頻出構文にはマークがついているため、まずはマークの付いている構文から時進めていくことをおすすめする。
さらに、最も効率的に問題演習が可能な暗記カードが別冊で用意されているため移動時間などのちょっとした隙間時間にサッと暗記を進めていくことも可能だったりと、様々な活用方法があり、キミのライフスタイルに合わせた自由度の高い学習方法を叶えてくれるだろう。
オススメ英語構文参考書③大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編
入試英語において重要性が高まっている自由英文作。
本書は自由英文作に特化している参考書のため、対策が難しいとされる自由英文作の基礎を学びたいというキミにおすすめしたい。
自由英作文とはその名の通り、何をどのようにして書くのかがキミに任されている。
つまり、英作文では文法力が問われているとうことに対し、自由英作文では文法力に加えて文章校正力も問われるということだ!
両者では解き方のプロセスが違うため、このような特化型の参考書は必要不可欠だろう。
本書は、入試で出題される自由英作文をと4つのタイプに分かれた構成となっている。
「エッセイライティング書き方編」
「エッセイライティング問題編」
「手紙・Eメール問題への対策」
「要約問題へのアプローチ」
と4つのタイプに分かれた構成となっている。
よって、自身の志望校で出題されるタイプの問題を把握しておけばそれに特化して対策ができるのだ。
自由英文作はいかに型にはめていくかが鍵となる!
本書で自由英作文を書く上での思考方法を学び得点力を身に付けよう!
英語構文をマスターし英語を制す!
大学受験において英語構文は頻出のため、大学受験を目指す際には英語構文を学ぶ必要がある。一口に構文と言ってもその数は数十から数百種類あるとも言われている。
上記で紹介した3つの参考書は構文を効率的かつ大学受験に出題されやすいものを学べるものだ。まずは実力テストを実施し分からなかった構文を暗記しよう。例題を解いたり解説を読むことで構文を深く理解することで定着していく。英語構文は得点へと直結しにくいものだが、例文まで作れるようになった状態まで持っていくことで得点へとつなげることができる。
英語の基本構文をマスターすることで英語の地力が上がっていることを実感できるだろう。