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日東駒専の看板学部とは?大学別にマナビバ調査!

このコラムでは、数回に分けて「看板学部」について記してきました。

歴史のある私立大学には、「看板学部」と呼ばれる学部があります。

大学の設立当初から長い年月をかけて築かれた伝統と実績はモチロンですが、その大学の中でも人気があり、入試の難易度も高く、世間からの評判も良い。当然に受験生で上位校以上を狙う人たちからは十分に認知されているような学部が該当します。

例えば、早稲田大学なら政治経済学部、慶應義塾大学なら経済学部、中央大学なら法学部、明治大学なら商学部、が代表的です。

「早慶上智」「MARCH」「関関同立」など歴史のある大学や大規模な大学、有名な大学には「看板学部」がつきものです。もし全ての学部が非常に優秀で甲乙つけ難い場合でも、その大学が創立された経緯や長年の歴史を紐解くと「看板学部」はだいたい決まってきます。

では学力がトップグループやそれに近い大学群だけが「看板学部」を持っているのでしょうか?

そんなことはありません。中堅校〜上位校に位置する大学群にも、「看板学部」は存在します。

今回は、有名私立大学の中でも最も受験し易いポピュラーな大学群である「日東駒専」に焦点を当て、その「看板学部」はどこなのか、マナビバが調査します!

日本大学の看板学部

<法学部>

日本大学は、「法学部」が看板学部です。

「日本法律学校」の名で始まり、大学になった後は次々と学部学科を増設し、日本で最も学生数の多い大学となったのが日本大学です。したがって、開設時の法律学校というところを見ても分かる通りで日本大学を代表する学部が法学部です。

実際、法学部に至ってはMARCH下位の法政大学や中央大学で人気がなく難易度も低めの一部の学部と比べると、日本大学法学部のほうが上回る所があります。

他にも日本大学には難関の医学部、歯学部があり、また受験倍率が大変な高さで知られる芸術学部など、総合大学として誰もが知る大学となっています。現在、日本大学は17学部を有し、東海大学の19学部に次いで国内2位の学部数です。

しかしながら、偏差値では医学部が、希少価値と高倍率という点では芸術学部も有名ですが、やはり「看板学部」となると法学部で異論はなさそうです。

今後も日本大学が国内で最も学生数の多い大学であり続け、その中でメインとされる学部が法学部であるのは変わらないと思われます。同じ「日東駒専」という枠組みでも、法学部となると日本大学が一歩リードしているようです。

「日東駒専」の呼び名は1970年代からありますが、法学部のような由緒ある伝統の学部が健在である限りは4校の中で最初に名前を呼ばれる「日・東駒専」の順が自然な呼び名の印象として受け入れられるでしょう。

法学部の受験科目

試験の形式受験科目科目の詳細

法1部・
法2部
A方式1期
3教科
/300点満点
<必須2科目>
・国語(国語総合、漢文を除く):100点
・外国語(コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II):100点

<選択1科目>
・地歴(世B・日B・地理Bから選択):100点
・公民(政経):100点
・数学(数I※・数A・数II・数B※):100点
※数Ⅰは「データの分析」、数Bは「確率分布と統計的な推測」を除く

法1部・
法2部
A方式2期
3教科
/400点
満点
<必須2科目>
・国語(国語総合、漢文を除く):100点
・外国語(コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II):100点

<選択1科目>
・地歴(世B・日B・地理Bから選択):100点
・公民(政経):100点
・数学(数I※・数A・数II・数B※):100点
※数Ⅰは「データの分析」、数Bは「確率分布と統計的な
推測」を除く

◎3科目のうち最高得点を2倍にして換算
法2部
A方式3期
筆記試験/
100点満点
<筆記試験>:100点
(論理的思考力、資料読解力、基礎学力等を含む)
法1部・
法2部
N全学1、2期
3教科
/300点満点
<必須2科目>
・国語(国語総合、漢文を除く):100点
・外国語(コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II):100点

<選択1科目>
・地歴(世B・日B・地理Bから選択):100点
・公民(政経):100点
・数学(数I・数A・数II・数B※):100点
※数Bは「確率分布と統計的な
推測」を除く
共通テスト利用3教科
3~4科目
/500点満点
<必須2科目>
・国語(漢文を除く):200点
・英語:200点
 (リスニング100点分を課す)

<選択1科目または2科目>:100点
・数学(数I・数IA・数II・数IIB・簿記・情報から選択):100点
・地歴(世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択):100点
・公民(現社・倫理・政経・倫理政経から選択):100点
・理科:100点
基礎(物基・化基・生基・地学基)から2科目選択、 または発展(物・化・生・地学)から1科目選択


法1部・
法2部
C方式
(共通テスト利用)
4教科
4~5科目
/600点満点
<必須2科目>
・国語(漢文を除く):200点
・英語:200点
 (リスニング100点分を課す)

<選択2科目または3科目>:200点
・数学(数I・数IA・数II・数IIB・簿記・情報から選択):100点
・地歴※(世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択):100点
・公民※(現社・倫理・政経・倫理政経から選択):100点
・理科:100点
基礎(物基・化基・生基・地学基)から2科目選択、 または発展(物・化・生・地学)から1科目選択

※地歴から2科目、公民から2科目の選択は不可

※入試の詳細は、大学のホームページでご確認ください

https://www.nihonu.ac.jp/admission_info/application/general_information/general/

東洋大学の看板学部

<文学部>

東洋大学は、「文学部」が看板学部です。

特に哲学科は有名です。

慶應義塾大学の経済学部、早稲田大学の政治経済学部、中央大学の法学部、明治大学の商学部と並んで、「東洋大学と言えば哲学科」と認知されてきた歴史と伝統のある存在です。

哲学科に近い内容を一部学習する学科に東洋思想文化学科と史学科もあります。相互に講義を聴くことも可能で、より深い教養が身につきます。

長い間1、2年生の一般教養課程は近郊の埼玉県に別キャンパスがありましたが、それも他の大学に先駆けてメインの白山キャンパスで4年間通学できるように再編成されました。

白山キャンパスは東京の真ん中に位置し、都内だけでなく近隣の神奈川県、千葉県、埼玉県からもアクセス抜群で通うのにほぼ困りません。

実際に入試で「MARCH」や「成成明学獨國武」の同じような学部を狙う受験生の多くが東洋大学も併願するようになりました。受験者数が10万になるという東洋大学ですが、キャンパス移転の利点は大きいです。

学部も学生数も増えた東洋大学は、日本大学に匹敵するマンモス校になりつつあります。今後も大学内でさらなる活性化が期待できます。どのキャンパスも校舎がキレイで生活しやすい大学としても評価されています。

文学部(哲学科)の受験科目

試験の形式受験科目科目の詳細
文学部
◎前期3教科均等配点
3教科
/300点満点
<必須2科目>
・国語(国語総合、漢文を除く):100点
・外国語※(コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II):100点
※外検は得点換算

<選択1科目※>:100点
・地歴(世B・日B・地理Bから選択):100点
・公民(政経):100点
・数学(数I・数A・数II):100点
※2科目受験した場合は高得点を採用
文学部
哲、東洋思想文化、
教育(人間発達)
◎前期3教科英語重視
3教科
/400点満点
<必須2科目>
・国語(国語総合、漢文を除く):100点
・外国語※(コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II):200点
※外検は得点換算

<選択1科目※>:100点
・地歴(世B・日B・地理Bから選択):100点
・公民(政経):100点
・数学(数I・数A・数II):100点
※2科目受験した場合は高得点を採用
文学部
哲、東洋思想文化、
日本文学文化、教育、
英米文、国際文化コミュニケーション
◎前期4教科均等配点
4教科
/400点満点

<必須3科目>
・国語(国語総合、漢文を除く):100点
・外国語※(コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II):100点
※外検は得点換算
・数学(数I・数A・数II):100点

<選択1科目>:100点
・地歴(世B・日B・地理Bから選択):100点
・公民(政経):100点


文学部
◎中期3教科均等配点
3教科
/300点満点
<必須2科目>
・国語(国語総合、漢文を除く):100点
・外国語※(コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II):100点
※外検は得点換算

<選択1科目>:100点
・地歴(世B・日B・地理Bから選択):100点
・公民(政経):100点
・数学(数I・数A・数II):100点
文学部
哲、英米文
◎中期3教科英語重視
3教科
/400点満点
<必須2科目>
・国語(国語総合、漢文を除く):100点
・外国語※(コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II):200点
※外検は得点換算

<選択1科目>:100点
・地歴(世B・日B・地理Bから選択):100点
・公民(政経):100点
・数学(数I・数A・数II):100点
文学部
哲、東洋思想文化、
教育(初等教育)
◎後期2教科均等配点(英・国)
2教科
/200点満点
<必須2科目>
・国語(国語総合、漢文を除く):100点
・英語(コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II):100点
文学部
哲、東洋思想文化、
教育(初等教育)
◎後期2教科均等配点(英・筆記)
1教科

小論文
/計200点満点
・外国語(コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II):100点

<小論文>
小論文試験は論文。ただし、教育(初等教育)の小論文試験は小論文。
文学部

◎前期3教科均等配点
(共通テスト利用)
3教科
3~4科目
/600点満点
<必須2科目>
・国語(漢文を除く):200点
・英語※:200点
 (リスニング100点分を課す)
※外検は得点換算

<選択1科目または2科目>:100点
・数学(数I・数IA・数II・数IIB・簿記・情報から選択):100点
・地歴(世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択):100点
・公民(現社・倫理・政経・倫理政経から選択):100点
・理科:100点
基礎(物基・化基・生基・地学基)から2科目選択、 または発展(物・化・生・地学)から1科目選択
文学部

◎前期3教科外国語重視
(共通テスト利用)
3教科
3~4科目
/800点満点
<必須2科目>
・国語(漢文を除く):200点
・外国語※:400点
 (リスニング200点分を課す)
※外検は得点換算
※英語・仏語・独語から選択

<選択1科目または2科目>:200点
・数学(数I・数IA・数II・数IIB・簿記・情報から選択):200点
・地歴(世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択):200点
・公民(現社・倫理・政経・倫理政経から選択):200点
・理科:200点
基礎(物基・化基・生基・地学基)から2科目選択、 または発展(物・化・生・地学)から1科目選択
文学部
哲、英米文、国際文化コミュニケーション
◎前期4教科均等配点(共通テスト利用)
4教科
4~5科目
/800点満点
<必須2科目>
・国語(漢文を除く):200点
・英語※:200点
 (リスニング100点分を課す)
※外検は得点換算

<選択2科目または3科目>:400点
・数学(数I・数IA・数II・数IIB・簿記・情報から選択):200点
・地歴※(世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択):200点
・公民※(現社・倫理・政経・倫理政経から選択):200点
※地歴から2科目、公民から2科目の選択は不可
・理科:200点
基礎(物基・化基・生基・地学基)から2科目選択、 または発展(物・化・生・地学)から1科目選択
文学部
哲、国際文化
コミュニケーション
◎前期4教科外国語重視(共通テスト利用)
4教科
4~5科目
/1000点満点
<必須2科目>
・国語(漢文を除く):200点
・英語※:400点 (リスニング200点分を課す)
※外検は得点換算

<選択2科目または3科目>:400点
・数学(数I・数IA・数II・数IIB・簿記・情報から選択):200点
・地歴※(世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択):200点
・公民※(現社・倫理・政経・倫理政経から選択):200点
※地歴から2科目、公民から2科目の選択は不可
・理科:200点基礎(物基・化基・生基・地学基)から2科目選択、 または発展(物・化・生・地学)から1科目選択
文学部
哲、東洋思想文化、
日本文学文化、英米文、史、教育、国際文化
コミュニケーション◎前期5教科均等配点
(共通テスト利用)
5教科
5~6科目
/1000点満点
・外国語(英、仏、独から選択):200点
 (リスニング100点分を課す)

・国語:200点
・地歴または公民:200点
(地歴は世B・日B・地理Bから選択)
(公民は現社・倫理・政経・「倫理・政経」から選択)
・数学(数I・数IA・数II・数IIB・簿記・情報から選択から選択):200点
・理科(物基・化基・生基・地学基・物・化・生・地学から選択):200点
 ※理科は、「基礎2科目」「発展1科目」「基礎2+発展1科目」「発展2科目」のいずれも可

※入試の詳細は、大学のホームページでご確認ください。

https://www.toyo.ac.jp/nyushi/

駒澤大学の看板学部

<文学部>

駒澤大学は、「文学部」が看板学部です。

文学部には地理学科、歴史学科、国文学科、英文学科、社会学科、心理学科の6学科があります。どの学科も特色があり、昔から人気のある学部です。開学当初から駒沢大学の一大メイン学部である仏教学部禅学科と並び、文学部も伝統のある学部です。

特に、他の大学にはあまりない地理学科と、文学部の中にある心理学科の両方が設置されている大学は希少で、他には法政大学くらいしかありません。また、社会学科も文学部の中にあるなど、現代にしてはやや昔風の学部学科編成です。

また、駒沢大学全体の中では文学部の難易度は易しめで、入学すること自体のハードルはそれほど高くありません。その代わり、入学後はみっちりと勉学に励んで「学生時代は勉強した」と言えるような4年間を送りたい人には向いています。

同じ文学部の中で幅広く様々な講義を聴くことが可能であり、人間の内面と活動様式を深く掘り下げて学べるのが特徴です。

近年は新しいGMS(グローバル・メディア・スタディーズ)学部に人気が集まり、現代の花形学部になりつつありますが、細やかな日本語の語句や表現を駆使して読書、思考、討論、レポートなどに浸かる文学部も依然として健在です。

また全ての学部が渋谷にほどなく近い駒沢大学駅の1キャンパスでまとまっているため、全学生が交流できるのも駒沢大学の特色です。

文学部の受験科目

試験の形式受験科目科目の詳細
一般選抜試験
文学部
(全学部統一)
3教科

300点満点
<必須2科目>
・国語(国語総合、漢文を除く):100点
・英語(コミュ英I・コミュ英II・英語表現I):100点

<選択1科目>:100点
・地歴(世B・日B・地理Bから選択):100点
・公民(政治・経済):100点
・数学※:(数Ⅰ・数A・数Ⅱ・数B):100点
(※数Bは数列・ベクトル)
一般選抜試験
文学部
(T方式2、3月)
3教科

300点満点
<必須2科目>
・国語(国語総合、漢文を除く):100点
・英語(コミュ英I・コミュ英II・英語表現I):100点

<選択1科目>:100点
・地歴(世B・日B・地理Bから選択):100点
・公民(政治・経済):100点
・数学※:(数Ⅰ・数A・数Ⅱ・数B):100点
(※数Bは数列・ベクトル)

一般選抜試験
文学部
(国文・S方式)
3教科

400点満点
<必須2科目>
・国語(国語総合、漢文を除く):200点
・英語(コミュ英I・コミュ英II・英語表現I):100点

<選択1科目>:100点
・地歴(世B・日B・地理Bから選択):100点
・公民(政治・経済):100点
・数学※:(数Ⅰ・数A・数Ⅱ・数B):100点
(※数Bは数列・ベクトル)


一般選抜試験
文学部
(英米文・S方式)
3教科

400点満点
<必須2科目>
・国語(国語総合、漢文を除く):100点
・英語(コミュ英I・コミュ英II・英語表現I):200点

<選択1科目>:100点
・地歴(世B・日B・地理Bから選択):100点
・公民(政治・経済):100点
・数学※:(数Ⅰ・数A・数Ⅱ・数B):100点
(※数Bは数列・ベクトル)
一般選抜試験
文学部
(歴史・S方式) 
3教科

400点満点

・国語(国語総合、漢文を除く):100点
・英語(コミュ英I・コミュ英II・英語表現I):100点
・地歴(世B・日Bから選択):200点
一般選抜試験
文学部
(地理以外・前期
共通テスト利用)
3教科
3~4科目
/500点満点
<必須2科目>
・国語:200点
・外国語(英・独・仏・中・韓から1):200点
 (リスニング40点分を課す)

<選択1科目または2科目>:100点
・数学(数I・数IA・数II・数IIB・簿記・情報から選択):100点
・地歴(世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択):100点
・公民(現社・倫理・政経・倫理政経から選択):100点
・理科:100点
基礎(物基・化基・生基・地学基)から2科目選択、 
または発展(物・化・生・地学)から1科目選択
一般選抜試験
文学部
(地理・前期
共通テスト利用)
3教科
3~4科目
/600点満点
<必須2科目>
・国語:200点
・外国語(英・独・仏・中・韓から1):200点 
(リスニング40点分を課す)

<選択1科目または2科目>:200点
・数学(数I・数IA・数II・数IIB・簿記・情報から選択):200点
・地歴(世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択):200点
・公民(現社・倫理・政経・倫理政経から選択):200点
・理科:200点
基礎(物基・化基・生基・地学基)から2科目選択、
 または発展(物・化・生・地学)から1科目選択

※入試の詳細は、大学のホームページでご確認ください。

https://www.komazawa-u.ac.jp/exam/information/general.html

専修大学の看板学部

<法学部>

専修大学は、「法学部」が看板学部です。

明治初期の大学令で私立の大学が認めれらましたが、それ以前から官庁街である霞ヶ関にもほどなく近い立地にあった神田には法律学校が集結していました。

このうち専修大学の前身である「専修学校」を含む5校が神田五大法律学校として知られていました。残る4校は東京法学社(法政大学)、英吉利法律学校(中央大学)、日本法律学校(日本大学)、明治法律学校(明治大学)です。

同じく法曹を志す仲間として大学令施行後に自然発生的に神田五大法律学校はそのまま「神田5大学」として交流し、組織化されていきました。神田の学生街は日本屈指の文教地区となり、書店街として栄えました。

その神田の最も中心的な位置にキャンパスを構えていたのが専修大学です。当時の専修学校は法律科と経済科の2学科を持ち、後の総合大学へ拡充する基盤が既にありました。

法学部のある神田キャンパスには商学部が生田キャンパスから移転し、国際コミュニケーション学部も新設されるなど、専修大学の新たなメインキャンパスとして注目を集めています

この点からも専修大学の「看板学部」は法学部と言えます。

法学部の受験科目

試験の形式受験科目科目の詳細
一般選抜試験
(法・前期全学部)
3教科
/300点満点
<必須2科目>
・国語※(国語総合・現代文B):100点
※漢文は除く
・外国語※(コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II):100点
※外検は得点換算

<選択1科目>:100点
・地歴(世界史B・日本史B・地理Bから選択):100点
・公民:政治・経済:100点
・数学:数Ⅰ・数A・数Ⅱ・数B:100点
(数Bは数列・ベクトル)
一般選抜試験
(法・全国入試)
3教科
/300点満点
<必須2科目>
・国語※(国語総合・現代文B):100点
 ※漢文は除く
・外国語※(コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II):100点
※外検は得点換算

<選択1科目>:100点
・地歴(世界史B・日本史B・地理Bから選択):100点
・公民:政治・経済:100点
・数学:数Ⅰ・数A・数Ⅱ・数B※:100点
(※数Bは数列・ベクトル)

一般選抜試験
(法・
前期個別A方式)
3教科
/300点満点
<必須2科目>
・国語※(国語総合・現代文B):100点
 ※漢文は除く
・外国語※(コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II):100点
※外検は得点換算

<選択1科目>:100点
・地歴(世界史B・日本史B・地理Bから選択):100点
・公民:政治・経済:100点
・数学:数Ⅰ・数A・数Ⅱ・数B※:100点
(※数Bは数列・ベクトル)

一般選抜
(法・後期)    
3教科
/300点満点
<必須2科目>
・国語※(国語総合・現代文B):100点
 ※漢文は除く
・外国語※(コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II):100点
 ※外検は得点換算

<選択1科目>:100点
・地歴(世界史B・日本史B・地理Bから選択):100点
・公民:政治・経済:100点
・数学:数Ⅰ・数A・数Ⅱ・数B※:100点
(※数Bは数列・ベクトル)


                    
共通テスト利用
(法・前期3科目)
3教科
3~4科目
/600点満点
<必須2科目>
・国語:200点
(近代以降の文章150点。古文50点。漢文を除く)
・外国語※:200点※
(※英・独・仏・中・韓から1)
(※リスニング50点あり)

<選択1科目>:200点
・数学(数I・数IA・数II・数IIB・簿記・情報から選択):200点
・地歴(世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択):200点
・公民(現社・政経・倫理・倫理政経から選択):200点
・理科:200点
(基礎:物基・化基・生基・地学基から2科目選択)
 または(発展:物・化・生・地学から1科目選択)
共通テスト利用(法・前期4科目)4教科
4~5科目
/800点満点
<必須2科目>
・国語:200点(近代以降の文章150点。古文50点。漢文を除く)
・外国語※:200点※
(※英・独・仏・中・韓から1)
(※リスニング50点あり)

<選択1科目>:200点
・数学(数I・数IA・数II・数IIB・簿記・情報から選択):200点
・理科:200点(基礎:物基・化基・生基・地学基から2科目選択) または(発展:物・化・生・地学から1科目選択)

<選択1科目>:200点
・地歴(世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択):200点
・公民(現社・政経・倫理・倫理政経から選択):200点
共通テスト利用
(法・後期4科目)
4教科
4~5科目
/800点満点
<必須2科目>
・国語:200点
(近代以降の文章150点。古文50点。漢文を除く)
・外国語※:200点※
(※英・独・仏・中・韓から1)
(※リスニング50点あり)


<選択1科目>:200点
・数学(数I・数IA・数II・数IIB・簿記・情報から選択):200点
・理科:200点
(基礎:物基・化基・生基・地学基から2科目選択) または(発展:物・化・生・地学から1科目選択)

<選択1科目>:200点
・地歴(世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択):200点
・公民(現社・政経・倫理・倫理政経から選択):200点
共通テスト利用
(法・学部個別AS方式)
1教科
1科目+
個別試験

計400点満点
<共通テスト1科目>:100点
・国語:100点
(近代以降の文章75点。古文25点。漢文を除く)
・外国語※:100点※
(※英・独・仏・中・韓から1)
(※リスニング25点あり)
・数学(数I・数IA・数II・数IIB・から選択):100点
・地歴(世A・日A・地理A・世B・日B・地理Bから選択):100点
・公民(現社・政経・倫理・倫理政経から選択):100点

<個別試験必須2科目>:200点
・国語※(国語総合・現代文B):100点
 ※漢文は除く
・外国語※(コミュ英I・コミュ英II・コミュ英III・英語表現I・英語表現II):100点
※外検は得点換算

<個別試験選択1科目>:100点
・地歴(世界史B・日本史B・地理Bから選択):100点
・公民:政治・経済:100点
・数学:数Ⅰ・数A・数Ⅱ・数B※:100点
(※数Bは数列・ベクトル)

※入試の詳細は、大学のホームページでご確認ください。

https://www.senshu-u.ac.jp/admission/shikenseido/

「看板学部」に負けず劣らずの学部とは!?

歴史と伝統の「看板学部」に対して、入試の難易度でトップの学部もあります。

歴史や伝統がそれほどのものでないけれど、現在の人気はピカ1という学部のほうが、受験生には気になるかも知れません。

実際に就職活動で好調な学部は、今後もっと人気を集め、受験志願者が増えることで倍率が上がり、それに伴い難易度も上がるなど、実質的に「看板学部」に負けず劣らずの強力な学部になった所もあります。

それでは「日東駒専」の中で強力な学部を見ていきましょう。

<日本大学:芸術学部>

日本大学の中でも突出した人気を誇るのが「芸術学部」です受験倍率が非常に高く、数十倍と言われています

日本大学には有名な学部学科で受験者数の多い所があるものの、あまり知られていない、あるいは都心ではないキャンパスの学部学科があり、学部によって人気の差が激しい傾向があります。

その中で「日芸」と呼ばれて多くの志願者を集める芸術学部は、特に有名で、際立った存在感があります。

写真、映画、演劇、放送、音楽、美術、デザイン、文芸の8学科がありますが、どの学科もその道のプロを多数輩出しています

<東洋大学:国際観光学部>

東洋大学は近年、新しい学部の人気が高まっています。特に「国際観光学部」は観光分野の学部では立教大学に次ぐ位置づけにあり、年々レベルが高くなっています

学部の再編成を進めた2017(平成29)年、新たに国際学部、情報連携学部と共に、国際観光学部が誕生しました。また、文学部に国際文化コミュニケーション学科も開設されています。

国際社会と情報社会が進行する現代に適応する学部学科を設置するのも大学としては重要な意義を持ちますが、キャンパス移転も含めて大胆に変革した東洋大学はその代表格と言えます。

<駒澤大学:GMS学部、仏教学部>

駒沢大学は、近年の流れに乗ってグローバル・メディア・スタディ学部が人気上昇を続けています

国際+情報のいいとこ取りの学部だけに、ただ名前のカッコ良さだけではなく内容も濃いハードな勉強が待っています

もっとも、開学からの由緒ある学部として仏教学部も非常に有名です

仏教学部の教授陣は東京大学や京都大学の出身者が多く、また大学院生も東京大学や京都大学、早稲田大学、慶應義塾大学など日本を代表する大学の卒業生がゴマンといます。

それだけ駒沢大学の仏教学部は国内で貴重な存在ということです。

<専修大学:商学部>

専修大学には法学部と並ぶ学部で「商学部」があります

大学OB・OG、企業の人事担当者なども、専修大学には商学部と経済学部があるので必ずしも法学部が看板学部とは言い切れない、という見解もあります。

かつての「神田五学校」は法律を学ぶ学校として時代の最先端を行く学校でしたが、専修学校(現在の専修大学)は法律学だけでなく経済学も学べる学校でした

それだけに、商学部も経済学部も専修大学を代表する名門の学部になりますが、生田キャンパスからメインの神田キャンパスへ移転した「商学部」に注目が集まります

日本大学芸術学部

まとめ

今回は、「日東駒専の看板学部とは?大学別にマナビバ調査!」のテーマで書き進めました。

正直なところ、他にも人気のある学部、将来有望な学部、非常に長い歴史と伝統を持つ学部が幾つかあり、選考するのに悩ましい面がありました。

それくらい「日東駒専」には受験生にオススメしたい学部が多数あります。受験生の間でも、お互いに併願し合って倍率が高まり、どこも激戦の様相を呈しています。

「看板学部」やそれに次ぐ学部、は飽くまでも進学先の候補を決める参考材料です。現に多くの人たちが「看板学部」を目指してきました。

確かに「看板学部」へ入るのがオススメではありますが、自分に向いているかをよく考えずにネームバリューに引っ張られては本末転倒です。自分の将来や得意不得意を見極めて、受験校を選びましょう。

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