速読の効果はさまざまな場面で紹介されています。 読書スピードを上げる以外にも、下記で紹介する受験や社会人になってからも役立つことも。 下記では高校受験にスポットを当てて、速読の効果を紹介します。 実際に速読によって変化を感じてくれた生徒の具体例があるため、より効果を実感しやすいでしょう。
「国語の長文を読むのが速くなった!」
私の悩みは国語の長文を読むのが遅いことでした。 とにかく速く読むことが苦手で、問題を理解するのに試験時間の半分を使ってしまうことも。 こうなると、正解を考える時間はほとんどなく、古典の問題に手を付けられないということも多かったです。 テストの点数も上がらず、もう現代文は捨てて古典に専念しようと考えたことが何度もありました。 当時は現代文は3~4割ほど、古典は7割ほどでした。 そこで出会ったのが速読です。 最初はあまり変化を感じることができず、このまま続けて良いのかと悩みましたが、数か月経った頃でしょうか。 以前よりも余裕をもって問題を解けるようになったのです。 偶然かなとも思ったのですが、確実に時間配分に余裕が出来ました。 今では、現代文と古典バランスよく解くことができるように。 テストの点数も伸びて、現代文は約7割、古典は約8割まで伸びました! (中3・ YKさん)
■速読効果の解説
速読をマスターすれば、文章を読み解くスピードが上がり、問題を解く時間と見直しに時間を充てられます。 彼のように文章を速く読めず苦労しているという悩みが明確であれば、速読習得により問題を解決することができます。 また、速読トレーニングを行えば、全体把握能力も身につきます。 これにより、難易度によって自分が解くべき問題を俯瞰して認識することができ、より得点しやすい問題を優先して解けるようになったことも考えられます。
「面白いくらい成績が上がった!」
よく見る!よく読む!ってことが苦手で、テストではケアレスミス連発、、テストが返ってきてくだらないミスばかりで落ち込む日々、、 そんな私を救ってくれたのは速読でした! ただ速く読むだけではなく、早く正確に読み取る力が身につくので、問題文の隅々までしっかり読み、理解して、問題を解くクセがつきました。 速読を始めてから、速く読み取る力だけではなく、記憶力や思考力も鍛えられているようで、英単語の暗記も、読解問題も、以前よりもスムーズに進むようになりました。 速読と出会う前と、後ではテストの手応えが全然違います。面白いくらい成績が上がったので、友達にも勧めまくっています(笑) (中3・森田一樹さん)
■速読効果の解説
彼の悩みはケアレスミスが多いということ。 時間をかけてゆっくり考えてみると正解していたはずの問題で点数を落としてしまうのはもったいないですよね。 しかし試験となると時間との勝負です。 速読によって読むスピードと読み取る力がアップした、速読トレーニングによって解決された良い例です。 また問題文を速く読めるようになっただけでなく、記憶力が向上したことも実感できています。 速読トレーニングは記憶力も向上するため、何度も見返すことなくスラスラ読めるようになり高得点に繋がったと考えられます。
「読むスピードも記憶力も向上」
やり始めて少ししか経っていないけれど最初より少しずつ読むスピードや脳の処理速度が上がっています。 記憶力も最初より多い量を覚えることができてきました。 これからも続けたらもっと上がると思うので続けていきたいと思いました。(中3・平中結音さん)
■速読効果の解説
先にも述べた通り、速読トレーニングは記憶力も向上します。 これはもちろん、暗記系科目の社会や理科にも応用できます。 彼女は、英文を少ない回数で理解できるようになっただけでなく、社会や理科も得点が上がったと言っています。 これは速読トレーニングの効果を無視できないでしょう。
「受験勉強の効率も向上!」
毎日30分くらいやるだけで記憶力や速読、速聴が少しずつ上がっていった。 普通に勉強するよりも、速読の方が覚えやすく、苦手な単語の暗記も覚えられるようになってきた。 電車の中や、暇な時などに気軽にできていいと思った。(中3・吉田晴菜さん)
■速読効果の解説
速読トレーニングの効果として、効率が上がるというものもあります。 彼女のように速読の方が記憶する勉強が捗るという声も多くあります。 集中して短時間で勉強することで勉強効率が上がります。 試験中にも問題文が速く読めるようになると、その分見直しの時間に割けるためケアレスミスを防げます。 試験勉強では何度も復習できるでしょう。また、集中力の向上も速読効果の1つです。 脳には、思考力や決断力などを司るワーキングメモリがありますが、速読をすればこの機能が向上することが分かっています。
まとめ
速読は上記で紹介した受験以外にも、さまざまなシーンで使えるスキルです。
高校・大学と進学して書籍を読む際にはもちろん、社会人になっても仕事で役立つこと間違いなしです。
小・中学生という若いころから身につけれれば、より効果的な場面が増えるため効果的です。