マナビバ式暗記学習法
英単語100語1週間で覚えなさい‼︎と学校の先生に言われて、あなたは1週間後にいくつの英単語を覚えていられるだろうか。
マナビバ式学習法と記憶術は暗記や学習するにあたり、少しでも生徒の学習効率を上げることを目的として生徒たちに伝えている技術の一部を公開したい。
暗記がとても得意で、絶対の自信がある生徒はほとんどいない。また、今20語の英単語を覚えて、20分後に聞いたら80%程度の解答が出せる生徒はいるが、2ヶ月後に覚えている生徒はほとんどいない。
あなたは記憶が苦手ではないのです。
記憶を定着させるためのコツや技術を知らないだけなのです。
心理学上のトリックや脳科学の最新技術を活かし、学習をすることで自信を取り戻し、成績を上げていただきたい。
多くの生徒は「自分は記憶力が悪い人間なんだ」「暗記が苦手だ」と感じているのは、断言します。ただの自己暗示です。漢字テストや英単語、理科・社会などの暗記科目は代表格としても、広い意味でいえば英語と数学も暗記の連続です。
記憶のメカニズム
そもそも、「脳」は忘れるようにできています。一生懸命覚えても、時間の経過とともに大半が忘れてしまいます。1週間後には80%近くが忘れるようにできているのです。これを解決する方法は、「復習のタイミング」を工夫することが重要です。
有名なのはエビングハウスの忘却曲線です(参照はこちら)。
復習のタイミングをお伝えします。1番最初の復習は覚えてから、「1時間後」「3日後」「1週間後」のタイミングがベストです。それも、短時間で何度も短時間の間に複数回目を通すことが重要です。1度見たら、目をつぶり、頭の中で記憶できているかを確認するため、思い出す作業を何度もするのです。この作業を3回のタイミングで複数回短時間にするのが最も効率良いのです。
色彩記憶法
記憶には4段階あります。段階別に色分けすると、記憶力が最大化し、最大の効果を発揮するので是非、活用することをオススメします。
- 青…見たことも聞いたこともないもの
- 黄…見たことはあるが、わからないもの
- 緑…見て3秒でわかる。うろ覚えのもの
- 赤…見てゼロ秒でわかるもの
記憶の順番としては、青→黄、黄→緑、緑→赤にしていくことが大切です。
暗記のコツは「色」を使って、右脳を活性化させることです。右脳と左脳の違いは何か?というと、
左脳…言語。論理を司る。容量は小さい。
右脳…映像・イメージを司る。容量は大きい。
ということです。右脳は映像を司っているので、「色」に反応します。つまり、「色」を制する者が、右脳を制す!ということなのです。
暗記項目を覚えるコツは「青のボールペン」を使うこと!
青は気持ちを落ち着かせる色=集中力を高め、記憶力の向上になります。
重要単語や英単語の勉強には、青色が最も効果的な色になります。
それを何度か書いて、複数回短時間に復習をするのが最も効率の高い学習法であり、気持ちを落ち着かせる色なので、効果的なのです。
この「青のボールペンを使う習慣をつける」のが効率の良い記憶方法の第一歩であり、これだけで記憶力は普段の30%向上します。つまり、1分間で英単語をできるだけ覚えようとした時に、黒のボールペンで勉強した時は20語だったのに対し、青のボールペンで勉強すると26語覚えられるのです。このポイントを知っているのであれば、青のボールペンを使って勉強しないと大きな損をしたことになります。
今すぐ、暗記科目は青のボールペンを使って勉強しましょう!