【最新版】5山（大学）とは？偏差値や主な就職先などをマナビバ調査！

みなさんは５山大学という大学群をみなさんご存知でしょうか。５山で行われる京都の夏の送り火のイベントでは決してありません。

５山（大学）とは全て国立大学であり、山という字がつくという特徴があります。いったいどこの大学なのでしょうか。

今回は５山（大学）の基本情報、特徴を紹介していきます。

５山（大学）の大学群とは？

５山大学とは？

５山とはいったいどの大学を総称した大学群なのでしょうか。全ての共通点として山という感じのつく大学となっております。

この大学が５山大学となります。

大学群
山形大学
富山大学
山梨大学
和歌山大学
山口大学

以上の５大学が５山と呼ばれる大学群に総称されています。全ての大学に山という漢字がつくのが特徴で、全ての大学が国立大学ということもこの大学群の特徴です。

地元では愛されている大学ばかりであり、各県で県内で唯一の国立大学であることもこの大学群の大学の特徴といえるでしょう。

５山（大学）の大学序列

５山大学はどのような大学序列となるのでしょうか。このような序列になるといえるでしょう。

５Ｓ＞５山（大学）＞ＳＴＡＲＳ

このような大学序列となるでしょう。国立大学群の中でも入りやすい大学として知られるＳＴＡＲＳより難易度が難しく、中堅国立大学群であるといえるでしょう。

そのため、進学校の中でも中位層には入っておく必要があると言えます。

中学生の方であれば、県内トップクラスの学校に入る必要のある大学群であるともいえるでしょう。日頃からの努力がなければ入ることは難しい大学で構成された大学群と言えます。

５山（大学）の平均偏差値

５山（大学）の平均偏差値はどれくらいになるのでしょうか。

このような偏差値になります。

大学名	平均偏差値
山形大学	４９〜６８
富山大学	５２〜６９
山梨大学	５０〜５６
和歌山大学	５４〜５８
山口大学	５２〜６９

医学部のある山形大学、富山大学、山口大学と３大学の医学部の偏差値は７０近くとなっており、非常に高い偏差値となっております。

その一方で、文系学部の偏差値は５５程度の学部、５０前後の学部もあり、受験が難しすぎるということは決してありません。

先述したとおり、進学校の中位層程度の学力は間違いなく必要となりますが、共通テストに向けて準備を行えば合格の道も近づくはずです。

日頃の努力次第で多いに合格が可能な大学群であるといえるでしょう。

５山（大学）の各大学学部ごとの偏差値

山形大学の偏差値を学部・学科別に紹介します！

　

富山大学の偏差値を学部・学科別に紹介します！

　

山梨大学の偏差値を学部・学科別に紹介します！

　

和歌山大学の偏差値を学部・学科別に紹介します！

　

山口大学の偏差値を学部・学科別に紹介します！

　

５山（大学）の各大学の特徴

山形大学の特徴

山形県山形市にある国立大学であり、医学部、工学部など計６学部がある総合大学となっております。

県内に４つもキャンパスがあることから勉強に集中できる落ち着いた環境となっている大学です。

就職率の高さが大学の強みで、理学部、医学部は１００%、それ以外の学部も９９%と極めて高く、また、多くの学生が県外での就職をすることも特徴です。学内での就職サポートがしっかりしている大学であると言えます。

地元での評判も非常に良い大学で、地元での就職でも高い評価をアドバンテージに就職活動をすることが可能でしょう。

富山大学の特徴

富山県富山市にある国立大学で、９つの学部を有する総合大学です。

履修システムが多様性に富んでいることから他の学部の内容も履修が可能ですが、その一方で分野に特化した実践的な講義もあるため、即戦力となるべく学んでいくことが可能な大学でもあります。

これに加えて夜間コースもあるため、昼は働きながら夜間に通うことも可能であり、社会人の方でも仕事終わりに通うことが可能となっております。

県内唯一の国立大学であり、地元でも人気の大学であるため富山県で就職したい学生にはおすすめの大学でしょう。

山梨大学の特徴

山梨県甲府市にある大学で、教育学部、医学部など４つの学部のある大学となっております。

授業カリキュラムが非常に専門的であり、それぞれの学部から専門的に専攻した内容の道に進んでいく学生が非常に多いことが特徴です。

自然豊かな大学で、落ち着いた雰囲気のキャンパスであるためのどかな環境で勉強に取り組むことができる大学であると言えます。

山梨の特産品であるブドウから作られるワインの研究をできるワイン科学特別コースというものもあり、専門的なワインの製造技術などを学ぶことも可能です。

和歌山大学の特徴

和歌山県和歌山市にある国立大学で、緑に囲まれたのどかな土地にある大学となっております。

講義自体は多くはないものの、地域に密着した講義が多く、地元についての講義が多数あります。

観光学部が看板学部で、国立大学に観光学部を設置しているのは和歌山大学のみとなっております。

大阪からも通学可能な距離であるため、大阪から通っている学生も多数います。

山口大学の特徴

山口県山口市にキャンパスがあり、全９学科ある大学となっております。

全ての学部で学生へのサポートをしっかりと行なっている大学で、公務員に進みたい方、医師になりたい方など様々な道に進むことが可能となっております。

また、山口大学おもしろプロジェクトというプロジェクトがあることが特徴的で、学生グループに夜独自の自主研究の活動に大学側より資金援助するプロジェクトとなっております。

これは２００５年に文科省によって特色ある大学教育支援プログラムにも採択されており、特徴的な活動であると言えるでしょう。

また、大学前にバスも止まることからアクセスもよく通学することが可能です。

５山（大学）の就職事情

国立大学であるというブランド力、また、地元で長く親しまれてきた国立大学であることから就職に強みを発揮することが多い大学群となります。

有名企業への就職率も高い大学もこの中には多く、和歌山大学、山形大学、山口大学は有名企業への就職率が１割を超えております。

また、教育学部のある大学は教員への道へ進む学生が多く、それ以外にも公務員の道に進んでいく学生が非常に多いことも特徴です。

地元県庁、市役所などの地方公務員になる方が多く、地元地域で公務員にあることを志望し大学に進む学生が多い大学群であるといえるでしょう。

まとめ

今回は５山（大学）という大学群についてまとめてまいりました。

各地域で愛された国立大学であり、地元に根ざしている大学群であるといえました。さらに、公務員へ進む方も多く、地元で育った方だ、地元で活躍する土壌ができているともいうことができるでしょう。

自分の育った町で仕事がしたい、恩返しがしたいという学生さんにおすすめの大学群と言えます。

受験を考えている方は、こちらを読んでぜひ検討してみてくださいね。