小学生の3年辺りの早い段階から取り組む中学受験。
全国トップの開成中学校や灘中学校などを狙う生徒は、小1や小2から中学受験の塾に通って勉強している人もいるぐらいです。
中学校は義務教育ですが、中学受験をして中高一貫校に入ることにより、地元の中学校とは違ったメリットがたくさんあります。
北海道に住んでいるのであれば、やはり北海道内での中高一貫校が気になりますよね?
札幌の中高一貫校を調べよう!
今回は札幌の中高一貫校にはどんな学校があるか知っていきましょう。
札幌の中高一貫校は以下の通りです。
偏差値ランキングで見ると、偏差値が65以上のところから47ぐらいのところまでさまざまです。
国公立も私立もレベルの高いところから優しめの学校まで、色々とあります。
最近、全国的には中高一貫校に人気が出てきていますが、北海道の中学受験事情はどうなのでしょうか?
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北海道の中学受験事情と中高一貫校のカリキュラムとは?
先程ご紹介しましたように、札幌には国公立、私立を合わせて8校の中高一貫校があります。
最近、北海道内でも中高一貫校に入れる動き、つまり中学受験をさせる動きが出てきています。
中高一貫校は一般的な中学の3年間とは違い、教育カリキュラムを6年間で設定しています。
将来的には国立私立関わらず、難関大学への進学を見据えた受験カリキュラムが整っているのです。
大体の中高一貫校は5年間で教育カリキュラムを終了し、残りの1年間は受験対策という学校がほとんどです。
一般的な中学3年間、高校3年間を経て、大学受験をするより、1年間早めに受験内容を終了することで、大学受験への準備を先にすることができるのです。
高校受験とは違い、大学受験は範囲も広く、内容も濃いですし、科目数もかなりあるので早めに取り組んだ方が良いからなのです。
さらに2020年度からはセンター試験から共通テストに変わり、記述量がかなり多くなっていきます。
大学入試の中でも肝となる英語や数学などの応用問題の対策にもしっかり取り組んでいるのが、中高一貫校の特徴でもあります。
中学受験のメリットとは?
一言で言うと、一般的な地元の中学校と比較すると質の高い授業が受けられるということです。
同じ中高一貫校に通う友人は志が高い人が多く、先生たちもかなりレベルの高い授業をする環境です。
大手塾講師や予備校講師などを呼んで授業を行う学校もあり、塾いらずと言われるのも頷けます。
質の高い授業を受ければ、難関大学への道が開かれやすくなります。
また、難関大学へ進めば、将来の職業や就職先もエリートコースが待っています。
それには当たり前の話ですが、まず中学受験を成功させなければなりません。
中学受験の勉強は通常の小学校の授業内容とは全く違うので、中学受験専門の塾か家庭教師などで別に勉強しなくてはなりません。
学校独自の試験傾向があり、その傾向をしっかり把握すれば合格が掴める仕組みなのです。
中学受験のデメリットとは?
中学受験はメリットがたくさんありそうですが、デメリットも存在するのでしょうか?
中学受験のデメリットはいくつかあります。
まずは、これは両親に話になりますが、大変お金がかかります。
中学受験の塾や家庭教師代、それも小学校3・4年生ぐらいからスタートするので、3年分の塾代、中学受験の受験料、中高一貫校の入学金や授業料などかなりの経費がかかるのです。
例えば、学校によりますが、中高一貫校の1年間の学費は約50万円~100万円です。
6年間の最大値で計算すると、約600万円になってしまいます。
なかなか家計に余裕がないと中学受験は厳しいかもしれません。
ただ、今は国や地方、学校自体からの奨学金制度などもあるので、成績が優秀であれば授業料などの免除を受けられる場合もあります。
次に、変なエリート意識や人との格差を生んでしまう可能性があります。
中高一貫校に通っていることだけをステータスにしてしまったり、人を学力や偏差値だけで見るようになってしまう子どももいます。
そして、小学生の間の半分以上の時間を中学受験の勉強に費やしますから、もし中学受験に失敗した時に過度な挫折感を味わってしまうかもしれません。
また、自分に自信がない子どもに育ってしまう可能性もあります。
中学受験は最終到達点ではなく、通過点であること、失敗した時は公立の学校で今までの受験勉強の成果を使って、成績向上に努めることなどを先に話しておいてあげてください。
偏差値の計算方法や偏差値を上げるための戦略を紹介しています!
まとめ
中学受験は大学進学への通過点に過ぎません。
地元の公立中学校と比べると、大学合格への近道になるのです。
中学受験で学習した内容は、公立中学で習う内容も含まれていますから、たとえ失敗しいたとしても決して無駄にはならないのです。
親子で一緒に二人三脚で頑張っていかれれば、中学受験は大学進学への有効な手段となります。
「少しでもチャレンジしてみたいな!」と思ったら、まずは諦めずに挑戦してみてください!
色々な意味でいい経験になりますし、今後の学習の道しるべにもなります。
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